オダギリジョーのドラムに注目。「この世の外へ/クラブ進駐軍」が完成
2003年12月9日 12:00

第2次世界大戦直後の東京を舞台に、それぞれの思いを抱えた若者達がジャズを通して希望を見出していく姿を描いた「この世の外へ/クラブ進駐軍」。公開に先立ち、12月8日、渋谷公会堂(東京・渋谷)にて完成披露試写会が行われ、阪本順治監督、主演の萩原聖人、オダギリジョーらが出席し舞台挨拶を行った。
62年前の同日は、奇しくも真珠湾攻撃によって太平洋戦争が開戦した日。それについて阪本監督は「(披露試写の)会場を押さえることで精一杯だったので、そのことは後で知った(笑)」とした上で、「敗戦後、アメリカ軍が進駐する中で、コカ・コーラもハンバーガーもこの時代の人たちが最初に口にした。昔の話だと思わずに、現在につながる物語として観てほしい」と、若い世代の観客にアピールした。
また、劇中ではジャズ・セッションのシーンが見どころの1つだが、以前ドラムを叩いていたオダギリジョー、ミュージシャンが本職のMITCH(トランペット担当)以外は、楽器演奏は初体験だったとのこと。メンバーたちはかなりの練習を積んだようで、オダギリは「普通の音楽映画は指と音が合っていないことが多いが、本作はその点をかなりリアルに見せることができた」と自信を覗かせた。04年2月7日よりロードショー。
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