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村上春樹原作に宮沢りえ主演。「トニー滝谷」は不思議な映画?

2003年10月7日 12:00

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(左より)イッセー尾形、宮沢りえ、市川準監督
(左より)イッセー尾形、宮沢りえ、市川準監督
村上春樹の同名短編小説(文藝春秋刊「レキシントンの幽霊」に収録)を映画化した「トニー滝谷」の製作発表が、10月6日、東京古書会館(東京・神田小川町)にて行われ、監督の市川準、主演のイッセー尾形宮沢りえが出席した。
国民的作家の村上春樹だが、これまで映画化された主な作品は、長編が「風の歌を聴け」「森の向こう側」の2本、短編映画を合わせても4本と少ない。本作は、短編小説をもとにした長編映画だが、市川監督が8年前から温めていた企画だ。「村上さんの小説はとてもシンプルで、映像化にあたり、リアルなものをどんどんマイナスしていくというイメージが浮かんだ」と語る監督は、今回、原っぱの上にステージを組み、ほとんどのシーンをそのステージ上で撮影するという異例の手法を取った。それにより「“映画と舞台の中間”のような不思議な作品」になったという。主演の尾形、宮沢はそれぞれ1人2役を演じ、登場人物もほとんど彼らだけ。普段から1人芝居で知られる尾形も「今回は自分で意図したものでは駄目。作為的でない、自然なものが求められたから難しかった」とし、宮沢も「自然にそこにいる感じ……というのは難しかったけれど、毎日様子が変わるステージに立つと想像力が広がった。2役については、台本を読んだとき私の心の中に2人がいると感じたから、難しいというより楽しかった」と語った。本作は既に撮影を終了し、現在は編集作業中。04年に公開予定。

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