ユニバーサル・ピクチャーズ売却。売り先は?
2003年9月9日 12:00
去る9月3日、フランスのメディア企業ビベンディが、傘下の映画会社ユニバーサル・ピクチャーズを含む米国の娯楽事業部門を、米3大ネットワークのひとつ、NBCに売却する方針を発表した。ビベンディは過剰投資が原因で経営が悪化し、これまでユニバーサル・ピクチャーズの売却先を探していた。
発表によると、NBCの親会社であるゼネラル・エレクトリック(GE)とビベンディが、ユニバーサル・ピクチャーズほかとNBCの合併会社を設立、GEが株式の80%、ビベンディが20%を保有する。GEからビベンディには、38億ドル(約4560億円)が支払われる。新会社の傘下には、日本でもテーマパークを展開するユニバーサル・スタジオも含まれており、売上高は130億ドル(約1兆5600億円)に達する見込みだ。最終的な合意は、9月末の予定。これが確定すれば、日本(松下電器産業)→カナダ(シーグラム)→フランス(ビベンディ)と、“世界を渡り歩いた”ユニバーサル・ピクチャーズは、再び米企業の傘下に戻る。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント