「ヒース・レジャーはクレイジーだ!」シェカール・カプール監督来日
2003年7月8日 12:00

19世紀末のイギリスで、戦争に行くことを拒んだため、恋人や友人から臆病者を意味する白い羽根を送られた主人公が、国や名誉のためではなく、愛する人たちを救うために砂漠を越えていくというストーリーで、ヒース・レジャー、ウェス・ベントレー、ケイト・ハドソンら、次世代のハリウッドを担う3人が競演する本作は、リアリティを大切にするためロケに拘ったが、砂漠で戦うシーンが多く、撮影には大変苦労した様子。「雨でセットが無くなったり、馬が走るとひどい埃が舞き上がったり。また、リハーサルをすると砂に足跡がついてしまうから、リハーサルごとに場所を変え、1日が終わるとかなりの距離を移動するんだ。そうして、元の場所に帰る途中には迷子になったり、忘れ物をしてヘリコプターで取りに戻ったり大変だったよ」と苦労を語った。また、主演のヒース・レジャーについては「彼はクレイジーだよ(笑)。砂漠での戦闘シーンで、落馬してから100頭の馬の中を走り、他の馬に乗るシーンがあったんだが、彼は自分でやると言う。私が『もしかしたら死ぬかも』と言ったら、『それを映画に使えばいいよ』と言うんだ。現場では保険会社が目を光らせているから、危険なシーンを役者にやらせることはできないんだが、今回は内緒で撮影、非常にエキサイティングだったよ。でも、ハリウッドの偉い人には『再びこんなことをしたら、ハリウッドで仕事ができなくなるぞ』とお叱りを受けたけどね」。「サハラに舞う羽根」は今秋、みゆき座ほか全国東宝洋画系にてロードショーされる。
関連ニュース



「BETTER MAN ベター・マン」500人のダンサーと挑んだ圧巻のパフォーマンスシーン公開 マイケル・グレイシー監督「私の人生でも最高の瞬間でした」
2025年2月21日 10:00
洋画 新着動画



映画.com注目特集をチェック

ミッキー17
【史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】転職したら“死ぬ→生き返る→死ぬ→生き返る”…無限労働だった話
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画料金は高すぎる…!?
【そんな人に朗報】衝撃の価格破壊!! 2000円→750円になる“神・裏ワザ”教えます
提供:KDDI

「イノセンス」4Kリマスター版
【いま観ずに、いつ観る?】公開20周年記念、劇場“初”公開!“究極”の「イノセンス」が解放される
提供:TOHO NEXT

石門
就活中に妊娠、卵子提供のバイト、生活に困窮…壮絶、しかし共感する驚愕体験【100%超高評価作】
提供:ラビットハウス

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

異常な映画みつけました
【クレイジー】壮大VFXを監督がほぼ1人で製作、完成に12年、正確に言うと未完成…面白すぎる
提供:Henge