マドンナ、新曲ビデオの放映を自粛
2003年4月8日 12:00

過激なプロモーション・ビデオでこれまで世間を何度となく挑発してきたマドンナが、最新シングル「アメリカン・ライフ」のプロモーション・ビデオのテレビ放映を自粛した。このビデオは、戦争の残酷さを訴えるメッセージ性の強いもので、傷ついたイラクの子供たちの映像も含まれているという。また、マドンナがブッシュのそっくりさんに向かって手榴弾を投げるシーンがあり、反戦・反ブッシュを全面に打ち出したものだ。これまでマドンナの過激なビデオが放送禁止になることはあったが、マドンナ自らが自粛するというのは初めてのケース。
現在、アメリカ国内では戦争の支持率が高いため、反戦や反ブッシュを訴え、バッシングを受けるケースが続出している。先日も、カントリー・グループのディキシー・チックスが反ブッシュを訴え、コンサートのボイコット運動やレコードの不買運動に発展。現在、彼女たちの曲をかけるラジオ局はほとんどない。
マドンナは今回の自粛について、次のような声明を出した。「私は新曲『アメリカン・ライフ』のプロモーション・ビデオの発表をしないことにしました。このビデオは、現在行われている戦争の開戦前に撮影されたものですが、この時期に放映するのは不適切だと判断しました。現在の緊迫した世界情勢を考慮し、また、軍事行動にたずさわる人々とその家族への配慮と敬意を表するために、この決断に至りました。私は平和的な解決を支持し、祈っています。このビデオの本来の意図が誤解され、それによって人を傷つける危険を冒したくないのです」
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