ポランスキー監督がオスカーに感謝のコメント
2003年4月1日 12:00

「戦場のピアニスト」のロマン・ポランスキー監督が、アカデミー監督賞受賞の報告を受けて、感謝の辞を述べた。
「この作品を評価していただいたことに、たいへん感激しています。これは私の人生に深く関わりのある出来事を描いたもので、これらの経験を通じて私は、芸術は痛みを癒せると理解するに至りました。今でも、芸術はその力を持っていると私は信じています。素晴らしい賞を与えてくださったアカデミー会員のみなさんに、心から感謝します」
ポランスキー監督は78年、未成年者に対するわいせつ行為で実刑判決を受ける直前にフランスに逃亡して以来、同国で亡命生活を送っており、アメリカへ入国すれば直ちに逮捕されてしまうため23日の授賞式には出席していなかった。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース




【パリ発コラム】クローネンバーグ特集が活況のシネマテーク・フランセーズ、ベルトルッチ「ラストタンゴ・イン・パリ」は上映中止に…フランス映画界の性暴力問題が再燃
2025年2月2日 14:00
オリジナル 洋画 コラム

