レクター博士は逃亡中?「レッド・ドラゴン」来日会見
2003年1月28日 12:00

「羊たちの沈黙」「ハンニバル」に続く“レクター”シリーズの最新作であり、86年に原作を映画化した「処刑グラハム/凍りついた欲望」のリメイクでもある「レッド・ドラゴン」。公開に先駆け、主演のエドワード・ノートン、監督のブレット・ラトナー、製作のディノ・デ・ラウレンティス、マーサ・デ・ラウレンティス夫妻が来日し、パークハイアット東京(東京・新宿)で記者会見を行った。
レクターのそっくりさんが拘束衣姿で登場、というパフォーマンスで始まった会見。原作者トマス・ハリスが初めてレクターを登場させたシリーズ第1作の映画化、言わば“エピソード1”ともいえる本作だが、製作者のラウレンティス夫妻は「シリーズものとしてでなく、1つの作品として観てほしい」と話し、ラトナー監督は「キャラクターの人間性や人間関係に焦点を当て、見えない、見せない恐怖を強調した。元FBI捜査官を演じたノートンは「(元上司役の)ハーベイ・カイテルと共にFBIで実際にプロファイリングを学んだ」と役作りについて話した。日本への留学経験もあるノートンは、質問にも時折日本語で答え、突如「オコノミヤキ、スキデス!」と茶目っ気たっぷりの発言も。一方、出演理由の1つとして「トニー(・ホプキンス)との共演」を挙げ、「とても真摯な人で、こちらの提案も受け入れるし提案もしてくれる。悪いところが1つもない」と最大級の賛辞を贈った。監督も「映画史に残る“レクター”役のトニーを演出できたことは特に光栄」と、ナイトの爵位を持つ名優との共同作業を楽しんだようだった。今回は、残念ながら来日しなかったホプキンスだが「皆さんは『レッド・ドラゴン2』や『ハンニバル4』があるか気になっていると思いますが、ディノの製作で『ハンニバルVS ゴジラ』だったら演ります(笑)」とのメッセージを監督が伝えた。「レッド・ドラゴン」は、2月8日よりロードショー。
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