「二つの塔」、世界各国でプレミア
2002年12月17日 12:00

「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」の公開に先駆けて、世界各国でプレミア上映が行われた。ニューヨークを皮切りにスタートしたプレミア上映は、ロンドン、コペンハーゲン、シドニー、ウェリントンと回り、12月10日に実施されたパリでは、25億円を投じた映画史上最大の披露試写会が行われた。
会場となったグランレックス・シネマは、パリ最古の映画館。イライジャ・ウッド、リブ・タイラー、アンディ・サーキスら出演者陣のほか、世界32カ国から2500人を超える映画関係者や取材陣がつめかけた。イライジャは、「20歳も過ぎたし、大人っぽくなりたくて」と頭を丸刈りにした姿で登場。レッド・カーペットに集まったファンらに丁寧にサインをし、上映開始が1時間近くも遅れるほどの大サービスだった。
「ロード・オブ・ザ・リング」3部作の総製作費は340億円。2作目にあたる「二つの塔」ではその半分以上を投じただけあって、前作よりもスケールアップした映像が見物。特に戦闘シーンは圧巻で、あまりにもリアルな描写に悲鳴もあがったという。
上映後は、エッフェル塔の対岸に位置し、世界遺産にも指定されているシャイヨー宮でパーティーを開催。普段は博物館として使用されているシャイヨー宮が映画のプレミアに使われるのは初めての試みで、外壁に映画を映し出すという粋な演出も。さらに、仏政府の協力により、白(正義)の勢力を象徴するイメージとして対岸のエッフェル塔もライトアップされた。
イライジャやリブたちは「来年、日本にも行くよ」と来日を確約。日本ヘラルド映画によると、2月中旬にも主要キャストを招聘し、大規模なキャンペーンを実施する予定という。
18日に全米公開を迎える「二つの塔」は、日本では2003年2月、全国公開される予定。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ミッキー17
【史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】転職したら…死んで生き返る“無限労働”だった!?
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画館は高すぎる!?
【そんな人に朗報】衝撃の価格破壊!! 2000円→750円になる“神・裏ワザ”教えます
提供:KDDI

「イノセンス」4Kリマスター版
【いま観ずに、いつ観る?】公開20周年記念、劇場“初”公開!“究極”の「イノセンス」が解放される
提供:TOHO NEXT

石門
就活中に妊娠、卵子提供のバイト、生活に困窮…壮絶、しかし共感する驚愕体験【100%超高評価作】
提供:ラビットハウス

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

クレイジーすぎてヤバい映画
【みつけました】超大作をほぼ1人で製作、撮影に7年、完成に12年…ってどんな映画!?
提供:Henge