「ザ・リング」の主演女優来日。松嶋菜々子とご対面
2002年10月29日 12:00

大ヒットホラー「リング」(中田秀夫監督)のハリウッド・リメイク版「ザ・リング」の主演を務めたナオミ・ワッツ(「マルホランド・ドライブ」)が、プロデューサーのウォルター・F・パークス、ローリー・マクドナルドらと来日、28日、東京・日比谷にある帝国ホテルで記者会見を行った。
そもそも、なぜ「リング」をリメイクしようと思ったのか? プロデューサーのパークスによれば、「『リング』のテーマは、観ると7日間で死んでしまうビデオテープ。分かりやすく伝えやすい、力強いコンセプトだ。しかし、それはあくまでもスターティングポイント。実際の映画は、この素晴らしいコンセプトを上回るものだった。エモーショナルで謎に満ちた冒険が展開していた。だから、絶対にリメイクしたいと思ったんだ」
ナオミ・ワッツは、映画を観るよりも先に脚本を読んだという。「パワフルでシンプルなストーリーに惹かれたわ。実は、日本版の『リング』は一度しか観てないの。同じ役をやるにあたって、オリジナルにとらわれすぎるのは危険だと思ったから」
オーストラリア出身のナオミの親友は、あのニコール・キッドマン。ニューヨークのプレミアで、ナオミと共に本作を鑑賞したニコールだが、「映画の中で、(私が演じた)レイチェルが叫ぶシーンがあると、さらにもっと大きな声で叫ぶもんだから、思わず猿ぐつわをかまそうかと思ったわ(笑)。上映中も『階段を昇らないで!』『そのドアを開けちゃダメ!』ってずっと喋ってて、お願いだから静かにして!って感じだったの(笑)」
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