クドカンと田中邦衛がひとつの体に?「福耳」製作発表会見
2002年10月8日 12:00

「GO」「ピンポン」の脚本家として知られる宮藤は、もともと劇団員として役者もこなしてきたが、映画の主演は初。そのことについては「ベテランの方々に支えられて、とても勉強になります。主演をオファーされたとき、自分は福耳じゃないからと言ったのだけど、それは大丈夫ということで……」と、特殊メイクでたっぷりとふくらんだ耳たぶを見せながら、照れくさそうに語った。彼が演じるフリーター、高志が、死んだばかりの老人、富士郎に乗り移られ、ひとつの体に2人が同居することになるのだが、その富士郎を演じる田中は、「宮藤くんはとても自然体で、彼から教わることが多そう。良い出会いになると思います」と宮藤を賞賛した。劇場映画には本作で初挑戦となる瀧川監督(テレビ「リング」「アナザヘブン eclipse」など)は、「老人と若者、それぞれの視点から、お互いに認め合える作品にしたい。若者は老人から知恵と経験を学び、老人は若者も若者なりに悩みを抱えていることをわかってもらえればと思う」と本作への思いを語った。本作は、去る9月25日よりクランクイン。来春の公開予定。
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