「ロード・オブ・ザ・リング」の映像が本邦初公開!
2001年7月24日 12:00
J・R・Rトールキンによる不朽の名作「指輪物語」を、「乙女の祈り」のピーター・ジャクソン監督が映画化した話題作「ロード・オブ・ザ・リング」3部作の26分間のフッテージ(場面映像)が、このほど日本のマスコミ向けに初公開された。このフッテージは、今年のカンヌ映画祭期間中に特別上映され、すでに関係者の間で話題になっていたもの。日本の配給元であるヘラルド映画の要請により、製作会社であるニューライン・フィルムのスタッフの手によって日本に持ち込まれ、23、24日の両日、五反田のイマジカに新設された試写室で限定試写が行われた。内容は、物語の主人公が暮らすのどかな村の様子に始まり、物語のハイライトである洞窟でのスペクタクルなアクションシーンがこれに続いた。未だCGI部分や音楽などが未完成ながら、映画自体の迫力とスケールを感じさせるには十分な出来で、集まった関係者たちの評判も上々だった。本作は、全米では今年から3年連続でクリスマスに、日本では来年の春休みから2004年にかけて、毎年1本ずつ公開される。