離婚闘争、ニコールの反撃
2001年5月8日 12:00

トム・クルーズが離婚を発表して以来沈黙を守ってきたニコール・キッドマンだが、法廷資料からニコール側の主張が明らかになった。去年の結婚記念日(12月24日)には2人は別れていたとトム・クルーズは主張しているが、ニコールはこれを真っ向から否定。ニコールによると、トムから離婚を宣告されたのはすでに妊娠が発覚していた2月4日のことだという。突然の知らせにショックを受けた彼女は、一緒に結婚カウンセラーに会いに行こうとトムを誘ったが、無視されてしまったのだとか。別れた日付について双方の主張が異なるのは、この点が財産分与に大きな影響を及ぼすからだ。カリフォルニアの州法では10年以上結婚していたカップルが離婚すると扶養料を払う義務があり、去年の結婚記念日はちょうど10年目にあたったのである。結婚生活が10年を越えていたかどうかで、トム・クルーズがニコール側に払う金額が大きく変わってくる。ニコールの主張を読む限り、トム・クルーズは分が悪そうだが、「何が原因かはニコールが一番よく理解しているはずだ」と、トムの弁護士は自信たっぷり。ニコール側に非があることをほのめかしている。いずれにせよ、ますます泥沼化するのは確実と言えよう。
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