ベンダース監督、老ミュージシャンに人生を学ぶ
2001年3月6日 12:00

ドキュメンタリー「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のロングランヒットも記憶に新しいビム・ベンダース監督が「今までの作品の中でも本当に好きな作品」と語る最新作、「ミリオンダラー・ホテル」を引っさげ来日。3月6日、東京・帝国ホテルにて記者会見を行った。本作は、人気ロックバンドU2のボーカル、ボノが温めていた原案を、彼の10年来の友人であるベンダース監督が映画化したもの。本作は前作「ブエナ~」でのライ・クーダーとのコラボレーションに引き続き、友人のミュージシャンによる原案が元になった監督にとって2度目の映画ということになる。「ボノが突然自分が書いた脚本を持ってきて『これを読んで、どんな監督にやってもらうべきかアドバイスしてほしい』と言ってきた。でも話し合っているうちにヤツの魂胆が分かった。最初から私に監督させるつもりだったんだ (笑)」
また「ブエナ~」が監督自身に与えた影響については、「撮影時、あのキューバのミュージシャンたちと1年間生活を共にしたが、いつも彼らの音楽の喜びの中で生きていると実感していた。『今が俺たちにとって最高の時だ』と語る彼らに老いていく自分が勇気づけられたよ(笑)」と語り、若者が主人公である本作にも「あのミュージシャンたちから学んだリラックスする楽しさを注ぎ込んだつもりだ」と語った。本作は、4月下旬よりシャンテ・シネほかにてロードショー。
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