「ハンニバル」の暴力描写、スタジオが観客に警告
2001年2月6日 12:00

アメリカでは最近、エンタテインメント業界への風当たりが強くなっている。もっとも大きな批判は、暴力やセックス描写など大人向けの内容で未成年者を搾取している、というものだが、こうした傾向に対し「ハンニバル」をリリースするMGMは対抗策に出た。映画宣伝用のプレスキットやオフィシャルサイトで、「ハンニバル」はR指定であり、17歳以下の観客に向けたものではないと必死にアピールしている。なるほど、アメリカのオフィシャルサイトにも、「強烈でグロテスクな暴力描写、ヌード、そして下品な言葉のためR指定」というロゴがしっかりと入っている。しかしメディアの暴力に批判が集まる中で、「ハンニバル」が挑発的な映画であることは確か。公開後、規制派の政治家たちがどんな動きを見せるか注目したい。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース



ファッションにおける心理学、社会学が存在する伊賀大介氏の仕事 「ジョゼと虎と魚たち」から近作「PERFECT DAYS」「地面師たち」をチェック【湯山玲子コラム】
2024年12月15日 11:00
オリジナル コラム


映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント