ロバート・ダウニー・Jr.、お先真っ暗
2000年12月12日 12:00
去る11月25日、パーム・スプリングスのホテルにおいてドラッグ所持で現行犯逮捕されたロバート・ダウニー・Jr.は、1万5000ドル(約160万円)の保釈金を払って保釈されたが、12月27日には公判に出廷することになっている。有罪が確定すれば、4年8カ月の懲役処分となる見通しで、ハリウッドではその影響が早くも出始めている。「氷の微笑2」の出演が絶望的となったことは前回もお伝えしたが、これに続いて降板確実となったのは、ジュリア・ロバーツ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ビリー・クリスタル、ジョン・キューザックらと共演することになっていたロマンティック・コメディー「America's Sweetheart」。同作はクランクインを間近に控えているために、他の役者に交代することになりそうだ。代役は、「GODZILLA ゴジラ」「クレイドル・ウィル・ロック」のハンク・アザリアになる模様。今回の事件について、ハリウッドは一様にダウニー・Jr.に同情的だが、リスクが高いことから仕事のオファーは途絶えている。