世の情勢は日々変わる、立ち位置は皆違う。
震災、コロナ、地域性。3つのウッ、となる要素が軽やかに描かれている本作。
あらすじは、コロナ禍によりリモートワークになった釣り好きの西尾が、三陸に移住し地域の住民と関わっていくヒューマンドラマ。私も地元は埼玉でしがらみなく呑気に生き、憧れて石垣や沖縄で暮らした経験があるからそこわかる、よく言えばアットホーム、なんとも言えぬ地域の閉塞感。
一口で言ってしまえばそうなのだが、痺れるのは東北勢の... 続きを見る
店の主人・紅子は知っている
オープニングテーマとエンディングテーマも含めて本編9分。
昭和62年の100円玉はレアで、現在の落札価格は平均1698円なのだが、8歳の慶司にとっては100円は100円だ。
店の主人・紅子は知っている...いろいろと...。 続きを見る
いろいろと考えることが多い映画ではあるものの。
今年23本目(合計1,565本目/今月(2025年1月度)23本目)。
※ プロジェクトセカイを見てからになりますが、憲法論な論点がないアニメは見ても紹介しない扱いです。
こちらの作品は…。これもまた解釈に困るところですね。
まぁ、いわゆるリアル日本においてもいきすぎた推し行為は問題になっているわけであって、そういったことは良くないという解釈もできるし、実際の当事者視点から「こういった... 続きを見る
認知症ではなく「夢」の物語
独居老人の日常が丹念に描き出される序盤は、生活レベルの差こそあれ、役所広司の「PERFECT DAYS」のような趣きがあり、静謐なモノクロの画面と几帳面で「こだわり」に満ちた生き様に引き込まれる。
ところが、艶めかしい教え子とセックスをしそうになったり、女医からSMまがいの診察を受けたりしたことが夢だったと分かる辺りから、現実と夢の区別が曖昧になっていって、徐々に不穏な空気が流れ出す。
こう... 続きを見る
全881522件中、7381~7390件目を表示