徹底した子ども視線による「世間」でのサバイバルを描く。
原題は「Un monde」。世間とか世界とかの意味になるが、これは初等学校(ベルギーでは日本と同じ6年制の初等教育がある)に入学したばかりのノラから見た世界の全てを表す。ノラは父親と兄アベルと暮らしている。母親は離婚したのか姿は現さない。元々、狭い3人での暮らしが全てであったのが学校に行くことによってノラの世界は広がる。最初は学校の中でもアベルの姿を追い求めるノラだがだんだんと順応できてくる... 続きを見る
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私達自身の“関心”が問われている
アウシュヴィッツの悲劇を直接描くわけでもなく,かといってナチスの残虐性を描くわけでもない。アウシュヴィッツ収容所の隣で,ただただ幸せに,平凡に暮らす家族の様子が淡々と映し出されていく――。この作品をどう評価するかは,観る者の歴史観,具体的にはアウシュヴィッツに象徴されるナチスの蛮行にどれだけ“関心”を持っているかにかかっている。問われているのは私たち自身なのである。 続きを見る
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ロードムービーとロシアと
ロシアとアメリカ、ボンボンとストリッパー、ありそうな組み合わせでも掛け合わせ方が新しい感じ。
でもアカデミー賞でトップをとるほどかしら… とも。
主演のマイキー·マディソンは素晴らしい。
若いゆえの暴走で、騒いで怒って泣いてというところかな 続きを見る
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