リアルみとコメディの切ないハーモニー
金持ち御曹司に気に入られた踊り子のひと騒動。
人間臭い小ドラマが軽めのタッチで描かれるSベイカーの作風に、予算と舞台(NY&ベガス)の派手さが加味されメジャーのオーラが付加した本作。
揉めてる時のグダグダ感を意図的に等身大で見せてくるのが面白くて、嬉しい。
主演の女優さんは身も心も張ってる。「コンパートメント〜」と似た様なキャラのYボリソフもずるい感じに魅力的で印象強かった。
ひょっ... 続きを見る
鑑賞動機:アカデミー賞ノミネート10割
短編映画を目にする機会がある、しかも劇場でなんて…。アカデミー賞ノミネートが後押ししたのが大きいのだろうが。
クレイアニメ風のタッチで、日常に紛れ込んだ不思議によって、少年の世界がちょっとだけ変わる。順番も意外と大事かも。4つ目はちょっとズルいぞ。 続きを見る
随所随所で主人公リクの涙で泣きました。大切な人とのすれ違い。もしも...
随所随所で主人公リクの涙で泣きました。大切な人とのすれ違い。もしもの世界で、もがきつつ大切なことに気づいていく過程がすてきでした。 続きを見る
心にじんわりくる洋画のようなテイスト
普段ファンタジーが得意でないのですが、設定としてで、すんなり世界に入り込めました。中に描かれている内容は、地続きで、心が温かくなり、ちょっと自分の身の回りを再認識しようと思う作品でした。
監督の記事で、90年代ぐらいの洋画へのオマージュをおっしゃっていたと思いますが、まさにそのテイストを感じ取れ、それらの洋画好きの方もほっこりすると思われます。音楽と絡んでいて、シーンの切り取りも素敵なので、... 続きを見る
プロモーションが逆効果?
予告が派手な映像(絢爛豪華)だったことと製作費が邦画とは比べものにならない金額だったこともあって実際に鑑賞すると意外と地味じゃなかったか・・・?と思ってしまった。
どこにそんなにお金をかけたんだろうと本編と関係ないことが気になってしまう程度には。
あとは普通にスタミナ切れしたのな?という後半の失速具合がもったいなかった。
確かに後半も前半くらい作り込もうとすると長くなってしまってダレる可能性... 続きを見る
ジョニー・キャッシュはホアキンではない
私が初めてボブ・ディランを生で観た時には、既に電気が通ってしまってて、それはそれで良いのだけれども、出来る事なら1965年を生で体験したかったなといつも思う。 続きを見る
バットマンなき現実の世界
ラジー賞にノミネートされたらしく、どんなものか観てみた。が、実は名作だった。
ご存じ人気悪役ジョーカーを描いた作品で、前作は世界的に大ヒットだった。その2作目と言う事で期待値の大きさと、皆さんの期待にそぐわない内容が不評の理由かな。
しかし、この作品はジョーカーを描きながらもバットマンが登場しなかった前作の続きなのだ。つまりは現実世界に近い世界を描いている。
前作では精神疾患を抱え、親から... 続きを見る
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