「【"雪は頂に降る。そして変容して行く善なる心・・。"今作品はハンガーゲームを開催する意味と共に、冷徹なる為政者が生まれた哀しき原点を描いた作品である。】」ハンガー・ゲーム0 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【"雪は頂に降る。そして変容して行く善なる心・・。"今作品はハンガーゲームを開催する意味と共に、冷徹なる為政者が生まれた哀しき原点を描いた作品である。】
■独裁国家パネムでは、首都キャピトルで反乱を起こした12地区を戒めるために、毎年各地域から選ばれた若者達が戦う「ハンガー・ゲーム」が開かれていた。
ゲーム参加者の教育係となった18歳のコリオレーナス・スノー(トム・ブライト)は、第12地区より選出されたルーシー・グレイ・ベアード(レイチェル・ゼグラー)を生き残らせるために策を巡らす・・。
◆感想
・若きスノーは、アカデミーの優秀者であり、野心もあるが前半のハンガーゲームシーンでは、ルーシー・グレイを生かす為に様々な仕掛けをし、彼女を優勝に導く。
- ハラハラしながら、且つイロイロと突っ込みながら、鑑賞する。-
・ハンガーゲームで勝利したスノーであるが、仕掛けが不正と判定され、地区の護衛兵として、ルーシー・グレイが住む第12区に派遣される。
- 出会ったルーシー・グレイとの恋。そしてスノーの親友でもあるセジャナスとの再会-
・だが、ハンガーゲームで徐々に人間の心を蝕まれたスノーは、パネムを脱走しようとした地区の男女を撃ち殺す。ルーシー・グレイに心の変容を見抜かれ、彼女にも逃げられるのである。
- この辺りのストーリー展開はカナリ粗いが、鑑賞続行。-
・更にスノーは脱走の手助けをしようとした親友セジャナスを裏切り、彼は処刑される。一方、スノーは首都キャピトルに戻され、重要な役割を担う事になるのである。
<今作品はハンガーゲームの殺戮のシーンの数々にハラハラし、ハンガーゲームに依り人間性を失って行く若きスノーの姿を描いた哀しき作品である。>
そうか! と納得できた感じです。頂に降る雪を求めて、スノーは頂点に立つ為政者への道を歩んで行ったのですね。
主人公がスノーだけに上手い! と思いつつ、「雪は頂に降る」がことわざかと思い、調べてしまいました 笑