ある閉ざされた雪の山荘でのレビュー・感想・評価
全409件中、41~60件目を表示
この連続殺人事件は最初から仕組まれていたのか? 見ている最中にはいろいろなハテナマークがよぎるが、 観終わってみればそうだったのかというそういう作品。 中条あやみってスタイルいいな。
動画配信で映画「ある閉ざされた雪の山荘で」を見た。
2024年製作/109分/G/日本
配給:ハピネットファントム・スタジオ
劇場公開日:2024年1月12日
重岡大毅
中条あやみ
岡山天音
西野七瀬
堀田真由
戸塚純貴
森川葵
間宮祥太朗
原作は東野圭吾のベストセラー小説。
劇団に所属する7人の役者たちに、
新作舞台の主演の座を争う最終オーディションへの招待状が届く。
オーディションは4日間の合宿で行われ、
参加者たちは「大雪で閉ざされた山荘」という
架空のシチュエーションで起こる連続殺人事件のシナリオを演じることに。
1日目に殺人事件が起こり、
女性の役者(堀田真由)が行方不明に。
次の日にも女性の役者(西野七瀬)が行方不明に。
壁には血痕が。
3日目には男性の役者(戸塚純貴)が殺された。
この連続殺人事件は最初から仕組まれていたのか?
見ている最中にはいろいろなハテナマークがよぎるが、
観終わってみればそうだったのかというそういう作品。
中条あやみってスタイルいいな。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
閉ざされていない、雪降ってない山荘で
原作未読。
東野圭吾なだけにストーリーは楽しめる。犯人が身内というのは何となく予想ができるが、その経緯などは人間を描いていてよかった。
とはいえ、雪に閉ざされているわけでもなく、逃げようと思えばいつでも逃げられる。舞台の主演というだけで、明らかに殺されるリスクを受け入れるとは思えない。
更に、殺されたメンバーから、犯人や動機もわかりそうな気もする。せめて雪で物理的に逃げられない環境なら、もう少し緊迫感が出たかもしれない。
ここでシェイクスピアかよ
をはじめ寒い台詞のオンパレード。
中学生が深夜に書いたポエムみたいな台詞の数々。
俳優は悪くない。
(ちゃんとした演出なら上手いはず)
原作も良い。
スタッフワークも良い。
とにかく脚本がダメダメ。
ラストに驚いた
原作を読まずに鑑賞しました。
予想と違う展開で楽しめたのが良かったです。
チラシをみて、最初から8人が一緒でこれから裏切りなどで事件が発生するのかと思っていたから予想が外れたのは少し悔しかったです笑
本当に殺人事件が起きたと思ったから殺されていなかったと知りとても驚きました。
井戸に服の破片が着いていたり本物の血が使われていたところで本当だと思っていたから細かいところまですごいなと思いました。
ラストのセリフと舞台なセリフの繋がりがいいなと思ったのと主題歌も映画とあっていると思いました。
若手俳優さん揃い踏みがよかった…!
これは映画??
原作を読んでいて
楽しみにしていましたが
期待外れ感
もっと、臨場感というか
え?犯人だれ?この先どうなるの??
みたいなワクワク感が原作にはあったのに
それがまったくなかったかな。。
役者一人ひとりは
豪華で素晴らしかったけど
淡々とした演出が
もったいなかった。
もっと本気で、
オーディションだと思って
演じてるようにしてほしかったです
せっかくの期待の若手俳優陣が
キャスト的にはバッチリで
これからを担っていく俳優さんばかり
みなさんの演技を楽しむにはよい映画でしたが
ストーリーと演出が微妙
遺体が一切出てこないのが違和感なので
なんとなく想像ついちゃいますし
緊張感もいまいち出てない
んーなんかもったいない
映画になると微妙
原作は読まずに鑑賞。
しかしながら、評論子は東野圭吾のファンであり、小説を何本も読んでいる。
この物語は、恐らく活字の中で輝ける物語であり、映画になると面白さが半減以下になると思う。そもそも、東野圭吾ワールドと映画との相性が悪いのではないかと邪推しているところである。
東野圭吾の作品は、活字の中から情景を想像し、複数に織り交ぜられた伏線を溜めていき、最後に謎が一気に解けていく爽快感が共通してある。
この映画でも、伏線が溜まっていき、最後に謎が一気に放出された感があったが、「なるほどね。」レベルの感じだった。おそらく小説を読んで得られるアハ体験よりもかなり弱いものである。
また、伏線のようで全然関係ないシーンもあった(バラバラに置かれていた靴が何故か整頓されていた)。あれは何だったのだろうか。ミステリーは、情景の意図が最後まで分からなければモヤモヤするだけである。
総じて、面白いかと言われれば「普通」という感想で、とりわけ面白い映画でもなかった。
みんな「タメ」って設定(笑)
男性アイドルって若く見えるのかな?(笑)
主要キャスト8人はみんな「タメ」と言う設定なのですが、俳優さんと生年をあげておくと
重岡大毅 1992年
中条あやみ1997年
岡山天音 1994年
西野七瀬 1994年
堀田真由 1998年
戸塚純貴 1992年
森川葵 1995年
間宮祥太朗1993年
ってことで、重岡くんが一番年長なんですね。で、堀田真由よりも西野七瀬が4歳も年上ってのにも驚いた私です。それにしてもなかなか豪華なキャスティング。映画が2本撮れますね。出ているのはこの8人だけと言ってもいいでしょう。
原作をほぼほぼ忠実に映像化してくれたのは良かったです。
あと、とても面白い演出として、20年ほど前のニコール・キッドマン主演の「ドッグヴィル」のような演出。。。って、観ていない人には分かりづらいですが、それぞれの現時点での行動を真上から見せてくれるんです。ようするに部屋割り状態を真上から・・・ってわかります?(笑)
ラストのシーンは・・・
これは評価が分かれるところだろうなぁ。私はすべて「劇」としてみてもいいと思ったけど、だとしたら、最後彼女が「立ち上がって」ほしいんだけど(謎)
まぁなんか
お芝居のお芝居?
役者さんが演じる、お芝居のお芝居?でした🤭
観る前は本当に雪山の過酷な状況の中で何かをするのかな?と思っていましたが、その雪山という設定も演技で☺️最後はそうきたかー😲という感じでした☺️
この映画で私的感じた3つの問題
(完全ネタバレですので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
東野圭吾さん原作でこの力ある俳優陣の座組で面白くならない訳はないと思って見に行ったのですが、残念ながらそこまでの内容ではありませんでした。
そう感じられたのは大きくは3つの問題があると私には思われました。
1番目の問題は以下です。
探偵役の久我和幸(重岡大毅さん)は、オーディション最終日に、犯人と目されていた本多雄一(間宮祥太朗さん)が雨宮京介(戸塚純貴さん)を殺さない、との確信を持つ必要があったと思われます。
なぜなら1%でも雨宮京介が殺される可能性があるのであれば、このオーディションを最終日前に止める必要があったからです。
しかし映画の中で、オーディション最終日を迎える前に本多雄一が殺人を犯さないとの説得力ある根拠を示されているとは思えませんでした。
2番目の問題は以下です。
2日目の夜に本多雄一と久我和幸は2人をひもで結び付けて、元村由梨江(西野七瀬さん)失踪(殺害?)に関してアリバイを成立させたとの説明があります。
作品的にはこのことによって本多雄一以外の協力者がいることが判明します。
しかし、あのような簡単にほどけそうな簡易なひもの結びつけだけでは、本多雄一のアリバイが確実だとは観客の私からは思えませんでした。
そして特に作品の根幹に関わると思われる、3番目の問題は以下です。
この映画は、前の公演で役を奪われ事故で半身不随になった麻倉雅美( 森川葵さん)が主犯となり、本多雄一が協力して、笠原温子(堀田真由さん)と元村由梨江と雨宮京介を殺害して復讐しようとする物語です。
すると、麻倉雅美の犯行動機の説得力として、麻倉雅美のオーディションでの演技が、映画の観客にも説得力ある他とは違って図抜けた演技だったことを示す必要があったと思われます。
しかし残念ながら、映画の中で示された麻倉雅美の演技は、他を圧倒する優れた演技だと、観客の私には説得力を持って思うことは出来ませんでした。
なぜなら麻倉雅美のオーディションでの演技は、直線的で含みに乏しく、人間の矛盾に満ちた複雑な背景を感じることが出来なかったからです。
ただこのことは、麻倉雅美を演じた、他作品で優れた演技を度々見せている俳優の一人である森川葵さんの問題とは思えませんでした。
複雑な深さある人間の含みある演技を、この映画の飯塚健監督が考え尽くして要求しきれてなかったのが要因だと思われました。
なぜならこの映画全体を通してそれぞれの人物の描写は、含みが乏しく、多くが直線的だと思われたからです。
麻倉雅美のオーディションでの演技に説得力がなければ、この映画での麻倉雅美の犯行動機の説得力も揺らいでしまいます。
以上の大きく3つの問題が、この映画を説得力ある面白い映画にし損ねていた要因だと映画鑑賞後に思われました。
本来は魅力ある俳優陣の皆さんと、東野圭吾さん原作での座組で、この映画はもっと面白くなった可能性があっただけに、残念な内容になってしまったと、個人的には僭越思われました。
前半がタルい。でも終盤の盛り返しがエグい、と思った。 でもホントに...
意外に面白かった
全409件中、41~60件目を表示