ある閉ざされた雪の山荘でのレビュー・感想・評価
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まぁなんか
ストーリーは所々腑に落ちないが、全然見れた。
が、終盤での冷め具合でもう全部台無し。
オーディション落ちるよそりゃ、大根なんだもん、舞台上と普通のシーンが同じ演技なんだもん、キツいよ見てらんないよ。
あと主役の子ももうちょっとなんとかならんかね。
お芝居のお芝居?
役者さんが演じる、お芝居のお芝居?でした🤭
観る前は本当に雪山の過酷な状況の中で何かをするのかな?と思っていましたが、その雪山という設定も演技で☺️最後はそうきたかー😲という感じでした☺️
この映画で私的感じた3つの問題
(完全ネタバレですので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
東野圭吾さん原作でこの力ある俳優陣の座組で面白くならない訳はないと思って見に行ったのですが、残念ながらそこまでの内容ではありませんでした。
そう感じられたのは大きくは3つの問題があると私には思われました。
1番目の問題は以下です。
探偵役の久我和幸(重岡大毅さん)は、オーディション最終日に、犯人と目されていた本多雄一(間宮祥太朗さん)が雨宮京介(戸塚純貴さん)を殺さない、との確信を持つ必要があったと思われます。
なぜなら1%でも雨宮京介が殺される可能性があるのであれば、このオーディションを最終日前に止める必要があったからです。
しかし映画の中で、オーディション最終日を迎える前に本多雄一が殺人を犯さないとの説得力ある根拠を示されているとは思えませんでした。
2番目の問題は以下です。
2日目の夜に本多雄一と久我和幸は2人をひもで結び付けて、元村由梨江(西野七瀬さん)失踪(殺害?)に関してアリバイを成立させたとの説明があります。
作品的にはこのことによって本多雄一以外の協力者がいることが判明します。
しかし、あのような簡単にほどけそうな簡易なひもの結びつけだけでは、本多雄一のアリバイが確実だとは観客の私からは思えませんでした。
そして特に作品の根幹に関わると思われる、3番目の問題は以下です。
この映画は、前の公演で役を奪われ事故で半身不随になった麻倉雅美( 森川葵さん)が主犯となり、本多雄一が協力して、笠原温子(堀田真由さん)と元村由梨江と雨宮京介を殺害して復讐しようとする物語です。
すると、麻倉雅美の犯行動機の説得力として、麻倉雅美のオーディションでの演技が、映画の観客にも説得力ある他とは違って図抜けた演技だったことを示す必要があったと思われます。
しかし残念ながら、映画の中で示された麻倉雅美の演技は、他を圧倒する優れた演技だと、観客の私には説得力を持って思うことは出来ませんでした。
なぜなら麻倉雅美のオーディションでの演技は、直線的で含みに乏しく、人間の矛盾に満ちた複雑な背景を感じることが出来なかったからです。
ただこのことは、麻倉雅美を演じた、他作品で優れた演技を度々見せている俳優の一人である森川葵さんの問題とは思えませんでした。
複雑な深さある人間の含みある演技を、この映画の飯塚健監督が考え尽くして要求しきれてなかったのが要因だと思われました。
なぜならこの映画全体を通してそれぞれの人物の描写は、含みが乏しく、多くが直線的だと思われたからです。
麻倉雅美のオーディションでの演技に説得力がなければ、この映画での麻倉雅美の犯行動機の説得力も揺らいでしまいます。
以上の大きく3つの問題が、この映画を説得力ある面白い映画にし損ねていた要因だと映画鑑賞後に思われました。
本来は魅力ある俳優陣の皆さんと、東野圭吾さん原作での座組で、この映画はもっと面白くなった可能性があっただけに、残念な内容になってしまったと、個人的には僭越思われました。
前半がタルい。でも終盤の盛り返しがエグい、と思った。 でもホントに...
前半がタルい。でも終盤の盛り返しがエグい、と思った。
でもホントに前半は眠くなってしまった。殺人に現実味がない設定にしてしまったことが足かせになっていた気がする。嘘かホントかわからない状況にハラハラできなかった。
意外に面白かった
正直そんなに期待してなかったんだけど、結構面白かった。
原作は東野圭吾の小説だったのか。
役者も豪華だし、ストーリーも凝ってる。
どんでん返しからのどんでん返し。
ラストもちょっとあやふやな感じで、もしかしてすべて演劇の話しだったの?って思わせる感じが好き。
あと、事件に全然絡んでいないのに、岡山天音の存在感がすごいw
さすがは東野圭吾さん!だけど不可解な設定が‥
中条あやみちゃん目当て&結構いい若手キャストだなーと思って何の前情報もなく参照、最初引き込まれず流し見していたが、途中から面白くなり、最後は個人的にはある程度納得。
ただ、3重のトリック?は映画をよく見る人にはすぐに分かる作り(もしかしたら原作を大分カットする必要がある為に分かりやすくなってしまったのかも)も最後納得しながらも大きな疑問点
・実は3重のトリックではなく、4重?と言う点がスッキリしない。
主人公の久我に東郷から招待状が行っているところで本来はオーディションなのは確定しているが、ボイスの東郷の指示が全て2重目のトリックであるなら、ラストの舞台の作が久我になってる所が整合性がとれない。しかし、「君達を見ている」とあるということは東郷がみているはずだが、どう考えて東郷は見ていないのでこの辺の設定が分からないので、
一番合点が行く個人的設定は
・東郷の本来の意図としてはオーディションではなく決定キャスト達が親睦を深める意味の合宿の様なもので本来1日くらいの予定で違う内容の招待状だった(それを本多が聞きつけて内容をかえて利用した)、もしくは招待状自体が全てフェイクで山荘も全て本多が用意した(久我がオーディションに残っていることを団員は知っている中で本多は久我にも招待状を出した)
・ここに2重目のトリックを乗せて結果3重目も乗せた
・そしてどちらにせよ全員オーディションに受かって次回作公演を行った、結果を出した久我は次次回作の脚本を書いて監督に提案し監督が採用、キャストとして雅美を推した
という感じかと思っているが、微妙な事してきたのがラストのポスターで雅美が車椅子乗ってないのよね(ただ椅子に座りなおしただけかもだが)、仮に4重トリックで全てが劇中ドラマであれば、ラストのカーテンコールで車椅子から立ってたら全部舞台劇中ドラマだったかリハビリ成功して舞台に雅美が戻って主演とったが確定で、個人的には星一つ増えるんだけど、わざと曖昧にしたのかなーと思いながら見終わりました。
所々気になるけど(森川葵ちゃん好きだけど、ラストのあたりのわざとらしい感じの演技とか中条あやみちゃんの無駄遣いとか)、
ラストにわかった東野圭吾さん原作ということで「流石こんな感じに端折られてもちゃんとおもろい」と納得しました。
素直に見ていける人は好きかも!
原作未読、舞台版観劇
キャラ設定が舞台と映画で少し違ったけど、舞台版の方が違和感がなかった気がするから舞台の方が原作に近いのかな?
誰にも感情移入できないし緊迫感ない。
東野圭吾というネームバリューに期待しすぎたかも
伏線回収の快感! 衝撃のどんでん返しミステリー
映画公開時には見逃していた「ある閉ざされた雪の山荘で」を、今回Amazon Primeで鑑賞しました。
まず、それぞれの登場人物の立場が丁寧に描かれていたのが良かったです。メインキャストだけでなく、脇役たちもそれぞれの人生や葛藤を抱えており、物語に深みを与えていました。
『ネタバレあり』
ラストのどんでん返しには驚きました。まさか全員が共犯者だったとは!
しかも、誰も殺人を犯していないという意外な結末は、拍子抜けするほど爽快でした。確かに、殺人は決して幸せを生まないですよね。
一方で、映画としては全体的に少しチープな印象を受けました。映画館で鑑賞していたら、もっと物足りなく感じたかもしれません。
ミステリー?
ミステリーかと思って見すすめてきたのに、人間ドラマで強引にまとめられた印象で、なんか消化不良。劇中劇で久我は脚本家だったというオチなのか?その辺もよくわからず。いずれにしても、小説や舞台向きで、映画向きではないかなあ。最初にアガサクリスティーでハードル上げ過ぎ。旬な役者がたっぷりなところは見どころだ。
うーん
雅美に共感できなくて入り込めなかった。
雅美が役を取れない理由もよくわからなかったし、事故もただの不注意が原因で、3人がそこまで悪いと思えなかった。(由梨江はほんとに何もしてない、ただ一緒にいただけ笑)。
それで脚が不自由になったから3人を殺そうってのは責任転嫁が過ぎるのでは...?と思ってしまった。
序盤はリアル脱出ゲームのような演出もあって誰が犯人か推理する系かな!?とワクワクしていたけど、結局過去の出来事、しかもその場に居ない人の話が関わってくるなら全部あーね、という気持ちになってしまった。
ただ、演出や掛け合いは面白いと感じる部分があった。名だたる役者が集まっただけあって演技は見やすかった。
演技か、事件か。
感想
スクリーンに映る全てが伏線。
登場人物の行動すべてを疑いたくなる、“謎解き”の枠を超えた驚愕の結末とは?
著作の累計発行部数が1億部を突破した“国民的作家”の東野圭吾が1992年に発表した傑作小説がついに映画化。
原作は未読です。
原作が面白くないのか、脚本が悪いのか、若手俳優陣を見るだけの作品でした。
豪華若手俳優陣の演技を見れただけでも良しですね。
ワクワク感、緊張感がなかったのか退屈してしまいました。
オーディションに参加した唯一の部外者、久我和幸
華と実力を兼ね備えた劇団トップ俳優、本多雄一
公演直前に役を奪われてしまった女優、中西貴子
恋愛感情をこじらせたクセあり怪優、田所義雄
世間知らずなお嬢様女優、元村由梨恵
役のためなら超勝気なワガママ女優、笠原温子
誰よりも優しい劇団リーダー、雨宮恭介
圧倒的な演技力を持つ天才女優、麻倉雅美
※滑車と歯車
※三重構造
※演出:東郷陣平 作:久我和幸
設定に違和感がかなりあるが、ミステリーの構造としては面白い。
ミステリーとしての構造はすごく面白かった。
台詞回しのナチュラルさも今っぽくて新鮮でした。若手揃ってて個人的には好きな映画です。森川葵さんの演技もとても好きです。
ただ、設定にかなり無理がある。
閉ざされた空間で自分たちを演じる、みたいな設定で4日間あるけど、演技するわけでもなく普通にただ過ごすだけってのがかなり違和感がある。目隠ししてやってくるのも変。バス停見れば場所わかるし、スマホでgpsログ見れば今時場所はわかるのだから何のため?って思った。この辺りは最後まで何も回収されない。
あと、別に3日かけて殺さなくても、1日で殺せば良くない?
さらには、隠れてた女性はトイレや風呂はどうするの?
隠れてた3人はどこにいたの?ご飯は?
細かいとこ、かなり違和感あるので、そこが気になりだすと最後まで気になってしまう。
途中で、花瓶で殴られているときに、叫び声を上げないのは不自然じゃない?ネタバラシで、ただの演技でした、ってことではあるんだけど、監視カメラで見ている側も違和感なかったのか?花瓶も割れないの?
あと、下半身付随になった経緯も、確かにあの3人はあまり気持ちのいい関わり方ではなかったけど、それ自体は原因じゃなくて、単にスマホしながら歩いてた自分の問題だよね。逆恨みもいいところ。役者で役を掴むために色々やること自体は、それが卑怯であろうが、殺されるような理由にはならんよね。
これが本当に殺されてたら、流石に酷いなとは思った。
一言だけ...すみません、陳腐でした。
期待して鑑賞したのですが、ストーリーが...すみません、陳腐で途中から観るのがつらかったです。これ以上のコメントは控えます。
俳優陣は有名ですが…
原作も読みました。
映画楽しみにしていましたが、描写されていない部分、言われない台詞、変わってしまった内容などがあり、原作ほどに面白さを感じることができませんでした。原作を読まずに観ていたら変わっていたかな…?
登場人物が多いので、映画の中で全てをまとめるには時間が足りなすぎるのではないかと感じました。三重のトリックを明かす部分、もう少し丁寧に進めても良かったのではないかなと残念。久我の長台詞でトリック見破っていきますがもう少し他の人の反応やセリフがあっても良かったかな、なぜあそこだけ急足で進めたのかなと思ってしまいました。
配役は有名どころばかりで期待度が高かったですしイベントなども多かった為作品に期待しすぎてしまっていたかもしれません。
それでも、途中途中にあった笑えるシーンは良かったかもしれないです。型にはまった堅苦しい作品にはならなかったかなと思います。赤い紐がハートになるシーンなんてもちろんなかったですし。
また、森川葵役の子の事故の仕方が原作と違いました。
電話している時に車の事故ってちょっと無理矢理すぎないかなと思いましたけど…
でも最後はハッピーエンドで良かったです。
もう一度観るか?と聞かれたら、観ます。
東野圭吾作品の安心感
ベタなタイトルですが、そういう設定で過ごすという設定の内容。
もはやほとんどが映像化している東野圭吾作品であるが、これは結構初期の方の作品だった気がする。
読んだこともあるので、オチの1つは覚えていたが、それ以外はほぼ忘れていたので、初見ぐらいの気持ちで見た。
このぐらいの大きさの屋敷だと、こんな宅内でバタバタと殺人なんてできねーだろと思ってしまう。
東野圭吾なんて、新作を除いたらもう映像化してない作品なんてほとんどないのでは。
もう片っ端から映画化するしかない。
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