「父が父でなくなって初めて寄り添うことができた悲しみ」大いなる不在 大吉さんの映画レビュー(感想・評価)
父が父でなくなって初めて寄り添うことができた悲しみ
こんな父親がいたら家を出てしまう。
主人公のようによっぽどのことがなければ戻ることはないだろう。
時間がいったりきたりするのが、父親が自分を失っていくところを、時系列に沿って見せるのでなく、藤竜也の演技と相俟ってとても効果的だと思った。
家庭を壊してまで愛する人が、原日出子さん。このキャスティングが絶妙。
きれいな海、で終わってもよかったような。
森山未來をあんずちゃんに変換して見てしまった。
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humさんのコメント
2024年8月7日
コメントありがとうございます。
大吉さんのタイトルのように、もしかしたら遅かったのかもしれないですね。
でも、生きているうちにうちこのチャンスがあったのは幸運だったのだなと思います。