「鑑賞動機:藤竜也/森山未來5割、あらすじ4割、巡り合わせ1割」大いなる不在 なおさんの映画レビュー(感想・評価)
鑑賞動機:藤竜也/森山未來5割、あらすじ4割、巡り合わせ1割
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原日出子さんはやはり素敵な役者さんだということを、再認識した。今作ではお人好しすぎるくらいの役柄で、こういう人こそ幸せになってほしいと思うのだが…。
過去と現在を交互に描写しながら、この愚かな男に何が起こっていたのかが紐解かれていく。不可解なことも多くて、『ファーザー』みたいに画面に映っていることが必ずしも事実ではないのかも、と勘ぐったりしたが。必ずしも全てが説明されている訳ではなく、特に直美さんの気持ちは推し量るしかない部分がある。自分を認識してもらえなかった時のショックの大きさは、あの表情から推してしるべし。
随所に鏡が使われているのはやはり目についた。
はあ、でもあれだけ熱烈な愛の告白をした相手を、な・ん・で・いっときでも忘れてしまうのさ。愚かだ…。
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