「皆その時の自分に正直に生きている」大いなる不在 m mさんの映画レビュー(感想・評価)
皆その時の自分に正直に生きている
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認知症になろうとならなかろうと
相手のことなんか実は最初から何も考えてない
ナオミだって家族を捨ててまで添い遂げようと思った人がボケて暴力的になったら即捨てて逃げるし
ボケた本人は家族のことなんかどうでもよかったし、ナオミのことも実は考えてない、その時の自分の思いだけ
息子も父親があんな状態なら本人は延命なんかしたくないだろうに延命治療しろという
その奥さんも、結婚の挨拶しない義父に、うちの親はそういうの気にしないんで、とかそんなわけないだろう
ナオミの日記をナオミの姉に届けるのも押し付けだし、姉もそれを黙って受け取り処分すればいいのに要らない、あなたが勝手に処分しろという
いや、あなたの妹がその男の父親を奪ったんだろう
その男の母親から夫を奪ったんだろう
その人にそんな態度が出来るのか
でも、それでいい
背負ってる重い重い荷物なんか捨ててしまえ
冒頭のアレの意味が分かった時に派手に笑ったお爺さんがいた
ああ、この人は周りに認知症になった人がいないまま老齢期を迎えたんだなと羨ましかった
私は苦しくなってしまったよ
まあ本人がもうボケてるのかもしれないけど
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