星つなぎのエリオのレビュー・感想・評価
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⭐︎3.8 / 5.0
大人こそ観てほしい!!!
ディズニー大好き!ってわけじゃないけれど、予告を見て惹かれ、わざわざ前売りまで買って楽しみにしていたこの映画。やっぱりディズニーだな、と思った。観終わったあとの幸福感、心の満たされ具合は、他の映画とはまた違う。子どもでも大人でも、誰もが抱える「孤独」は、この映画を観る前と後ではきっと変わるんだろう。この果てしない宇宙で、エリオが遠い星に住む彼らへ送った「OK, Bye, Love you.」が、この映画を通して私たちにも届いていると思うと、あらためて観てよかったと思う。
またピクサーから神作品が産まれた
ディズニーピクサーの作品を久しぶりに映画館で鑑賞しました。この物語...
ディズニーピクサーの作品を久しぶりに映画館で鑑賞しました。この物語で伝えたいことが2つあったと感じました。1つ目は家族の大切さ。2つ目は、今後の宇宙開発について。まず、家族の大切さは物語全体を通して強く感じられました。ところどころに涙腺が緩むシーンもありましたが、くすっと笑えるような小ネタも多く用意されていて楽しめました。宇宙開発については、今後発展していく際に障害となる宇宙デブリの問題を主張しているように感じました。物語として完結させるだけでなく、我々鑑賞者に訴えかけこれからをより良いものにしていきたいという意図が隠されていたのではないでしょうか。
少し展開が早いようにも感じましたが、全体を通してみると筋の通った良い作品だったと感じました。
今まで見たディズニー作品で一番つまらなかった
孤独かと。
びっくりするくらいに
クライマックスで号泣
圧倒的な映像美
映画史上完璧なエンディング
宇宙クラシック好きは必見です
2001年宇宙の旅、未知との遭遇、
スターウォーズ。。。
「この締め方ヤバいな‼️」
吹替版で鑑賞の為
エンドロール最後に
サークルサインの中のメッセージ
BUMPの歌詞で
訳がわからなかった
「ルイスと未来泥棒」並に
私の心に響いたエンディングで震えた
作品としての纏まりはあるが、些か地味な一作
【イントロダクション】
ディズニー&ピクサー最新作。両親を亡くした孤独な少年が、宇宙人の集まるコミュニティで大冒険を繰り広げる。
監督・脚本に『リメンバー・ミー』(2017)のエイドリアン・モリーナ。その他の監督に、短編『夢追いウサギ』(2020)のマデリン・シャラフィアン、『私ときどきレッサーパンダ』(2022)のドミー・シー。
【ストーリー】
両親を亡くした少年エリオは、叔母であり空軍少佐のオルガに引き取られ生活している。オルガはかつて宇宙飛行士を志していたが、エリオを引き取る為にその夢を断念しており、その事がエリオにとって負い目となっていた。
ある日、オルガはエリオとの交流を試みて宇宙センターを訪れていた。エリオは閉鎖中の展示施設に迷い込み、そこで1977年に打ち上げられた「ボイジャー1号」に搭載された“ゴールデンレコード”を目にし、宇宙の何処かに自分の孤独を癒してくれる宇宙人が居るのではないかと考えるようになる。
数年後、エリオは宇宙人に誘拐される事を夢見て、日々自作のサークルや無線機で交信を試みていた。ある晩、エリオが無線クラブと嘘をついて募集を掛けたクラブ活動に、ブライスとケイレブという少年が参加するが、エリオはケイレブと口論となり暴力沙汰になってしまう。怪我をしたエリオは、オルガの勤務する軍基地にやって来る。すると、基地の職員で陰謀論者のメルマックが「宇宙人からの応答があった」と報告する。メルマックは返信を提案するが、オルガ達に一蹴されてしまう。こっそり会議に忍び込んでいたエリオは、メルマックの装置で返信をするが、その影響で軍基地が停電してしまう。
エリオとの生活に限界を感じていたオルガは、彼をユースキャンプに送り出す。しかし、キャンプにはブライスとケイレブも参加しており、エリオへの怒りが収まらないケイレブは、夜になると仲間と共に海辺でエリオを捉え、暴力を振るおうとする。
しかし、突如謎の光によってケイレブ達の動きが停止させられ、エリオは宇宙船に迎え入れられる。エリオの返信は宇宙人に届いており、彼らはメッセージを寄越したエリオを迎えに来たのだ。
エリオは、“コミュニバース”と呼ばれる様々な宇宙人が集う研究機関へと案内される。コミュニバースで彼を迎え入れた大使達は、エリオをボイジャー1号の開発者であり、地球人の代表だと勘違いする。エリオは誤解が解けて地球に送還される事を恐れ、コミュニバースへの参加を拒否され食い下がる、戦闘種族のハイラーグ星人の代表者グライゴンとの交渉を買って出る。
エリオはグライゴンとの交渉を試みるが、誤って彼の怒りを買ってしまい投獄される。脱出を試みる中で、彼はグライゴンの息子であるグロードンと出会い、彼をグライゴンとの交渉の切り札にする事を思いつく。
【感想】
ディズニー&ピクサーという黄金スタジオコンビによる作品だけあって、完成度の高い映像と物語が展開される。しかし、作品の完成度の高さ(アメリカの大手映画批評サイト「ロッテントマト」でも、批評家・観客両スコアで高い数値を叩き出している)に対して、本国アメリカでの興行収入は惨敗気味な様子。
その背景には、全体的に地味な印象が寄与しているのではないかと思われる。物語として描きたい事はハッキリしているのだが、その描き方には新鮮味が薄く、またお行儀良くなり過ぎているからか、作品として強烈なフックとなる部分が無いように思えるのだ。言うなれば、「可もなく不可もなく」「毒にも薬にもならない」といったところだろう。
地味な作風になる要因の1つは、本作では暴力によるアクションが廃されているのもあるだろう。暴力に頼らず、あくまでエリオの機転やグロードンの優しさが人々の心を動かして事態を進めていく構成になっており、その代わりとして、映像的な盛り上がりは、エリオがオルガと共にコミュニバースへ戻る際、宇宙デコイの破片を仲間達との通信を通して切り抜ける宇宙船の操縦アクションが果たしている。
勿論、本作のメッセージから考えると、この選択は正しいのだが、ハイラーグ星人の戦闘種族としての暴力性を伺える描写は、その殆どをグライゴンに依存しており、その描き方も暴力的になり過ぎないようにオミットされており、そうした行儀の良い姿勢は、時に物語的な盛り上がりさえも抑えてしまっているように思う。
また、グロードンの語る「母親は他の惑星で戦っている」という家庭環境含め、グロードンとグライゴンの親子愛が描かれつつも、宇宙の何処かでは未だハイラーグ星人が(恐らく侵略の為の)戦闘行為を行っている事は事実であり、単に「めでたしめでたし」では済まされない気もしてしまう。
もう1人のメインキャラクターであるグロードンの登場が中盤辺りと遅めであり、その為かダイジェストで描かれるコミュニバースでのエリオとの友情描写には、今後の感動展開に説得力を持たせる為の義務感が生じてしまっているように感じられた。グロードンの心優しい性格と可愛らしさは魅力的なのだが、その登場の遅さで幾分か損をしている部分もあると思う。
「強すぎる個性は時に孤独を生むけれど、あなたは独りじゃない」
コミュニバースの最高幹部であるクエスタが語るこの台詞に、本作のテーマが集約されており、この台詞は素晴らしかった。また、彼女の“触れた相手の心を読む”という能力も面白い。
しかし、コミュニバースの他の大使達の活躍が皆無であり、エリオに期待しては失望し、彼の活躍を見守り評価するのみの、まさにモブという立ち位置に留まってしまっているのは勿体無いと感じた。個性的な見た目以外に、何も印象に残る部分がないのだ。
エリオとオルガの家族愛、グロードンとグライゴンの親子愛は、流石ディズニー&ピクサーだけあってはずさない。特に、瀕死のグロードンの為に、「人前で鎧を脱ぐ事は、ハイラーグ人にとって最大の屈辱」という掟をかなぐり捨てるグライゴンの姿が良い。優しい性格のグロードンが戦士になる事を望んでいない事を知っていた、「親だからこそ分かる事」という描写も感動的。
ラストシーンで地球に送還されたエリオとオルガが手を繋ぐ姿をアップで捉えたカットも締め方として◎。軍基地やブライスといった様々な人々が、コミュニバースの姿を目の当たりにして宇宙人の存在を認知する姿も壮大。
【総評】
作品としての纏まりは感じられるが、その描き方から些か地味になってしまった「惜しい」一作といった印象。改めて、人々を楽しませ、感動させる事は容易ではないのだと痛感させられた。
まさかのクローンもの!?スーパーマンと同じ出入り口!!
予告&リメンバー〜を期待し過ぎて、字幕版を探して鑑賞…。字幕は字数制約のせいか、ニュアンスが分かりにくかった。まさかのクローンもので、独眼竜は大して意味ないのねぇ〜。哲学的な英語で、違う翻訳なら面白いのかも。宇宙船に乗って出発なのに、まさかの宙を浮きながら帰還!スーパーマンのワームホールと同じ出入り口でドクターストレンジ的。リメンバー〜のような感じのないまま泣きポイントもなくエンドロールへ。クローンが「ありがとうー」って言いながら溶けてく所がジワるポイント。これならディズニープラス配信待てば良かったかも〜。字幕版エンドロール後の孤独を感じずアイデンティティー大切に的な英語がディズニーっぽさだけど、これ結構哲学的な英語多くて、子供が見て分かる!?吹き替えならもう少し簡単なのかなあ。時間は丁度いいけど、ワタシなら宇宙に残って叔母さんだけ地球に帰す!!😛
安定
まぁ…良かったかなw
話としては壮大っぽくはあるのですが、なんとなく物足りないなぁと思ってしまう。
バディものかな?と思ったけどその展開は後半だし、宇宙まで行くけど壮大な冒険もないし…
ただ宇宙人キャラが良かったですね。
相棒?となるキャラも主人公との関係含めて良かった。
子どもの頃に見た夢を一緒に実現してるような作品
あまり期待せずに鑑賞しました。結果、良かった!私好みの映像と色彩で、宇宙を描き出す世界観にワクワク。私は子どもの頃に宇宙のお話が好きで宇宙の図鑑ばっかり見ていましたからエリオの気持ちに一気に没入できました。
エリオの気持ちや叔母さんの思いが伝わってくると思わず泣いてしまう。子ども向けであっても全然心を揺さぶられました。吹き替え版でしたが子役たちの声優が良かったです。エリオ役の川原瑛都くん、そしてグロードン役の佐藤大空くんが可愛くて…声ですぐにわかりました。夢のあるお話だったし幸せな気持ちでいっぱい。映画館を出たところで子どもたちがグロードンのグッズを愛しそうに持っていたのを見て、普段そんなこと全く思わないのにちょっと羨ましかったです。グロードン見たさに配信されたらもういちど吹き替え版を見たいと思いました。ぜひおススメです!
心が荒んでたので浄化ディズニー
日々のストレスで荒んだ心にはディズニーですよね。
イラストからあまり好きそうなキャラたちではなかったですが信頼を裏切らないディズニー様なので見てきました。
ストーリーはいつもながらな展開ですが、やはり映像がきれいだし、新しい感性を盛り込んできますし、華やかさが沁みました。
お世辞にもかわいい〜なんてキャラたちじゃないんですが、個人的に地球外生命体がいたならばとよく考えることがあり、考えたときに何故どの映画もエイリアンも目が2つ、鼻が1つ...という固定概念から抜け出せないんだろう?と疑問に感じていました。
別角度で見ると今回が一番現実的かもしれないと思ってきました。
口しかないイモムシみたいな物体、トカゲみたいなクラゲみたいなやつ、想定外のキャラがさすがだと感じてしまいました。
地球と同じ環境の星に生物がいるとは限らないので、環境の違う星に生命体が産まれたなら、別の進化を遂げて全く違う形になると思うんですよ。
そんなところは1人でスッキリしてました。
イモムシみたいなやつはかわいくないけど、声優の佐藤大空くんの声がなんとも言えない可愛さで、最後にはすごくかわいく見えてきちゃいました。
見て満足でした。
きみのこと好きだよ
グロードン(エイリアンの子)がエリオに言ったこの言葉が全て
自分にとって生きづらさがあるのは、この言葉を言ってくれる理解者がいないからだ。
孤独を感じてる人にはとても刺さる作品では
声優陣も良く、エリオとグロードンは子役の方が声をあてられてるようですが特にグロードンの声が反則級に可愛い。
惜しむらくは、今鬼滅の刃やジェラシックワールド、クレヨンしんちゃんをやってるから観る人が少ないだろうということ。
安心安定のピクサーのアニメなんですがね。
"きみのこと好きだよ"
作中でこの言葉を聞いて、ふと エヴァンゲリオンの渚カヲルを思い出しました。(シンジくん、そりゃ絶望するよな)
違う作品のことを語ってごめんなさい。
清野菜名
孫たちに連れられて出かけた。
楽しかったらしい?のでとりあえず⭐︎5つ。
大人目線で少々書かせてもらうと全く期待してなかった割には良かった。
宇宙人云々よりは叔母の心情が心に沁みた。
反面、主人公の少年には両親が亡くなったことを考慮しても全く感情移入できず、
特に前半は不可解すぎてイライラし通しだった。
それに、予告編からずっと清野菜名が声優を務めるアピールが煩わしく、
普通に声優を起用すればいいのでは?と鼻白んだ。
ディズニーとかジブリとか有名俳優を起用してステータスを高めようとする観があるが、
正直言って声優軽視は気分の良いものではない。
清野菜名はよくフィットしていたけれど…。
5歳の孫と見に行ったせいか?どうも普通だった。 両親が亡くなってひ...
クオリティはすごく高いんだけど……
おおよそケチをつけるところはほとんどない。
脚本も演出も演技もハイレベルなんだけど、お話全体はすべてがスムーズに展開しすぎて、御都合主義にすら見えてくるところが欠点。
ファミリー向けなので上映時間長くできないのは理解できますが、もう少し丁寧な描写をしていれば、傑作になり得たかもしれません。
先入観なしに見てほしい🌟
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