劇場公開日 2025年8月1日

「ユニークな人は孤独なことが多いけれど孤独じゃない」星つなぎのエリオ su-zuさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5 ユニークな人は孤独なことが多いけれど孤独じゃない

2025年8月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

最初に、ボイジャーが出てきて、これだけでもう、涙が出てきた。
子どもの頃、ボイジャーのミッションをニュースで見て、たった一人で会えるか会えないエイリアンに会うために、宇宙を漂うという擬人化したイメージを抱いて以来、HAYABUSA同様、泣けてくるのですが、それがまずあって。

私は、国内海外問わずひとり旅好き、映画もひとり、居酒屋もバーもひとり、ソロ活万歳派。
ディズニー映画観ていてナンだけど、オリエンタルランドに行くくらいなら、廃墟に行きたい、本を読む方が好き。
なんならLINEもやめたし、映画館で見るべきと大多数が絶賛している某血の映画もなんだかなぁと思ったし、逆張り派ではないけれど、同調圧力大嫌い。
そうやって、ほぼ一人で毎日過ごしている自分に、宇宙は広いよ、孤独じゃないよ、って突きつけられて、何度も泣いてしまった。
主人公のエリオに感情移入できないとか、テーマがわからないという感想も目にしたけれど、エリオはユニーク、個性的なんだから当たり前。
そんな簡単に理解されてたまるか、なんだと思う。

今年映画館で見た180本目の映画だったけれど、今年1、泣きました。

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su-zu