リミット

原作は日本の小説(読んでいない)だが25年近く前のものでもあるし、韓国を舞台の映画にしているので原作とはだいぶ乖離しているのかもしれない。テンポが良く、なかなか良くできているサスペンスではある。しかしながら余りにも安易に子供の身体を傷つけたり、そもそもテーマが重たいので胸糞が悪くなる映画でもあるが。

臓器密売、児童誘拐、子供の指切るなボケ。主人公の母親は警察官なのにどんくさかった。

　子供の誘拐、臓器売買とかなり重いテーマ。ふたつの誘拐と、犯人との絡ませ具合がとても面白い。ただ臓器売買目当ての子供の誘拐は実際にあるようなので、観ていてつらい。指を切られた子供も可哀想だし、ああ、恐ろしい。でも我が子を取り返そうと思う母は強いのです。
　コレ、20年くらい前に日本でドラマあったような。それの映画版かな？安田成美さんが主演でした。タイトルもリミット。犯人は田中美佐子さん。