劇場公開日 2024年4月26日

悪は存在しないのレビュー・感想・評価

全232件中、121~140件目を表示

4.0ラストの衝撃

2024年5月11日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

 地方農村の再開発を題材にしたシニカルなヒューマンドラマなのだが、突発的なラストがどこか不条理劇のようなテイストを持ち込み、何とも評しがたい作品となっている。

 監督、脚本は「ドライブ・マイ・カー」、「偶然と想像」の濱口竜介。元々は本作で音楽を担当している石橋英子とのコラボ企画から始まったということで、これまでとは少し違った経緯で作られた作品である。とはいえ、緊張感を醸したロングテイクや、抑制を利かせたセリフ回し等、濱口監督らしい独特の作風は一貫している。

 一つ違うのは、これまではどちらかと言うと会話劇主体な作りが多かった印象だが、今回は映像で語ることにこだわった点である。これは、そもそもの企画が音楽のための映像作品という所に起因しているのかもしれない。

 中でも、意図的に肝心な部分を見せない映像演出は大きな特徴のように思う。「ドライブ~」でもそうした演出は一部で見られたが、今回はそれが更に推し進められたという印象である。

 例えば、巧が花を探す序盤の森のシーンは、巧の姿を収めた移動ショットで撮られている。途中で画面は大木に阻まれ、二人はその陰で邂逅する。巧が花を見つけるという肝心な部分を全く見せない意外性に驚かされた。
 あるいは、芸能事務所からグランピング建設の説明で派遣された男女が車中で交わす会話のシーン、行方不明になった花の身を案じる女性社員がコテージに佇むシーンは、徹底した後姿のショットが貫かれ、その表情を極力見せない。
 極めつけは物議を醸すであろうラストシーンである。花の身に何が起こったかを映像では一切見せておらず、その顛末のみを提示して見せるという演出がとられている。

 このように肝心な部分を見せず観客の想像に委ねる演出は、普通は余りしないものであるが、本作の場合はそれが頻出するのである。物語は割と淡々としているにもかかわらず、こうした意外性に満ちた語り口に引き込まれ、終始面白く観れる作品だった。

 とは言うものの、やはりラストには、観ているこちらの想像をはるかに超える驚きがあったわけだが…。
 これについては、観終わった今でも解釈に迷う所である。単に自然対人間、都市対農村、政治や社会構造の問題といったテーマでは語りきれない奇妙さがある。巧の”あの行動”に、自分は彼の心の”闇”を見た思いになった。

 尚、本作を観て真っ先に連想したのは、往年の名作ドラマ「北の国から」である。自然と共生しながらマイペースに暮らす巧の姿が「北の国から」の五郎とダブって見えた。ただ、娘に対する愛情表現は五郎よりも不器用で、学校の送迎を失念したり、危険な森に一人で行かせたり、かなり放任的な点は異なる。その結果が、あのラストを呼び込んだとも言える。

 また、芸能事務所の社員二人の視点に立って見れば、サム・ペキンパー監督の「わらの犬」も連想させられた。都会の人間と田舎の人間の間に生まれる不穏な空気感は、正に「わらの犬」のそれと同じである。そして、両者のズレを同じシークエンスを使って反復して見せた構成も面白い。

 もう一つ連想させられたのはジャン・リュック=ゴダールの作品である。開幕のタイポグラフィーやBGMのぶつ切りといった演出は正にゴダールが得意としていた演出法である。これまでの濱口作品にはゴダールの意匠は全く感じられなかっただけに意外であった。

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ありの

3.5考察!!

2024年5月11日
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鑑賞方法:映画館

『ドライブ・マイ・カー』を、まだ観ていない僕ですが、気になってコッチを先に観ましたよ。

なるほどサスガ、すごく画が良くて、計算され尽くされた洗練された美しいカットを観せてくれます。

話的には、いったい何を観せられてるだろう…と思って観てたけど、最後で、ひっくり返された…

この最後で評価が変わりました…

あなたは、どう解釈されますか?

すぐ調べずに、ゆっくり自分で考えてから、自分なりに答えを出し、もう1回観たい。

『ドライブ・マイ・カー』も観よう(笑)

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RAIN DOG

1.0大学の映研製?

2024年5月11日
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全てが幼稚

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HAL1953

3.5水汲みと薪割り

2024年5月10日
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ただ退屈な時間が過ぎて行く、何が起こるんだ? ああ起こった。ハッキリしない結末だった。まあそれが解説に書いてた監督の観客への問いかけなんかな。

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あらじん

4.5冬山の日没

2024年5月10日
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サリー

2.5残念ながら、私はダメでした、、、

2024年5月10日
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どうもこの監督とは相性があまりよろしくないのかな。テンポというか、ゆだね方というか、リアリティと寓話の線の引き方というか、、、とにかく「寝ても覚めても」を見て以来、鑑賞中に「あー、私は俗っぽいおばさんになっちゃったわけから、監督からファンにならなくても結構ですよ、と言われているような疎外感」に襲われる。
今時のあるある社会派ドラマの断片を見せながら、結果とはいえ、子どもを連日一人で林の中歩かせる? それに対して他の保護者があまりにも無関心すぎない?ってあたりでもうだめ。
ラストに至っては「ここで放り出すんんだー」と、喧嘩売られた気分です。
映像と音楽作品に無理にストーリーつけなくても「白鹿」や「いいちこ」のCMみたいなのが出来ただろうにと思う。

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Kumiko21

4.5ラスト、、、唖然

2024年5月10日
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難しい

まず、ラストシーンに完全に置いてきぼりにされました。釈然としないまま、ラストから物語を遡ってみると、様々なシーンが思いだされます。

だからあの時、巧はこう言っていたのか?高橋って浅はかだよな。あの音がラストへの伏線だったのか?

しかし、色々と考えを巡らせていても、ラストの出来事が理屈に合わない。

ああ、世界には説明のできない非論理的なことが現実に《存在する》のだな。

人類はずっと論理性を追求し続けていますが、この世は非論理的なんだ。

論理的に感情的にならずに賢そうに振る舞っていた社長とコンサルが、実は誰よりも滑稽な存在だったのだということをラストシーンから気づくことができました。しかし、世界は社長やコンサルに象徴される《滑稽さ》に覆われていて、私達もその《滑稽さ》が正しいと思う社会に生きています。

資源開発に限らず、福島原発、ガザの状況も理屈に合わないことのひとつと気がつくことができました。生物の本質は生きることですが、本質から逸脱した《種の破滅》も可能性として起こり得るのだなと思います。

自然界には悪という概念は存在しない。熊が人を襲うのに善悪はない。

鑑賞後、様々なことについて、想像力が膨らみ続けています。凄い作品に出会いました。

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ミカ

2.5世界的な映画監督がこのような作品を作ってはダメなのでは?

2024年5月10日
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komagire23

4.5あなたの考える悪について

2024年5月9日
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シネ・ヌーヴォで濱口竜介× 石橋英子「悪は存在しない」やっぱりラストに切り裂かれた断裂について考えてしまうよね。きちんと伏線はあるんだけど、やっぱり不条理。観ながら予想していた人はそれでも人を分かろうとするべきなのかというような物語ではなかったな。もう少しその断裂について考えよう。

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ピンボール

3.5ラストが

2024年5月9日
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僕はには合わなかった。

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はなてん

2.5悪ばっかり

2024年5月9日
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泣ける

悲しい

怖い

終わるなぁァァァと思いながらエンドロールを迎えてしまった。これが好きすぎるがあまりの感情だったら良かったのに...。

アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した「ドライブ・マイ・カー」は、原作者・村上春樹の作風が個人的に大の苦手ということもあって全然ハマれなかったけど、濱口監督のゆったりとした作り方は割と好きだし、今度こそはみんなと同じように絶賛できるだろうと、そう信じていた。のに。冒頭でうっすらと感じた嫌な予感は、見事に的中。今年一気味が悪い、監督の自己満的映画だった。。。
タイトルとラストの兼ね合いだけでここまで好評を得ているのか?絶対に裏切らない、タイトルに沿って言えば、悪は一切存在しない自然は確かに良かった。音をすごく丁寧に扱っている気がしたし。

でも、あのラストはとてもじゃないけど受け入れられない。ハッキリ言っちゃうけど、今年ワーストに入るくらい大嫌い。観客に今後の展開や隠された真実を問いかける形で幕を閉じる作品は、2024年だけでも「コット、夏の思い出」「瞳をとじて」などがあり、どれもこれも傑作ばかり。これは自分の推測だが、この締め方を起用していて観客が胸を打つ作品を作れる監督っていうのは、こうなって欲しい、こうなるといいな、という熱い思いやどう解釈しようと自由だけど、自分はこう思うよという考えが作品にしっかり宿っているからだと思っている。

だが、本作は「君たちはどう生きるか」のように、作り手自身に明確な答えが持てず、ハッキリとしたラストを描けなかったばっかりに、こんな曖昧で観客に丸投げするかのような終わり方になったんじゃないだろうか。絶賛している人に聞きたい。ビックリした!で5.0を付けてないか?もしそうじゃないのなら、貴方が見い出した答えを教えて欲しい。でも、その答えはなんの意味もなさないはず。だって、濱口監督が分かっていないんだもん(インタビュー記事より)。
これって自分が悪なのかな?

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サプライズ

3.5とっても嫌らしい作品

2024年5月8日
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最後まで見た時の自分の感情が、
「なんでこの結末だったの?」
と疑問を抱いたことに、後々くらってしまう。
そんな作品でした。

冷静に思い返してみれば、
この結末にたどり着くことは、
全然あり得たことで、
けれど、それに気づかずに観てしまう。
そして最後に後戻りできない場面にぶち当たる。
そんな風に撮られた作品だ、と思いました。

自分が鈍感な部分があったのだとも感じますが、
逆に言えばそんな鈍感な人間を、
ぶっ叩くような作品だったとも思い、
非常に嫌らしい作品だと思いました。

自分がきちんとした感性を持って生きていたら、
どんな結末を迎えられるだろうか
そんな風に、じわじわと思いながら家路に帰る。

はまぐちさん、
ぼくは貴方とこの作品が、
嫌いでありそして大好きです。

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つかまん

4.0鹿に表されたものは何者か

2024年5月8日
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悪は存在しない
では存在とはなんなのか
    善とか悪とかではない
上映時間106分濱口監督としては短め
山村の里にグランピング場建設を東京の芸能プロダクションが企画
コロナの異常な社会状況
歪んだ生存危機感
コロナウィルスに怖れる
経済的に追い込まれる
日本の体力低下、空気感がリアルで
グランピング説明会のシーンで不快な気持ちに全身が支配された。
映画的に濱口監督の思惑通りにしてやられた。
そしてラストシーンに至るまで、ずっと居心地の悪さ

鹿はメタファー
「ディアハンター」
「聖なる鹿殺し」
「クィーン」
などなど
洋画には鹿が意味を持つ存在だけど邦画では初めて🦌鹿の印象深いシーン
この物語を支配する
巧とは何者であるのか?
鹿は巧のメタファーなのか?

悪は存在しない
では善なるものはどこに存在するのか
善人よ踠けと言ったナワリヌイとは違う感覚
国民性なのか。

終わりのない問い
#悪は存在しない
#濱口竜介監督
#映画

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gomako1933

2.5水問題だけではなく バランス

2024年5月8日
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悲しい

難しい

寝られる

今流行りのグランピングを、補助金目当てに企てたバカ芸能事務所 どんな計画かは知らんが、なぜこの国はこの脈略もない計画に補助金を… 結局グランピングは計画どおりにいったのか?
最後までしっくりこない…あの二匹の鹿は父と娘を表していて、小鹿が被弾していたことと、山道で二度ほど遭遇した小鹿の死体を考えると、娘は亡くなった(父が発見した時には生きていたのかも…)んだと思うのだが、なぜ鼻血?(→自然のバランスを壊す人間に対する臆病な鹿の抵抗にあった)泡ふかせるぐらいスリーパーホールドしたのは、口先だけの社畜に対する腹いせ???? 今日は寝れないけど… 悪は存在します‼️

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ろくさん

3.5 ロングショットを多用した山里の風景が、端正なBGMと相まって美し...

2024年5月8日
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 ロングショットを多用した山里の風景が、端正なBGMと相まって美しいが、映画としては黒沢清譲りの移動車中の会話劇や、公民館での地元住民VS観光施設誘致企業の論争シーンの方が断然面白い。タイトルとは裏腹に(?)悪は歴然と存在するじゃないか。補助金目当ての糞コンサルに手負いの鹿をダース単位でけしかけたくなる。穴だらけの事業と自覚しながらも住民説明に駆り出される会社側スタッフ2名がそれぞれ人間的に描かれているだけに…。間延びしないのは良いことだが、一切の解釈を拒絶するような結末には流石に困惑する。

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sugsyu

4.0人間同士お互いをリスペクトしつつ話し合いが大切で、そして野生動物に...

2024年5月8日
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ナイン・わんわん

2.5むしろ監督から悪意を感じる。

2024年5月8日
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私の頭では理解できなかった。それはラストシーンのみならず、この映画全体の話で、ダラダラ続く序盤のただの日常風景に、ドキュメンタリー風の会話劇。最後の最後は、え?これ結局何の話なん?ファンタジー?あの親子鹿の化身かなんかですか?ってなった。

これはこんな方法で観る側に「悪」の定義を考えさせてみたけど、どないでっしゃろ?斬新でっしゃろ?最後びっくりしたやろ?凄いやろ?みたいなことなんかな。もう、回りくどいし、ここまできたらなんか怖い。

特に「金に困ってない」って言ったところはほんまに怖かった。絶対親父裏で何かしてるやろ。むしろこの町全体で何かしてるとか?だからよそ者にうろちょろされると困るとか?もう、そう考えた方がよっぽどしっくりくる。久々に頭痛しそうな映画観た。

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はるたろう

1.5ドライブマイカーの監督と言う事で期待したんだけど

2024年5月7日
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全く自分には合いませんでした。
無駄に感じる長回しと棒演技。
ラストも意味不明でした。

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やまぼうし

3.0斑尾はとんでもないことになってるよ

2024年5月7日
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開発と環境保護って視点は単なるメタファーで
世界の対立の全てはこの映画の中にあって
宗教とか文化とか自分達を形成してきたものを
別の価値観が侵食してきた時に対立は起こるんだけど
どちらにも言い分があってどちらが悪いとも言えない
ってのが根幹にあるのかなと。

お互い興味を持って歩み寄れば良いんだけど
距離の詰め方がバグってたり
利己的な意思が働いてたり
逆に利他的すぎたりすると
何か不穏なことが起こるよって。

そんなことを伝えたいのかなと思ったり。

物語が動き始める前30分の睡魔との戦いが
1番しんどかったけど、逆に言うと
「SLEEP マックス・リヒターからの招待状」よりも
よく眠れそうな映像と劇伴とも言えるかも。

とはいえこの作品で眠りに落ちたくても
例によってサブスクには回らなそう…。

レビューのタイトルは
サイレントではなく
"ノイジー"インベーションが始まってる
日本の水源と自然に対して
国民はもっと知るべきと言う意図を込めて。

根っこは同じ?悪意のある欧米人は
日本人のことを人なんて思ってないし
この映画の主人公みたいに自然は自然のまま
なんて1ミリも考えてないよ。

何せ奴らの文明は森を壊して砂漠化させるのが
常套手段だからね。メソポタミアも
チグリス・ユーフラテスもエジプトも黄河も
今や砂漠だと言うこと忘れちゃダメ。

結局縄文から1万6千年脈々と
森を恐れ敬い続けてしっかり残せたのは
日本人だけなんだよな。

そう言う意味では
主人公の生き方はとても縄文的ではある。

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きーろ

2.5期待しないって大事

2024年5月7日
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当方、濱口さん監督/脚本『偶然と想像』が大好き人間。
当然本作も公開前から気になっていたが。。。
いざ鑑賞すると、え??????

まず、本題に入るまで長すぎる。
あまりにも長すぎる故にのちの伏線が隠れているのか
逆に目を凝らしていたがやはり長すぎた

説明会のシーンでようやくここから面白くなるか?!と
期待を膨らませたが、このディベート大会、作中でジャッジメントつかないのは非常にもやもやする。

悪は存在しないということを主張したいのは分かったが、
続編が無いのならばストーリーは完結しないと絶対駄目。
これ、制作者自身もラストをどう落とせばいいか分からなくなってしまったんじゃないのか?!という曖昧さ
実際にはそうじゃないかも知れないけど、観る側にそう思わせてしまう時点でアウトな気がするが、、

そんな根本的なことが出来ないのならば映画創るな~~!

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葉