「会話劇がものすごく面白い。」悪は存在しない 外村さんの映画レビュー(感想・評価)
会話劇がものすごく面白い。
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レビュー書き始める前にミニシアターで拝見
したので日にちは適当。
結構、苦手な人も多い様子。
私といえば、集会や車内の会話が
面白かったです。
それぞれの視点から見たときに
皆それぞれ、事情や考えがあり。
自分では何ともできない状況がある、
そこに悪なんていない。
それがわかりやすい、日常の会話劇が
面白いと見てたらあっという間にエンディング。
あのエンディングは好き嫌いわかれる
だろうな、と思いました。
色々考えられるけど、主人公は鹿に娘が
殺されることを容認したわけじゃなく。
娘を助けるためにあの男性が鹿を殺して
しまうのを防いだのだと感じてました。
何故なら鹿はあくまで身を守ろうと
してるだけだから。
主人公はあくまで物語全体を
通して自然とともにいる、
偏らないけど自然に抗う事は違うと感じ
てる印象だったので個人的に
伏線のように感じました。
今までが日常の人々の会話劇だったから
油断してました。
主人公の精神自体は自然に寄り添ってる、
倒すべき悪はいないから
運悪く手負の鹿にあった娘を
助けるために手を出そうとはしなかったし、
娘を助けなかったように見える
主人公も言ってみたら悪ではない。
色々と思考の迷宮に迷い込む映画で
良い映画だと思いました。
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