「ある河川の上流、長野らしいですが。 自然とともに暮らす人々、 グラ...」悪は存在しない woodstockさんの映画レビュー(感想・評価)
ある河川の上流、長野らしいですが。 自然とともに暮らす人々、 グラ...
ある河川の上流、長野らしいですが。
自然とともに暮らす人々、
グランピング施設を作るという東京企業、
それぞれのサイクルで過ごしてゆく様子。
村社会独自の内輪意識・排他性のようなものを、持っている人もいそうですが
じつは、先祖土着の人など、そもそも居ない街だとか。
どう共存するかは、人々の意識に常にありそうにも見えて。
東京企業の側の担当者さんら、登場の仕方はいかにも都会の論理でしたが
会話が進んでゆくうちに、じつは人情味たっぷりに見えたり。
自然には厳しさも伴うこと、おらの郷里 (他県ですが山の麓で河川の上流、ここ数年は熊が町に降りてきて)からも類推しています。
映像と音の美しさ、優しさと不穏さが共生するような、
なんとも不思議な印象を抱きました。
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