DOGMAN ドッグマンのレビュー・感想・評価
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壮絶な人生
まず主演のケイレブ・ランドリー・ジョーンズの演技
特に表情に釘付けになる。
はっきり言ってノーチェックの俳優さんでしたが、
観てきた映画にはたくさん出られてて、
これから追って行こうと思います。
内容を全く知らないまま観たので、
犬を使ったアクション映画かと思ったら
ドッグマンの人生の話でした。
壮絶な生い立ちと、
フランスと言う国の現状特に貧困層の生活を
エディットピアフの音楽に乗せて、
これでもかと見せてくれるのだけど、
これが実際の事件を元に作られたと言うから
恐ろしい。
丁度パリオリンピックの時期に観たので、
オリンピックのキラキラした世界よりも生々しい感じが
しました。
必殺仕事人がワンコだったような感じで正しい見方がわからない。
雰囲気のあるスリラーに可愛いワンコって、ある意味挑戦なのかな?
感情が昂ぶりそうな時に可愛い小型犬がチョコチョコ画面を横切る。
犬もスリラーも好きだけど僕は混ぜると食べれないかな。
主人公の演技は素晴らしかった
おりこうさんな犬たち
犬たちの賢さに関心。
あそこまで主人に忠誠心があるのもそれだけ
彼も犬たちを愛していたからだろう。
過去の虐待を乗り越え、体に障害を抱えながらも、いろんな才能を活かし、懸命に生きていく姿…それもこれも“ベイビー”たちが彼を支えていたのだろう。
彼らのチームワークに拍手。
上質なサスペンス
辛くて痛くて悲しいダグラスの人生だけれど、上質な鑑賞感のあるサスペンス映画に仕上がっています。
美しく妖艶なケイレブ・ジョーンズ、艶のある音楽(エディット・ピアフ、ジョン・コルトレイン、ゴッドファーザー)と、つぶらな瞳のワンちゃんたち。
宗教的な部分で難しい台詞もありましたが、何か分かったような気になっていました(笑)
題材はよいが深くはなかった
奇抜な題材で期待したが、シリアルなわりに非現実的で深みもなく、つまらなかった。最後まで観れたので、ひどい映画ではなかったが。話もたんたんと素直に進んで、どこかで感情を揺さぶられるシーンがくるかと期待したが最後までそういったこともなく....
素晴らしかったの一言。
前々から気になっていたので鑑賞。
自分も幼少期に受けた深い傷を抱える者として
とてもとてもカタルシスを感じて、魅了されました。
主人公のダグラスが、過去について語る形式であるにも関わらず
なんとかうまくいくようにと、祈りながら見ました。
そして、自分の大好きなタバコもたくさん出てきて
ダグラスが煙草に火をつけるたび、一緒にタバコに火をつけて見ました。
リュック・ベッソンの、気品があり知性の高いヴィランを描くセンスはピカ一。
神とシェイクスピアと聖書、どれも、人によって捉え方や取り入れ方が違う。
そこに持ってきての、あの主人公のキャラクター設定。たまりません。
真の悪とは何か?反吐がでそうになるほどの悪は、2人だけ。
そして、ダグラスを演じるケイレブ・ランドリー・ジョーンズの凄み。かっこよかった!
でも、これを好まない人もいるんだろうなあとも思いました。
しかし、自分にとっては、何度でも見返したい作品。何もかもが完璧だと思いました。
本当に、本当にかっこよかった!ラストも完璧。久々にいい映画を見ました。
彼の自由意志、そして見る側の自由意志
最後の解釈、それこそ私たち見る人間の自由意志なのですよね。喜劇にするも、悲劇にするも。何とも深いですよね。
歩くことは彼にとって死への歩みを進める…。最後にいつでも行ける、準備はできていると彼の自由意思で死に向かって歩み出した…。
キリスト教では死とは、命の終わりではなく、神から全ての罪を許され永遠の安息を与えられる事だそうです。
お迎えに神は犬達をよこした。彼は許された。
と、思ったのですが…
神の元へ行くには大きな対価が必要と話していたところを考えると、神の元にはいけなかった?いや、そもそも彼は許される必要があったでしょうか?そもそも彼の罪は?
最後のエヴリンの前に現れた犬は、門番でした。彼の方へ向かってくるモノを見つめます。だから、その犬の先には彼がいる、彼が待っている。犬はエヴリンの方を真っ直ぐ見つめていました。
…考えれば考えるほどハマります。
私もこの映画すごく好きです。
彼のアンバランス感もすごく刺さりました。不幸で暴力的な人生を歩みながらも、切ないくらいに純粋でした。
人は愛され守られたい…そうですね。
言葉一つ一つがとても丁寧で、深い。
クライマックスのBGM「エディット・ピアフのNon, Je Ne ...
クライマックスのBGM「エディット・ピアフのNon, Je Ne Regrette Rien」と教会へ行くシーンが良かった。
もう一度、ゆっくり観ようと思った作品。
犬達の健気さに泣ける
作品自体は⭐️4つだけど犬達がかわいすぎる
4.5!!
ちょっとジョーカー的なエッセンスもあるけど、そこまでのメッセージ性はないかな?って感じです
ケイレブの怪演が光る
ギャングとの争いがラストなんだけど少しスケールが小さいんだよねえ
でも、主人公がどうしてこうなったかを丁寧になぞっていくんだけどそれが面白くてどんどん先が気になってしまう
犬達が利口で、また健気すぎて顔見てるだけで泣けてくるんだよね
お願いだから犬達には攻撃しないでギャングさん!!
って違う意味でハラハラしてしまった。
もっとダグラスにヒーロー性みたいなのがあるとスカッと面白くなるんだけどなぁ
2があるとしたら犬を使った闇の仕置き人みたいなのを見てみたいなぁ
監督そういうの得意じゃん笑
優しいジョーカー…
どんなジャンルにも属さない、人の愛に飢え、犬からの愛に包まれた男の人生物語というところか。衝撃的な幼少時代を送ったことから、半身不随となり、それでも犬達だけは彼を支えた、彼は生きるためには犬を使って犯罪を犯し、人助けのためには人をも殺した。見終わった後、何ともいえない気持ちになった。
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