「何年かに一度の映画」DOGMAN ドッグマン グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)
何年かに一度の映画
この映画を鑑賞し終えて胸に迫ってくる感動の種類は、『ショーシャンクの空に』と同じようでした。なぜなら、それは檻の中からの解放であったから。そして、家族や信仰の呪縛からの解放でもあったから。
倫理感や道徳、社会規範などを持ち出して語るのが見当違いでヤボにしか思えないような映画が、何年かに一度あるのですが、この映画はまさにそれでした。
動物にあんなことをさせるなんて!
たぶん、それも違うのです。
友達としてできることを彼ら自身の選択で行なっている。
そういうことを自然に受け入れてしまえるのだから凄い映画なのだと思います。
こちらにもお邪魔します。
倫理観や道徳、社会規範などを持ち出して語るのが見当違いでヤボ。
ま!さ!に!
その通りだと思いました!
そして赤いバラの意味。。
ほぉ〜!!知りませんでした。
きっと含ませていると思います!
長々すみませんが、わかりにくいかとおもい補足しますね。
確か、エヴリンとの対話のなかで、犬の欠点(弱点とか短所といったかもしれません、ちょっと不明)を述べたときに、とても引っかかったんです。長所ではなく捉えていたので。
呵責の念は、結果として大好きな犬たちのそれを利用した形になった(利用しないことを選ばなかったエゴを辛く感じていた)ことから起きているのではないかな、と。
ふり絞る力で十字架へ向かう彼には
図らずも無垢で忠誠心ある犬たちを巻き込みながら生きるしかなかった人間としての償いの念を感じ、かけがえのない彼ら(犬たち)をその身で守る為にできる最後の一手だと考えたようにも思えるのです。
返信ありがとうございます。
この世の理不尽さを知り尽くしたダグラスの直感はラヴリンを選び語った。そして彼の話を聞くその眼差しが変わるのを見逃さず、あの場に及んでの出会いを神のご加護だと信じたのではないかと思います。
コメントありがとうございます。神との対話…なるほどです。信仰についてはうまく語れませんが、感覚や土壌が我々とは異なりますね。グレシャムさんにいただいて、孤独などの視点からもまたこの作品を見てみたくなりました🙂
ではまた。
コメントありがとうございます。
“何年か一度の作品”造りを心がけてほしいですね。シリーズ物とかやめて! そういやベッソンのシリーズ物ってあまり聞かないですね、TAXIは監督じゃないですよね?
グレシャムさんのレビュー、心地よく感じました。確かに彼らは友達としてできることでお互いを支えていました。
犯罪ですが、それだけでは語れないこと、あの窓からエヴリンがみたダグラスと犬たちとの絆、ダグラスが生命にかえたものが胸を貫通しました。
共感ありがとうございます。
とにかく面白い! スリルに加えて胸アツ要素もあって、イヌも。そして長年の低迷を脱してリュックベッソンが今作を出してきた事に感動しますね。
ジョーカーに触れている方、多いですね。フライヤーが手元にあっても情報は面倒なので読みません、いつから公開なのか知るためだけです。それで映画見てからぎょえ~とびっくりします。でも美しいフライヤーは宝物のようにとっておきます💕
こんなに面白くていい映画だと思いませんでした!
今日はそれでね、パチーノの「狼たちの午後」を見て沢山笑いつつ、いたく感動しました。見てない映画が山ほどあるんですね。いい映画見ると頭と心が興奮してなかなか眠れません。でも映画、ありがとうです