「ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの演技がいい。 犬たちも名演。」DOGMAN ドッグマン ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの演技がいい。 犬たちも名演。
ダークヒーローもののような宣伝の仕方ですが、そんなフォーマットにははまらない。
悲惨な少年期、暴力親父と兄の最低な扱いに胸が痛む。
人に虐げられながらも、犬たちの純粋で忠実な愛に助けられて生き延びてきた。
確かに、リュック・ベッソン版、犬版の「ジョーカー」のようではある。
主演のケイレブ・ランドリー・ジョーンズの演技がいい。
犬たちも名演。
(ごめんなさい。以下、大事なことを思い出して追記します。☆0.5追加します。3.5→4.0)
主人公が歌うピアフの『水に流して』に感動。
キャバレーでは同じくピアフの「群衆」が披露されて驚き、
終盤の「水に流して」が特に素晴らしかった!
クリストファー・ノーランの映画「インセプション」でもたびたび流れる名曲です。
大竹しのぶ主演の舞台「ピアフ」(最前列で観た!)でも、聴いて大感動でした。
他にも歌の使い方が秀逸です。
但し、映画の音楽を担当したエリック・セラの曲は、他の歌のインパクトが強烈なこともあって、全く印象に残ってません。
「007ゴールデンアイ」も担当されたのですが、そちらも全く記憶に残りませんでした。
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トミーさんのコメント
2024年3月10日
風貌はジョーカーぽいですが、彼はイヌの王。イヌに害なす者だけを攻撃する節度がありますね。キャバレーの仲間たちとも打ち解けてたし、決して全てを憎んでた訳ではないと思いました。