「戦争中の今に観る原子爆弾開発の衝撃作」オッペンハイマー ノブ様さんの映画レビュー(感想・評価)
戦争中の今に観る原子爆弾開発の衝撃作
先ずやっぱりアカデミー賞作品だなって思った。映画ツウの人が観る作品である。私はそういう作品は毎年苦手だが今作はそれなりに楽しめた。理解が追いつかない部分もあり、テンポが結構早く独特な伝え方をしている。→読み取れる人と全くそうじゃない人(よく分からん)に分かれます。
本題、この戦時中の今にこの内容は凄い!設定時代は第二次世界大戦あたりだからリアルではないけど、こんな感じで原子爆弾は出来たのかって観てました。そこからの広島、長崎投下😭 悪的爆弾も開発チームに取っては画期的な商品を作ったかのような喜ぶ姿とか、ビックリ。
あと爆発シーンの音!嫌だったなー。怖いっていうかなんか嫌な感じ。
ま、こんな感想が書けるだけ楽しめたってことかな。
なので甘くつけて3.5
今晩は。
”映画ツウの人が観る作品である。”そんなことはないと思いますよ。
当時の歴史背景がある程度分かっていれば面白哀しいし・・。(確かに序盤は、私も混乱しましたが。)
というか、ノブ様さん。ご自覚がないかもしれませんが映画ツウというか、映画大好きじゃないですか。
私が今作に4を付けたのは、今作が広島、長崎への原爆投下を知らない人が少なめに見て全世界で8割という現況下、この映画を世に出したノーラン監督の映画監督としての気概を感じての事です。(というか、このテーマで映画を公開できるのは、CN監督位かと思います。で、その気概を受け且つ演劇人の頑張りもありオスカー多数獲得になったと個人的に思っています。)
今作は、日本には忖度して公開が遅れましたが、この映画を観て特に若い欧米の方々に過去何があったかを知って貰うだけで意味があると思います。固い話しになって御免なさい。では。
talismanさん、こーいう単調じゃない深い映画は確かにいつの時代で観るかで評価だいぶ変わりそうですね。
私は改めてアカデミー賞は面白いだけの映画ではノミネートさえされないし、大賞作品の作りは凝りが色んな意味で深いなって思いました。
3.5ですが素晴らしい作品でしたね。
こういう映画はいつの時代に見るのかで評価がかなり異なると思いました。あれだけの映像、技術を駆使したのは現代のノーラン監督、というのは変わらないけれど、30年後、50年後はどう評価されるのかな、人間まだ生存してるかななど考えます