人生は、美しいのレビュー・感想・評価
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本当の感情を表に出せない不器用さとピュアな思い
余命宣告ものということで、暗く重い話になるのかと思いきや、韓国の懐かしいヒットソングにのせて踊り出す展開は爽快。典型的な亭主関白の夫ジンボンを演じるリュ・スンリョンが歌って踊る姿は、「ムービング」で演じた男とはまた違った魅力を発揮しています。大ヒット作「エクストリーム・ジョブ」の流れをくむ、気は優しくて力持ち的な男を演じさせたら、いまスンリョンの右に出る者はいないのではないでしょうか。いつも不機嫌で文句を言いながらも、初恋の人に会いたいという妻の最後の願いを叶えてあげようと寄り添う姿、本当の感情を表に出せない不器用さとピュアな思いに胸が熱くなります。
また、そんな夫と、思春期真っただ中で反抗的な態度の息子と娘にも負けずに健気に家庭を支えてきた妻セヨンが、死ぬ前にやりたいことをやると決意する、吹っ切った複雑な心情をヨム・ジョンアが好演し、歌って踊るコメディエンヌな魅力で物語をけん引していきます。夫の運転する車のルーフをあけて上半身を出し、両手を広げて風を受けるその表情と、紅葉と色とりどりの紙吹雪が乱れ飛ぶシーンがなんとも美しい。
本人たちにしか分からない
傍目から見たら
何てひどい夫、
甘えた家族なのだろうと
初めは思った。
でも、
夫婦には夫婦の
家族には家族の
当人たちにしか分からない
歩んできた
大事な時間や思い出、
やり方があるんだなと。
忙しくて
ゆっくり関われない日々もあるし
相手のことを思っているのに
うまく伝わらない日々もある。
私の頬に涙がつたったのは
セヨンが愛情を感じながら
最期を迎えられてよかったと
ほっとしたからかもしれない。
島での
初恋の人の妹とのくだりが
面白かった。
涙活案件です😭
不器用な夫ではすまされない
あのモラハラの数々はそんな生ぬるいものでは
ないっ💢
なにこいつ、むかつくっ💢と思いながら見る。
セヨンはジンボンのどこに惹かれたのか
なぜ離婚しなかったのか
子供たちの態度も母親目線で見て感じて
腹立たしくなる💢💢
まさかのミュージカルにガッカリ🤣
何度も観た予告で毎回泣きそうになったのに
泣けるのはあのシーンだけ😳❓と思ったが
思わぬ誤算だらけでした😭
深い愛に涙が止まらない、嗚咽です😭
自分の結婚生活、夫婦の関係性、子供との関係性など重ねては泣く泣く泣く😭
不器用すぎるジンボンのセヨンに対する想いを
知った時にまた涙は止まらなくなります😭
生前葬も素敵だなぁ。と思いました。
あぁ、思い出してまた泣ける😭
満点💯にしたかったけど、苦手なミュージカルに
-1点🤣
【余命僅かと宣告された専業主婦と不愛想で愛情表現が苦手な夫が、二人で主婦の初恋の人を探すミュージカルシーンを絡めたロードムービー。後半、夫が実は妻を深く愛していた事が明らかになる展開は沁みます。】
■肺がんで、余命僅かと分かった主婦セヨン(ヨム・ジョア)は、最後の誕生日プレゼントとして高校時代の初恋相手ジョンウ(オン・ソンウ)と再び会うために夫ジンボン(リュ・スヨン)に協力を求め、二人で車で出掛ける。
◆感想<Caution! 作品内容に思いっきり触れています。>
・序盤はジンボンが、妻セヨンが余命僅かと医者から言われた後も、素っ気ない態度でセヨンに接する姿に、少し苛つく。
ー だが、この序盤の数々のシーンが後半に効いてくるのである。
例えば、医者から妻の状態を告げられたジンボンが家に帰ってセヨンから見るとサッサと寝てしまう冷たい夫として描かれたジンボンが背を向けているシーンが、後半ではジンボンの涙を流す顔を映し出しているアングルで捉えたシーンになっているのである。ー
・セヨンの高校時代を映し出すシーンでは、彼女が上級生だったジョンウに恋をする過程が描かれているが、その後のマサカの展開を予想させるセヨンが親友だった女子生徒に絶交を告げるシーン。
ー 伏線がちゃんと張ってあるのである。
そして、これも後半に描かれるのだが、ジョンウは亡くなっており、更にジョンウが告白していたのは、セヨンの親友だった女子生徒のだったことが分かるシーン。-
・ジンボンがセヨンと共にジョンウと車で韓国中を旅するシーン。
ー ジンボンはぶつくさ言いながら、役所の上司に休暇を願い旅を続けるのである。
そしてこれも後半明らかになるのだが、ジンボンはセヨンが”生きているうちにやりたいこと”のメモをゴミ箱から拾っており、それを写し取って妻の想いを一つ一つ叶えていたのである。可なり沁みる。それにしても、ジンボンの愛情表現、下手すぎるだろう!と思ったら・・。-
■何と!ジンボンはセヨンのために旅行中に分かったセヨンの昔の友人達や、子供を産むときにお世話になったオバサンや子供達を読んで、セヨンのためにパーティーを開いて上げるのである。役所で仕事をする振りをしながら、妻の事を思ってイロイロと調べていたジンボンの姿を映し出すシーン。
<今作は、妻セヨンを失う哀しみや彼女への感謝の念を出せなかったジンボンが、セヨンと旅をする中で妻への感謝の念をキチンと表明しなければいけない、そして妻の美しい姿を妻の大切な人達に見せたいと思ったが故の”ラストパーティー”シーンが実に沁みた作品である。
人生は自分の思い通りにいかない事は沢山あると思う。
けれども、イロイロと在りつつも、キチンと日々を過ごす事でその人の人生は美しいのだろうな、と思った作品である。
ジンボンとセヨンは何だかんだ言いながら、30年も結婚生活を続け、二人の子を授かり育てている。
それだけで、充分に二人の人生は美しいと私は思ったのである。>
<2023年12月16日 刈谷日劇にて鑑賞>
ミュージカルコメディ
専業主婦のセヨンは公務員の夫ジンボンや思春期の息子と娘のわがままにうんざりしながらも、健気に家族に尽くす日々を送っていた。そんなある日、彼女は医者から肺がんのステージ4で余命2カ月と宣告された。動揺したが、生きてるうちにしたい事を10個書き出し、特に、高校時代に誤解から連絡を絶った初恋相手ジョンウに死ぬまでに一目会い、謝りたいと言った。夫に頼み一緒に彼を探しに行くことになり・・・さてどうなる、という話。
ソウルから木浦、釜山、清州、南の離島、と夫婦で初恋相手を探す旅に出て、その都度空振りとなるストーリーは有りがちだが面白かった。
セヨン役のヨム・ジョンアが楽しくて上手かった。
世の中の旦那はたまにはかーちゃんの手を繋いであげろ‼️
この映画、夫婦歴が長ければ長いほど心に染みるかも知れない。世の旦那衆はカーちゃんと出掛けたときは、手を繋いでニギニギしてあげよう。それからトイレットペーパーくらい自分で変えよう😀
難病ものもは思えないミュージカルロードムービー
余命短い妻とその事実に向き合えない夫のロードムービー。ミュージカル仕立てなのは知ってましたが、ここまでガッツリ歌と踊りを取り込んだ作品とは思ってませんでした。
妻の過去の思い人を探しながら、夫婦の絆が強まるものと思いきや、最後の最後まで亭主関白ぶりが抜けない夫にやや苦笑しながらも、最後は大団円を迎えます。
悲しいはずのお話ですが、あまり湿っぽくならず、多幸感あふれる作品に仕上がっています。
注意!濃いめのミュージカル、泣いたけどその分残念
いきなり歌い出すのでびっくり。
ミュージカルだとは全く知らなかった。
ミュージカル映画もみるけど、この映画は中でも酷いというか、歌って踊ってどころじゃない。
その場で歌い出すと言うよりも、いきなりセット展開して集団で歌って踊りだします。
ミュージカル耐性はある方だど思ってたけど、一瞬、このまま2時間は辛いと、退出を考えてしまった。
また、夫がダメ人間すぎてイライラします。そんな奴いる?と思ってしまった。昭和の夫と言うより、戦前のオトコという感じ。
あまりにキツイので多分何かの前触れだろうと感じます。
と思いつつ、、、
最後のあのシーンには涙。前フリがとても効いているので、嗚咽レベル。反則だろ、、と号泣。
そして歌い出しで、一気に涙引く。
なんだろう、、、映画は監督のものと思いつつ、せっかくの感動を返して欲しい。
歌わなければ多分★5なのでしょう。いい映画だったので、そう思わずにはいられない。
余談ですが、今回見たのは地域を代表するミニシアター。スクリーンもひとつしかありません。いつも、マニアというか映画好きが集まっていますが、珍しく中学生?高校生?がいて、何かと思ったら元K-popアイドルも出ているのですね。納得。
映画代奢ってあげたくなった汗
初恋とは…
ミュージカル要素は必要だった…😞インド映画を真似た感があって違和感
但し内容は家族愛で、今の僕には刺さったかも(ミュージカル要素がなければかなり良かった?)
公務員の旦那と30年連れ添った配偶者が、癌で余命2ヶ月宣告され、夫婦で初恋?の男性を探す旅に出る話 その男性と両想いだったと思いきや…
僕も初恋の人に会いたくなったけど、誰が初恋だったのか…😱若年性アルツかもしれない
ダサ可愛い
リュ・スンリョンとヨム・ジョンアの無理のある若作りも楽しい、ダサ可愛いミュージカル。
歌も上手いわけでもなく、踊りもヒドいもんなんだけど、可愛い。だからこの二人だったのかな。
意外なことやどんでん返しは起こらないけど、近い年齢なので二人の愛情にめそめそしながら観てしまった。あたたかい作品でした。
どうしてあんなに泣けたのか
「ハイ・フィデリティ」とか、昔の恋人に会いに行く物語って、男の視点で描かれることが多い気がする。異性の記憶のフォルダを増やすのではなく、上書きするのが女性の脳だと聞いたから。女性は昔の男のことを引きずらないものだと思っていた。でも、本作の主人公セヨンは違う。事あるごとに昔の写真を眺めて初恋を思い返す。そして自分の余命を知り、初恋の男性に会いに行くことを決意する。しかも夫と。
ミュージカルが得意でない自分にとって、途中で挟まれる歌とダンスのシーンが結構辛かった。いや、ミュージカルでも歌とダンスに圧倒されることがあるから、ミュージカルだからという理由ではない。たぶん歌のシーンがとてもダサいからなんだと思う。とにかくダンスがやたらとダサかった。ワザとか?と思うくらい。ただ、曲はすごくいい。韓国の往年のヒット曲が使われているらしく、昭和歌謡の名曲を聴いているような心地よさがあった。
話の方は韓国のおじさんらしい不器用さ(を通り過ぎてもはや極度のモラハラ夫だったが)がひどすぎて感情移入しにくい。後半の夫の行動で今までのすべてが帳消しになるわけじゃないし、妻の行動もやや不思議。初恋の相手との結末もあんなんでいいのか?と思ってしまう。とてもシリアスで悲しい題材なのに、ポップでコメディテイストなところにも終始違和感を覚えていた。
踊りのシーンも今ひとつだし、いろいろと受け入れがたいものがあるのに随分と泣いてしまった。どうしてこんなに泣けてしまったのだろう。自分が戸惑ってしまうくらい。おじさん特有の涙腺のゆるさだけが理由ではないはず。万人には勧められない。マイナス面が多いから。でも、泣ける人も少なくないはず。周りで鼻をすすっていたおじさんたちに強い仲間意識を感じた。
初恋の真相は、コメディとしては面白いが、人間ドラマとしてはつまらない
湿っぽくなったり、重苦しくなったりなりがちな話が、ミュージカル仕立てにしたことで明るく軽やかな語り口になっているし、最初は戸惑ったミュージカル・シーンも、思いのほか違和感なく楽しめた。
その一方で、夫が何度も突っ込むように、余命2か月の妻が元気過ぎるのは不自然だし、死に対する恐怖や葛藤がほとんど感じられない彼女の能天気ぶりも気になった。
妻に対する思いやりや優しさが欠落しているように見える夫も、運転手として彼女の旅に付き添う姿から、自分の気持ちを素直に伝えられない不器用な人物なのだろうと推察できるし、ラストの伏線回収によって、そのことが明確になるところは感動的でもある。
ただ、妻の身になって考えると、よくもこんなデリカシーのない男に黙々と付き従って来たものだと、彼の魅力を理解できないもどかしさを感じるし、韓国の女性は、皆、こんな「関白を気取った亭主」に耐えているのだろうかという疑問も残る。
子供たちとの関係も淡白で物足りないし、結婚式の形を借りた「生前葬」での感動の盛り上げ方も在りきたりで、あまり胸に響かない。
何よりも、初恋の人を巡る真実が明らかになるところは、話としては驚きがあって面白いのだが、「初恋の人が自分のことを好きではなかったから、今の夫を初恋の人と思うようになった」みたいな展開になってしまったのは残念としか言いようがない。
ここは、やはり、「初恋の人と再会して、しかも互いに両思いだったことを確認した上で、それでも、初恋の人よりも、30年間連れ添った夫の方を愛していることに気付く」といった展開にした方が、夫婦の愛の物語として、感動的になったのではないだろうか?
奇をてらったその場しのぎのウケ狙いよりも、もっとじっくりと物語を掘り下げてもらいたかったと思えるのである。
昭和チックな韓国産ミュージカル。
泣かされた…終盤にドドドドっと泣かされた。韓国音楽をよく知らないけれど昭和チックな唄と踊りがお話に実にマッチ。はじめはなんてダンナ、と思ったけれど見終わってみたらなんてハートフル。沁みるミュージカルだったなー。
『ラ・ラ・ランド』みたくミュージカル入ってます。
観るの少し躊躇したけど、観て正解だった♪
予想の何倍も良かった♪
才能ある人が作った映画だと、すぐ分かる!!
脚本とか美的センスとか、魅せ方が上手い!!
ラブストーリーかと思ってたら、どっちかっていうとヒューマンですね。
コメディも入ってます。
ときめいて、笑えて、感動します。
『ラ・ラ・ランド』みたく、バランスよくミュージカルが入ってて、オシャレだと思います。
主演の女性は観た事あると思ったら『箪笥』にも出てた人でした。
結婚してる方は、特に女性で主婦の方は、特別に心に響くんじゃないでしょうか。
この結婚は、この旦那は、この家族は、正解だったのか?
たぶん、ほとんどの女性が感じる事。
僕は結婚なんてしたくない症候群の男ですが、とても響きました♪
迷ってたら、ぜひオススメします♪
名作です!!
ノリ間違い
突然余命2ヶ月を告げられた主婦が、離婚をチラつかせて亭主を巻き込み高校時代の初恋の男に一目会う為に旅に出る話。
我が道を行く能天気無自覚主婦と亭主関白というより怒鳴り散らしてばかりの俺様旦那という夫婦が、妻の検査結果を聞くために病院で待ち合わせて始まって行くけれど、ミュージカルなんですね。
1曲目から途中でちょっとダレてくるんですが…。
その後は何とか持ち直し、コミカルを折り込みつつのロードムービーになっていくけれど、やっぱり途中で飽きてくる。
子どもの扱いはかなり雑だしね。
最後はしっかり良い話しになったけれど、やっぱりまたクドいし。
やり過ぎて余計な感じにならなければかなり面白かったと思うのに…という感じかな。
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