メドゥーサ デラックスのレビュー・感想・評価
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人の話ばかり聞いてあ〜疲れた
展開が読めない心理スリラーというべき内容だが、如何せん分からんのがメドゥーサの髪型のモデルの女性がフライヤーにも用いられているが、モデルの女性は劇中に何らかの要因で髪が発火してしまいリタイアしている。
そして一番見ていて疲れるのは、亡くなられたトップアーティストの遺体が出てこない分、想像で亡くなられた方をイメージするしかない。では何で映像にしなかったのかとなると恐らくだがワンショット撮影でNGともなればイチからのやり直しになる難しい撮影方法だが、特殊な撮影方法が災いしたのかキャストの話が長い!長過ぎる!ずっと人の話が聞ける人はイマジネーションを膨らませながら見るにはもってこいかもしれないが、己の意見を言うわけでもなければただただ人の話ばかり黙って聞き続けるのはわたし個人的には疲れてしょうがない。
ついに気付かないうちにうたた寝をしてしまった。
それぐらい観て疲れてしまう内容だった。
話のやり取りを聞くだけがメインの設定ではあるが亡き故人を偲んだり、悪事を働いていたというまさかの告白に、ついには思い込みで犯人に違いないという始末に名探偵コナンが必要とみた(笑)
芸術美
極上の臨場感!ワンショットで最前線にとんでもなく急接近。感情がギュッとする中で迫る恐怖と散りゆく儚さの融合は今年一の芸術作品と推したい素晴らしいクオリティ。創造性溢れるヘアスタイルも神経を尖らす圧倒的スパイス。事件性すら色鮮やかに彩られる傑作!
Baby
A24が米国で配給しましたよ!というところが宣伝文句になるくらいおすすめポイントが無かったのかというのが気になりましたが、他にもワンカット撮影を売りにしていたので、そっちの方に期待して鑑賞。
ワンカットが裏目に出るタイプの映画でした。とにかく長い長い映像ばかり観せられるので、カットすればもっとコンパクトになったのになとモヤモヤさせられました。
登場人物が時間を追うごとに増えていき、しかも面倒なくらい他のモデルやスタイリストに絡みに行くので誰が誰だか全く分からん!状態になったのもキツかったです。そもそも大人しくしとけって言われてるのに全員自由行動できているところがもうワンカットの悪さを醸し出していたなと思いました。
頭の皮を剥ぎ取ったという残酷な文面のパワーは劇中では全くと言っていいほど描かれず、そこも拍子抜けでした。あと突然の火傷も意味が分かりませんでした。
終盤手前くらいとエンディングではなぜかミュージカルになっていて困惑しました。殺人であーだこーだ言ってたはずなのに、みんな笑顔で踊り回ってるもんですから今までのワンカットはなんだったんだ?と混乱しっぱなしでした。ただここが一番面白かったなと思う自分もいました。
強いて褒めるところを上げるとすると、複雑なヘアスタイルの完成度は高いなと思いました。あと振り回される赤ちゃんが一番偉いな〜と感心していました。
期待していたものには程遠く、ワンカット撮影の必要性も無いという色々と致命的な作品だったなと思いました。ミュージカルとおどろおどろしい効果音だけは好みでした。
鑑賞日 10/31
鑑賞時間 17:00〜18:50
座席 G-7
世界中の美容師に捧ぐ
A24の映画だと勘違いして観てて、終わってから、配給権を持ってるだけって気付きました。
それぐらい、らしく、前衛的な、作品だと思います。
ワンカットで殺人事件の犯人を探っていくワケですが、
レディー・ガガ風だったり、きゃりーぱみゅぱみゅチックだったり、奇抜で個性的な髪型の女性が何人も出てきます。
それが、この映画の魅力の1つでしょう。
アイツが怪しい…いやアッチの奴か?…グルなのか?
てな具合に、推理しながら観るのですが、
最後は、なんなんコレ(笑)
個人的には、作中1番盛り上がった(笑)
解放される!って(笑)
そう、けっこう退屈だったのです(笑)
PS.ホラーっぽいのかと思ってたらホラーじゃなかった(笑)
これって、見ないと損する!百聞は一見にしかず。面白かった〜
始めから終わりまで徹底して計算して作られてる職人技の
製作スタッフたちに脱帽。監督若そうなのに、凄い才能。
友達から勧められて見たけど、すぐ私も周りに勧めました。
映画ファンなら見なきゃダメでしょ、これは。
そもそもヘアコンテストの会場でモデルが数分席を外した間に、優勝候補だった美容師が死体になってた!というぶっ飛んだ話。
その会場にいた美容師とモデル達全員容疑者で、みんなの言動をカメラがスルスルと蛇のように追っていくワンショットも効果的。
みんなキャラ立ってる人ばかり出てきて笑えたけど、私はカッコいいアンヘルと、めちゃくちゃ可愛い赤ちゃんが気に入りました👶❤️
豪華プログラム読み込んだら、もう一度は観ておきたい。
この監督の、次回作😊楽しみ。
今年暫定一位の作品、爆誕
2回目行きました。一体何が起こったのか、犯人は誰なのかグイグイ引き込まれた。度々登場する華やかなヘアスタイルに目を奪われながら、事件の真相を見守った。ロビー・ライアンによるシームレスなワンショットは滑らかで、1Fから2Fへの空中移動、壁を抜けて一体どうやって撮影されたのか!?これまでのワンショット映画からも一線を画したものを感じた。やはりラストのダンスナンバーまで最高、、!こんな作品今まであったか、!?大興奮の一作でした。
モスカ、数々の男に愛されてどんだけいい男だったんだ…
んー、予告がうまくできてたね。 ストーリーはともかく、オシャレで独...
んー、予告がうまくできてたね。
ストーリーはともかく、オシャレで独創的で奇抜でキモカワなヘアスタイルとファッションがわんさか!を期待してたので、残念。
ストーリーも、なんだかな。ワンカットの意味もな。
エンドロールは良かったな。
髪より移動シーンをカットして
ワンショットものは、それを成立させる脚本や演者などだけでも評価できる。
しかし、“凄い”と“面白い”はイコールではない。
本作はワンショット方式が活きるどころか足を引っ張っていたように感じた。
最大の問題は、移動シーンの無意味さ。
目を引くものや伏線が忍ばされることもなく、長く、多く、しかも大半に台詞すらない。
数回なら緊張感を引き立てるのに効果的だが、頻繁に繰り返されて辟易とした。
ただでさえ会話劇なのに、間にあれを挟まれたら眠くなります。
登場人物も無駄に多くて、名前を覚えるのも大変。
モデルの大半は存在意義がないし、終盤になって更に新キャラが加わってくる。
互いを疑ったり探ったりするのはいいけど、アンジーの火傷なんかは何の意味があったのか。
変死事件の関係者が自由に動けすぎだし、一向に事情聴取が始まらないし、挙げ句に部外者まで中に招かれる。
ミステリを謳う割に情報は明かされず、真相も拍子抜け。
5分で頭皮を剥ぎ取る方法も理由も特にナシ。
極めつけは、作品の雰囲気にも全く合わないあのエンディング。
あれを捧げられて、世界中の美容師さんはどう思うのだろうか…
リアルタイム展開になるから間延びしちゃうね
ワンカット映画はジャンル映画だなと思うの。でもなのか、だからなのか、公開されると観ちゃうんだよね。
本作も観てて、ワンカット映画つくりたくなる気持ちは分かったな。ああやって、こうやって、こんなアイデアも入れてって考えるの楽しそうだもんね。
今回はワンカットで時間を一年後に飛ばすところが面白かったの。でも「一年後に飛んだな」って理解するのに時間かかるけどね。
ラストの謎解きシーンでは、ワンカットやめてるよね。違うかな。ここまでこだわるなら、そしてそれが作品の唯一の見せ場でもあるので、ワンカット貫いて欲しいな。
そしてこれ結局、犯人は誰だったの。
薬品やりすぎておかしくなってるだけの人を、なんか勘違いして頭の皮をはいじゃったってことで良いのかな。
カメラ一台で撮り終えるみたいなタイプの映画 実際どうかは知らないけ...
カメラ一台で撮り終えるみたいなタイプの映画
実際どうかは知らないけど、
そういう映画は好きな方
おしゃれな感じを味わいたいとか、
下町ロンドン英語を聞きたい人向き
「閉鎖状況下のワンショット・ミステリ」にあまり期待しすぎると、肩すかしを食らうかも。
踊れるデブ三羽烏に乾杯!! こいつらキレッキレじゃねえか。
って、なんだよ、あのエンディング??(ボリウッドパロ?)
というか、そもそもなんなんだこの話(笑)。
なんか、軽く作り手にバカにされてるような……。
予想を裏切るのは良いにしても、
いろいろと裏切りすぎだろう。
個人的には「クローズド・サークル」内で起きた殺人事件の真相をワンショットで追っていく「本格ミステリ」テイストのバックヤードものだと思い込んで視聴したので、大いにはぐらかされた印象。
まずもって、ぜんぜんミステリじゃないし(笑)。
謎解きも犯人当てもへったくれも、有って無きがごとしだし、
重要な登場人物や証言が後から後から「後出し」で出て来るし、
結局、最初から証言者たちが語っていた通りの真相が、なんとなく確認されるだけだし。
あと、毛髪ごと頭皮をはがれた被害者といえば、誰しもがハーシェル・ゴードン・ルイスの『悪魔のかつら屋』を想起するかと思うが、ゴアシーンもなければ既存作へのオマージュもないし、最終的には「頭皮狩りを行ったことについての、気の利いた意外な動機」も出てこなくてがっかり。
全編ワンショットというのも、若干誇張がある(間違いなく何カ所かで切れている)。
それに、ヒッチコックの『ロープ』やベス・デ・アラウージョの『ソフト/クワイエット』のように、ねちねち作り込んだ脚本で「ワンショット」ならではの仕掛けを弄してくるタイプの映画かと思いきや、どっちかというとノリとパワーで押し切るタイプのクライム・サスペンスで、個人的にはちょっと拍子抜け。
そもそも、全編ワンショットが「効果的」に用いられているかというと、観ていてぜんぜんそんな気がしないのが辛いところだ。
単純にお話の展開がわかりにくくなっているだけだし、無理やりワンショットを継続するために自然なナラティヴがあちこちで歪められていて、明らかに変な展開を余儀なくされている。
ラスト近くに開催されるアレも、マジでその日のうちにやってるのか?? 少なくともだいぶ時間が飛んでるんじゃないかと思ったんだけど(もしかして1年後?)。あそこは、ワンショットにこだわった結果として、作中の時間経過がよくわからなくなったケースだといえる。
それ以外にも、いろいろと納得のいかない描写は多い。
あんだけ言われてたのに●●●休憩に出かける底抜けにバカなモデルとか、
賄賂疑惑をさくっと認めちゃったうえに、その話がなし崩しで放置される流れとか、
普通に警察が来てる殺人事件の案件なのに、建物内には官憲がまったくいないとか、
出だしから●●が怪しいことにルネは気づいてるはずなのになんにもしないとか。
終盤で男たちの抱えている「秘密」はさすがに陳腐だと思うし、
ここでドナルド・トランプ出してきて何が面白いのかとも思うし、
事件の真相の呈示の仕方(というか「作法」)がなってないし。
で、あのエンディングなわけだ。
むしろこっちがやりたかっただけなのでは??(笑)
確かに面白いっちゃあ面白いけど、
今までの話を全部台無しにしかねないインパクト。
一方、奇矯なキャラクターどうしがいがみ合ったり、理解し合ったりを繰り返す、クエンティン・タランティーノ的な群像クライム・フィクションとしてとらえれば、そこそこ楽しい映画ではある。
特に、口が汚いばかりか手まですぐに出てしまう直情的な過激派だけど、本来的には高潔な人物である美容師クリーヴのキャラクターは魅力的だ(近くにいると困るが映画で観ているぶんには共感できるタイプw)。
ゴスペル隊を侍らせ、神の福音を説いてまわる美容師ディヴァインは、まさに南部福音派のステロタイプで、北部出身者からはいちばん気味悪がられるタイプといえる。
ゲイの面々はあまりに類型的な描写で、人によっては不満を抱くかもしれないが、まあふつうに美容界にいそうな感じで違和感はなかった。
美容師軍団が押しの強いキャラぞろいだったのに対して、モデル連中のキャラが薄目だったのは少しバランスを逸していたかもしれない。
まずは、「メドゥーサ デラックス」というタイトルの素晴らしさ。
(女の髪にまつわるサスペンスでこのタイトルは本当に絶妙)
この複雑なストーリーを、なんと9日間で撮り上げてしまった手腕。
(この監督さん、実務者としてめちゃくちゃ優秀なのでは?)
広いバックヤードを登場人物をすげ変えながらうろうろする楽しさ。
(なんの感覚に近いかというと、徘徊系ARPGに近いのな)
ミステリとしてはいろいろがっかりしたが、ラストのアレも含めて相応に楽しめはしました。
結局のところ「何をやりたかった映画なのか」の焦点がイマイチ結びにくい映画なんだよね。ギミックだけが際立ってて、描きたかったことがボヤけてるっていうか。
CUT & PULL
ヘアコンテスト当日の舞台裏で優勝候補の1人がとされていたスタイリストが変死する事件が発生し巻き起こる人間模様の話。
モデルが5分席を外した間にスタイリストが死んでいて、更には頭皮を剥かれるインディアンスタイルということで、既に被害者は亡くなり事情聴取を待つところから始まっていくけれど、犯人捜しの話しかと思ったら、まあそうでもあるもののこれと言ったストーリーテラーもおらず、他のスタイリストやモデル等の関係者達が、自分は関係ないとか誰が怪しいとか騒ぎ立てるばかり。
そんなことよりコンテストはそのまま開催されるのですか???
ワンショットで流れる様に場面が移り変わって行くのは素晴らしいけれど、内容的には、会話劇の様な感じで頭に入って来ないし、話し自体に面白みがないし、ワンショットである意味も感じられず。
途中まさかのミュージカル?な流れになったり、+ワンショットの不思議エンディングはビビったw
始まりからエンドロールまでカッコいい
めっちゃくちゃ面白かった!
始まりからエンドロールまで抜かりなくカッコ良くてビリビリしたわ。結構凄惨な殺人事件だけど、グロいシーンが全くなくて登場人物の会話だけで事件の詳細と経過を追うのだけど、絶妙に音が効いてて不安感が増すのも良い。音楽がずっとオシャレだった!!
ガガのヘアスタイリストもされている、ユージン・スレイマンさんという方が全てのヘアをモデルとヘアデザイナー役のキャラクターに合わせて作られたとのこと。
背景は裏舞台だけだけど、色味がキレイで存分に楽しめました。
久々にエンドロールまで中弛みなくノリノリで観られたな。
もう一回観たい!
髪型がメドゥーサ?
2023年9月18日
映画 ##メドゥーサデラックス (2022年)鑑賞
ヘアコンテスト当日に見つかった美容師の変死体とそこに参加している美容師とモデル達
ワンショットで長い廊下と控室を行き来し噂話から事件の真相に
独創的なヘアメイクも注目
@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました
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