ナポレオンのレビュー・感想・評価
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にわかは置いてけぼりヲタクには物足りない
ことごとく説明を省いて
淡々とナポレオンの生涯を描く伝記映画の為、
この時代の歴史を知らないと全く意味のわからない映画です。
かといって我々のようなヲタクが見ると
活躍した主要なフランスの元帥や
対仏大同盟の将軍たちや貴族がほぼ出て来ない
ロシアやオーストリアは皇帝のみ
プロイセンは一瞬映るだけ
ゲプハルトは!?クトゥーゾフは!?カール大公は!?
あげるとキリがありませんが歴史ヲタをくすぐる要素がないのはリドリースコットらしくなく残念
良いところは見惚れるほど精巧な衣装凝り具合
なんといってもホアキンの圧倒的な演技力
今までの戦列歩兵時代の映画ではなかった最新の凝ったカメラアングル
ナポレオンの半生記みたいな感じ。
この手はなんとかシアターみたいなより大きい画面の方が楽しめると思う。これから見る方はIMAXなどをオススメします。
馬が大砲に当たって死んだのが、なかなか…
後継、後継って…その後、お子の成長は?
ジョセフィーヌとの話みたいな
映画前の広告しか見てなかったので、もう少しアクションぽいのかと思っていたが、どれだかナポレオンがジョセフィーヌに惚れてたのかみたいな、フォーカスした伝記の話。何回か見るとより楽しめそう。
衰えを感じさせないスコット監督の見事な歴史スペクタクル
字幕版を鑑賞。今年 86 歳になるリドリー・スコット監督の最新作である。スコット監督の代表作には、「エイリアン」や「ブレード・ランナー」に代表される SF ものと、「グラディエーター」「最後の決闘裁判」などの歴史ものがある。「エイリアン」シリーズでスコット監督が撮った第一作こそ大傑作だったが、この作品の出来の良さは脚本家のダン・オバノンの力量によるもので、オバノン没後の「プロメテウス」と「エイリアン・コヴェナント」では物語の世界観を潰しかねない展開を見せて、目も当てられない惨状を呈するに至った。その一方で、歴史ものには一切駄作がなく、極めて洗練された美意識が画面の隅にまで徹底していて、かつての「十戒」や「ベン・ハー」級の名作を世に送り出して来ている。
本作も、まさに歴史的な瞬間を観客に目撃させているかのような画面作りは非常に見事である。ヴェルサイユ宮殿などを使ったロケーション撮影は有無を言わせぬ圧倒的なリアリティを見せている。戦闘場面も息を呑むほどの出来上がりで、両軍の行動や顛末が良くわかる。戦場を俯瞰した画面の壮大さもさることながら、兵士レベルでの視点でも徹底したリアルな画面作りが行われていた。
物語はナポレオンが頭角を現して以降の生涯をなぞりながら、本人の内部の悩みや葛藤を描くのに力を入れている。身長が 168cm と小柄だったナポレオンを 175cm のホアキン・フェニックスが演じているのだが、ダンスシーンなどでは女性の方が大きく見えるような撮り方を工夫しているのも配慮が感じられた。歴史上の偉人には小柄の人が多く、モーツァルトやベートーヴェンやワーグナーも 170cm 未満で、西洋人の中では平均以下である。
ただ、少し説明不足のところも気になった。序盤のトゥーロン攻囲戦の見せ方は実に見事だったが、ロシア戦やワーテルロー戦で何故負けたのかの描写は不十分だと思った。ロシア戦でロシア側が仕掛けた焦土作戦は非常に良く描かれていたものの、大多数の死者を出した撤退戦がほぼ省略されており、ワーテルロー戦ではプロイセン軍の到着のみが敗因のようになっていたが、ナポレオンが中央突破にこだわり過ぎたのが原因である。また、ジョセフィーヌの浮気が新聞沙汰になっていたのは、ナポレオンがジョセフィーヌ宛に書いた手紙を乗せたフランス軍艦がイギリス軍に拿捕されて読まれてしまったからであるが、その描写はなかった。
ジョセフィーヌは、夫の留守に若い将校を連れ込んで浮気に耽っているばかりのように描かれていたが、宮廷の庭にバラ園を作って 250 種ものバラを育成したほか、バラの専門家に命じて新種の開発にも功績を残し、そのお陰で 200 種もの新種が生まれているのである。また、写真がなかった時代のため、画家のピエール=ジョゼフ・ルドゥテに詳細な絵を描かせた功績も忘れ難い。せめて庭のバラに囲まれた姿を撮って欲しかった。
ナポレオンの功績には現代にまで残っているものがあり、欧米では通りを挟んで番地の末尾が奇数と偶数に分けているのだが、これを始めたのはナポレオンである。また、法の前の平等、私的所有権の不可侵、個人の自由、信仰の自由などを基本原則としているナポレオン法典は、現代フランスの法律にほぼそのまま受け継がれているのだが、こうした事績が省略されているのはやむを得ないことだと思う。
それにしても、ナポレオンが起こした一連の戦争で戦死したフランス兵は 300 万人にも及んでおり、青壮年男性を中心とする生産年齢人口の低下によって、国力でイギリスやドイツ、のちにはアメリカにも抜かれる要因となった。まさに「一将功成りて万骨枯る」という典型であった。ちなみに、今年ナポレオンが着用していた帽子の一つがオークションに出されて、3億円ほどで落札されている。
音楽はハイドンやモーツァルトなど、同時代の作品を選曲してあって時代の空気を感じさせていたほか、オリジナルの楽曲も非常に見事であった。特にエンドロールで流れる曲はメドレー風になっていて聴き応えがあった。スコット監督の演出は実に冴えていて衰えを一切感じさせなかった。次回作も非常に楽しみである。
(映像5+脚本5+役者5+音楽4+演出5)×4= 96 点。
彼は英雄?それとも侵略者?【55点】
IMAXで鑑賞。
偶然にもフランス旅行の前日に観ることが出来た。
ナポレオンと言えばフランスでは英雄的扱いをされているが、他国とくに日本人の自分から映画を通して見てみたら独裁・侵略者としてのイメージが強く残った。戦死者がとんでもない数…
本作は残虐なシーンがいくつかありちょっと驚いたけどPG12なのか。ナポレオン関連史を勉強してから観に行ったが、やはり彼の半生を描くには時間が足りないと感じる。戦闘シーンも多かったが中でも、アウステルリッツの三帝会戦が迫力大。
ナポレオンがいなかったらどうなっていたのか気になった。
最近、多作なリドリー
毎回、期待して鑑賞しますがイマイチな作品が多い。
多くの巨匠が撮ろうとして、叶わなかったナポレオン‼️
無難に作った感じがします。
もっと、パンチの効いたナポレオンが見たかった。
IMAX鑑賞。
背が低かったナポレオンの表現は完璧‼️
さすがホアキン‼️
ジョセフィーヌ
ナポレオンのイメージとしては「辞書に不可能の文字はない」が浮かんでくるくらいしかない。世界史には興味が薄いのでやはり自分には合わなかった。
ナポレオンの戦いを観ているうちに全体的に暗い映像でどちらかというと睡魔との戦いになってしまった。残念😢
そんな中、一際眩い光に見えるジョセフィーヌが最高に良かった。救われました。
ヴァネッサ・カービーに⭐️3です💓
130
演技は申し分ないが
全体的に画面が暗く、誰が誰だか、味方なのか敵なのか判別できないまま、ストーリーか進んでしまった
もう少しナポレオンを学んでから鑑賞するべきだったのかも
You are nothing without me.
英雄?悪魔?ただの人
シナリオが素晴らしい。ナポレオンの伝記ではなく人として描いている。
戦闘も迫力ありIMAXで鑑賞したかいが合った。
しかし、出世していく過程をナポレオンに詳しくないとよく分からず、いきなりエジプト遠征など???
ラストの反乱も誰と戦っている?(理由)などもう少し分かりやすくしてほしかった。
女性遍歴など面白く、二時間強の時間もあっという間にだった。
「国家」概念があの時代に明確にあったフランスとイギリス
ドイツもイタリアも一つの国としてまとまってなかった頃から国家意識があったフランス🇫🇷にイギリス🇬🇧。分厚いコートに軍服、着てるだけですごく重そうでそれで馬に乗る。もう体格、骨格のレベルでアジアと異なる。考えも異なる。取引、退却、落としどころ含めて政治・外交能力はいやでも磨かれる。百戦錬磨の人々たくさん。そんなヨーロッパが歴史を経てEU(問題は山積でも)を作ったっていうのは並大抵のことでないことが目の前に突きつけられた。
色んな絵画で見たことあるシーンを映像で見ることができてかなり興奮した。タレーランが出ていて感動した。吉田健一がタレーランのことをよくエッセイに書いていてでもどんな感じかよくわからなかった。今もよくわかってないが、洗練された貴族でやり手の政治家ということはわかったと思う。フィクション交えながらの構成、飽きることなくとても面白かった。
ナポレオンは戦いの天才で英雄でカリスマでフランス愛に燃える男。そして恋をし筆まめで甘え嫉妬に燃えよく泣くマザコン男。ホアキン適役!可愛いとさえ思った。ジョゼフィーヌ役はヴァネッサ・カービィ以外居ません!と言えるほどぴったりだった。
サウンド・デザインが良く音楽も歌も映像を邪魔せずしっくりと随伴していた。そして映像は戦闘、寝室、食事どのシーンも素晴らしかった。映画館でご覧になることをお勧めします!
おまけ
戴冠式のシーンはインパクト大だった。ローマ教皇から戴冠されるというのが慣わしだったのに、自分で自分の頭に王冠を乗せたナポレオン!その時の教会内のどよめきは、そうか、こういう方法があったのかー!でもあったんだと思う。世俗権力は教会権力トップの言いなりにならないということでよろしく!という最初の画期的一歩だったんだ。フランス革命の理念に則って革命後大混乱の後始末をしたナポレオン。映画見終わって思い出しつつ反芻。
フランスは、だから政教分離なんだ。ドイツの超カトリックの町、ライン川沿いのマインツに微妙に中間緩衝地域を作ってプロテスタントのでっかい教会作れたのもナポレオンのおかげ。「ヨーロッパといったらそれはフランス」の意味がやっとわかり始めてきた。ナポレオンが成し遂げた他のこと(ナポレオン法典とか?)にも俄然興味がわいてきました。ありがとう、映画!
ジョゼフィーヌの印象だけは多少ある(笑)
フランス革命からのナポレオンが戦争に明け暮れる生涯を描いているんだけど詰め込み過ぎで深堀もせずナポレオンとジョゼフィーヌの薄いドラマが主体で特段人間的な魅力も表現せず戦争しまくったけど犠牲者も凄かったよねっていう映画だった!正直退屈でした(笑)
制作はApple Studiosだと(笑)
ジョセフィーヌ
映画の日(千円ポッキリ!)にリドリー・スコット作「ナポレオン」初日公開ってことで、新宿へレッツゴー💨ですよ
主演はジョーカーやったんだからオレダロ~のホアキン・フェニックス!
相手役はクセ強女性やらせたらワタシデショ~のヴァネッサ・カービー!
二人の愛憎半ばする昼ドラみたいな話を本線に進むが、戦闘シーンは「凄っ!」の一言
アウステルリッツの戦い、ワーテルローの戦いシーンが最高すぎる!
個人的にはホアキンに後からF✘✘✘されているヴァネッサの無表情が( ̄ー ̄)bグッ!
Don’t expect action on war too much.
This is a good movie, but don’t expect war action too much. It is more story teller type of movie. However it harmonize between story and action that make us forget time to pass.
In kuala lumpur, Malaysia.
It is interesting in that Napoleon invaded into Russia with a reason that Russia betrayed Napoleon in the movie. But truly Russian thought they were invaded by Napoleon’s ambition.
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