ナポレオンのレビュー・感想・評価
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英雄か、悪魔か、マザコンか?
「英雄、色を好む」は、本当か?
マザコンでも、
パートナー次第で天下も取れる。
パートナーが無くなれば、
ただの好色オヤジ。
どの英雄の末路も儚いもの。
正直、こんな奇抜な新解釈のナポレオンは見たくない。
何か今年は、
史実新解釈映画多くないですか?
「エリザベート」
「レジェンド&バタフライ」
「首」
など
(^ω^)
「グラディエーター」の巨匠リドリー・スコット監督が
「ジョーカー」のホアキン・フェニックスを主演に迎え、
フランスの英雄ナポレオン・ボナパルトの人物像を、
新解釈で描いた歴史スペクタクル。
18世紀末、革命の混乱に揺れるフランス。
若き軍人ナポレオンは目覚ましい活躍を見せ、軍の総司令官に任命される。
ナポレオンは夫を亡くした女性ジョゼフィーヌと恋に落ち結婚するが、
ナポレオンの溺愛ぶりとは裏腹に奔放なジョゼフィーヌは他の男とも関係を持ち、
いつしか夫婦関係は奇妙にねじ曲がっていく。
その一方で英雄としてのナポレオンは快進撃を続け、
クーデターを成功させて第一統領に就任、
そしてついにフランス帝国の皇帝にまで上り詰める。
政治家・軍人のトップに立ったナポレオンと、皇后となり優雅な生活を送るジョゼフィーヌだったが、
2人の心は満たされないままだった。
やがてナポレオンは戦争にのめり込み、
凄惨な侵略と征服を繰り返すようになる。
妻ジョゼフィーヌ役に「ミッション:インポッシブル」シリーズのバネッサ・カービー。
「ゲティ家の身代金」でもスコット監督と組んだデビッド・スカルパが脚本を手がけた。
人間味あふれる一番好きなナポレオン
リドリー・スコット × ホアキン・フェニックス ‼︎
そしてヴァネッサ・カービー💕
これは斬新なナポレオン像。ジョゼフィーヌへの断ち切れぬ思いに悩み、弱みをさらけ出す一人の男。指揮官としても冷静さを欠き、多くの犠牲者を出した。
自分的には人間味あふれる一番好きなナポレオンだった。子作りはスッポンポンでやって欲しかったけど。
まあ、この新解釈には賛否両論あるだろうなあ。
自分にとってはかなりの傑作で、今年の外国映画のベストテンに入りそう。
現在の世界におけるデファクトスタンダードな解釈になってる??
今年400本目(合計1,050本目/今月(2023年12月度)1本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))
本作品ですが、高校世界史をみっちりやった層とそうでない層とで理解がはっきり分かれ、前者の層の中にはかなり混乱する描写もあるので、評価が割れる(荒れるとは異なる)ような気がします。
本作品もまた「首」と同じようにストーリーというストーリーを積極的に見出すことができず、高校世界史をみっちり学習してもしていなくてもナポレオンの戦績自体は有名な話なので、ストーリーを見出しにくい本作品でも一定の理解はできるし、本作品に限っていえば映像美を語るところなのだろうと思うし、その意味ではimaxやドルビーなどで見るのを強く推奨しているのだと思います。
一方で高校世界史をみっちりやった層はかなり混乱して「ぬけぬけになった紙芝居を見ている?」ような状況(フィルムでも飛んでいるのかと思うくらいヘンテコ)な部分があり、そこがどうなんだろう…と思ったくらいです。それがタイトルにある、「日本だけでなく、お隣韓国や中国、あるいはヨーロッパ共通など「世界の今の標準的な教え方に沿っている」のかな」と思ったくらいです。
妙にマニアックなことが出てくるかと思えば明確に出てこない語もあり、何となく変というか解釈上混乱しそうな気がします。
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(減点0.5/史実上出るべき戦闘の描写がないため、史実の理解に支障をきたす)
少なくとも「トラファルガーの海戦」「ライプチヒの戦い」の描写がないのはかなり違和感です。映画の描き方だと、ボロディノの戦いで「ロシアに」とらわれたまま一度島流しにされた、というように解釈されても仕方がないように思います(かつ、それがないのに、超マイナーなエジプト遠征(ピラミッドの戦いほか)が出るなど時間の使い方が変)。またトラファルガーの海戦の描写も明示的にはないため(ちらっと出る程度)、なぜフランス軍がイギリスに敵対したのか(→大陸封鎖令(ベルリン勅令)のお話)がわからず大混乱を招くような気がします。
(減点0.1/「ワーテルローの戦い」の表記について)
これは、日本においてはリアル高校生の教科書表記に準拠したものと思いますが、実はこの映画、なぜかしら全て英語です(フランス国内でフランス語が話されているシーンはおろか、フランス語が出てこない。エンディングロールでちらっと出る程度)。つまり「フランス映画であるべきなのになぜか英語による放映」です。その理解において「ワーテルローの戦い」はフランス表記なので(英語表記では「ウォータローの戦い」等)、ここはまぁ「細かいところ」ではありますが、そもそも論として「なんで全部英語なの??」というところが本当に謎です(この当時のフランス語がある程度現代フランス語と異なる点は常識扱いで、そこを論じる映画でもない以上、若干の言語解釈の揺れは度外視してフランス語にしないのもヘンテコで、そこから発生する問題)。
※ この「英仏の表記の違い」により発生しうる高校世界史の範囲で登場するものといえば、「(仏)アザンクールの戦い/(英)エジンコートの戦い」(1415/百年戦争の中期から末期にかけてで、ここから英仏の関係が逆転して最終的にフランスが勝てた)があります。
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ああ‼️❓映像だけは素晴らしい‼️❓
なんだろう、監督は偏見を押し付けるのだろうか。
あまりに、平凡で、ヘタレな、ナポレオン、押し出しだけが強くて、大衆へのプレゼン能力だけで生きて、戦死者を量産したとさ、最後に戦死者の数をわざわざ数える。
いくら彼女との史料が少ないとはいえ、ステレオタイプの愛情表現、それで長々と。
ただ、戦争シーンはCGを意識させない重厚さ、凄い。
歴史に含蓄のない人が撮るとありがちな映画、ヒトラーなんかでありがちな、偏見だけの思考と感情に左右される英雄や独裁者の運命、そんなわけないじゃん、権力者のパワーバランスや情勢との絡みを分析しないと歴史を語る資格はないのだよ。
とはいえ、主人公とヒロインの演技は素晴らしい、特にヒロインはアカデミー賞級でした。
演技と映像は最高でした、それだけ、是非。
男の一生
IMAX鑑賞🎬✨
音良いですねIMAX
首に続いて
戦シーン多めの映画を選んでしまった笑
映画の日だから映画みたくて
ナポレオンみたくて笑
ナポレオンについてはあまり知識なくて、フランスの英雄と言えばナポレオンでしょくらいな
乏しい知識で鑑賞
英雄か、悪魔なのかという
キャッチコピーあるが
一人の男の一生が映されていて
妻をとことん愛した方なんだなと
英雄か、悪魔かと決めつける事はナンセンスで、ナポレオンの生き様を感じれば良いかなぁと
最初の戦いで緊張している頼りないナポレオンから、最期の戦の凛々しき表情を楽しめた☺️
日本人にはベースとなる予備知識が不足して少々消化不足になるかな。
私が、日本で置き換えたら勝手な創作邦題ながら「新・豊臣秀吉と妻たち」と言ったところ。冗談抜きに、本作で描くナポレオンは、まさに豊臣秀吉って感じでした。
豊臣秀吉の天下統一と・世界進出を目指した道のりと、寧々や茶々といった女性との関係を2時間40分の尺に押し込んだ感じ。NHK大河ドラマとかで描かないと厳しいですよね~。
それでも日本人の少し歴史好きなら、豊臣秀吉の一般的な人となりとか、茶々との関係の成り立ちを省略したとしても何とかなる。
豊臣秀吉であれば、日本人なら、仮に唐突に本能寺の変や、朝鮮出兵、小便漏らしなどのシーンに展開したとしても、視聴者は置いてけぼりにならない。
一方でナポレオンとなると、よほどの世界偉人好きでもなければ生涯の逸話を知っている人はいないと思う。
本作では、話しの展開が早く、ある程度、ナポレオンの基本知識がないと置いてけぼりになる。
まぁ、それでも私的には当時のフランス上流の結婚や離婚の形や、戦争の雰囲気を知ることができたりして、ツマラナイということはなかったのですが、うーん、恐らく全く万人向けではないですね。
単に迫力ある戦闘シーンや、高揚するようなスーパーマン的な活躍を主に期待した人には2時間40分は厳しいでしょう。
戦闘シーンは迫力あるが、それは全体としては一部でしかない。
「へぇー、ナポレオンって、そんな人物、生涯なんだ」と学習したい人にはお薦めします。
映像 ★★★★
音 ★★★★
物語 ★★★
役者 ★★ (全般的に印象薄い、編集と脚本の問題かも)
編集 ★★★
粗さ ★★★ (合格レベル)
総合 3.0
余談
エンドクレジットのスタッフ紹介の役割のところで「HOD・・・」というのが多かった。「HOD」って何でしょう。今まであまり見たことない。知ってる人居たらコメント下さいね。調べると「石炭入れ」とか「北海道onデマンド」が出てきますが、そんなことはないでしょうし・・・。
映像はスゴい。でもエモーションが無い。
「地獄の黙示録」や「乱」のような、実写ならではの迫力ある戦闘シーンの数々は圧倒的で、これは映画館で観なければ味わえないスケール感だと思う。
が、一方で恐怖も高揚もない、淡々とした映画であることもまた事実だ。
監督インタビューによると、大軍を率いて敵国の首都を目指し遠征に出かける男が、妻がパリで何をしているのかということに心乱される、その二面性に心惹かれた。との事だったが、そこでリドリー・スコット自身はナポレオンの中に何を見たのだろうか。
ナポレオンの類まれなる戦術家という一面が映画の一本目の柱であること、そしてジョセフィーヌとのシンプルに「愛」と呼ぶには些か奇妙な結束感、というのが映画を支える2つめの柱であるのは間違いないが、この2つが撚り合って出来たものに、肝心の魂みたいなものが乗ってないのだ。
最初に戦闘シーンの圧巻さについて書いたが、戴冠式の再現度の高さや、ナポレオンを演じるホアキン・フェニックスの表情の捉え方など、映像の力についてはこれ以上ない素晴らしさだ。
なのに、全く胸がときめかない。
「英雄か、悪魔か」という問いのようなキャッチコピーに対し、「いや、ただの人間だ」というのがリドリー・スコットの描きたかったナポレオン像なのだろうか?
小学生の頃に父の蔵書「男の肖像(著・塩野七生)」を読んだ。カバーは「サン=ベルナール峠を越えるボナパルト」で、本書の中にもナポレオンは取り上げられているのだが、内容についてあまり覚えていない。
どうもこの頃から私自身がナポレオンに対してあまりにも興味がなかったらしく、巨匠リドリー・スコットをもってしても、やっぱりナポレオンに対して情も興味も湧かないという、決定的な問題点があるのかもしれない。
監督は観た人それぞれに「ナポレオンとはどんな人物だったのか」を感じ、考えて欲しくて、あえて起伏を抑えたストーリーテリングを仕掛けているのかもしれないが、彼の半生を詰めに詰めた2時間半はあまりにも呆気なく感じられてしまった。
ジョセフィーヌ
ナポレオンの妻が浮気ってビックリです。
ジョセフィーヌが、子供が産めなかったんですね。
ナポレオンは、完全な英雄だと思っていたんですが、苦惱、挫折がいろいろあったんですね。
最後の言葉、ジョセフィーヌ。
IMAXで観た甲斐があった!
予習ゼロだからナポレオンといえば戦争でたくさん犠牲者をだした冷酷な人って大雑把なイメージしかなかったが、リドリー・スコットとホアキン・フェニックスによって作り上げられた彼は人間味溢れていてイメージが一変した
ホアキンの演技の幅に感心したし、ジョセフィーヌとの微妙な関係も心に響いた
売りの戦闘シーンは迫力が凄く、迷った末にIMAXで観た甲斐があった
スペクタクル映画ファンにはお薦めのスペクタクル超大作
ナポレオンと妻・ジョゼフィーヌとの交わりを中軸に置きながらナポレオンの伝記を描いた2時間半の超大作であり近世一代叙事詩です。久し振りに観る近世スペクタクル戦闘シーンには興奮しました。
特にラストのワーテルローの戦いの超絶スペクタクルシーンは8千人ものエキストラを集めて撮影したただけあって圧巻です。
相当にお金もかかっているんじゃないでしょうか。少なくとも映画の大画面で、できれば
IMAXでご覧になることをお薦めします。
日本語吹き替え版がいい
リドリー・スコット監督の歴史超大作を初めて日本語吹き替えで劇場鑑賞できました
すごく観やすく分かり易いし長時間でも楽でした
絶滅に瀕している洋画上映ですが何の拘りで字幕上映ばかりなのかわかりませんが
基本を吹き替え上映として一部字幕上映を小さなスクリーンでやれば十分ですし
それが観客の洋画離れを防ぐ最良の方法だと思います
昔TVで夜の9時から2時間番組に編集された吹き替え映画をみんな観ていたし
洋画自体の人気も非常に高かった
ショーン・コネリー、クリント・イーストウッド、
エディ・マーフィー、ジャッキー・チェン
みんな名物吹き替え声優で本人の声を知らなくてもキャラクターが親しまれていたし
今も再び名物吹き替え声優が次々に登場してくればそれもまた盛り上がると思います
さて本編ですが有名なエピソードもかなりそぎ落とし
登場人物も彼はどこに行ったの?という感じで
ソリッドに本題だけをしっかりと描いているのは如何にもスコット監督らしいです
特に本物語の主役ともいえるジョゼフィーヌ役の女優さん誰だったかな
良く知っている顔だけど何で観たんだっけ?と考えていると
すぐにあっ!そうだMIシリーズのホワイト・ウィドウだと思い出しました
まさに何となく共通点がありそうなナイスなキャスティングで
ジョゼフィーヌという人物を理解するのに手っ取り早かったです
壮大な歴史超大作でありながらナポレオンとジョゼフィーヌに絞り込んだ物語は
とっ散らかることなく観やすい作品に仕上がっています
ジョゼフィーヌ
リドリースコットがナポレオンを撮るというので楽しみにしてました。
ナポレオンの生涯を描き切るには流石に時間が足りない。
その分ナポレオンの妻のジョゼフィーヌとの関係を描く事でナポレオンという人を描いているのは流石。
歴史に詳しくないとなかなか分かりづらいところもあるがそれでもワーテルローの戦いのシーンなどは迫力満点。
それとやはりナポレオンの戴冠式のシーンはダヴィッドの有名な絵画そのもので素晴らしいの一言。
これからのリドリースコットはどんな作品を生み出すのかますます楽しみ。
ナポレオンの半生を描くにあたって、ジョゼフィーヌを一種彼の「幸運...
ナポレオンの半生を描くにあたって、ジョゼフィーヌを一種彼の「幸運の女神」のように位置付ける視点が面白い。人生の最高点は自分と彼女を戴冠させる時であり、エルバ島からの帰還は彼女の死とともに失敗に終わる。この題材を2時間半でまとめるには適切な構成ではあるが、ドメスティックに小さくまとまってしまっている感は否めない。浮気がバレて泣き叫んでも、一夜を共にすれば立場を逆転させているジョセフィーヌのしたたかさは、痛快ではある。戦闘シーンもナポレオンが頭角を現すトゥーロン、アウステルリッツ三帝会戦、そしてワーテルローと必要最小限だが、銃弾砲弾が容赦なく人馬を吹き飛ばす迫力は、劇場ならではの圧巻。砲弾の降り注ぐなか、直立不動で太鼓を叩く軍楽隊が特に印象的。それにしても、こういうヨーロッパ全土を跨ぐ歴史劇で、(ほぼ)英語のみの使用というのは、ヨーロッパ各国の歴史文化の厚みを相当減ずるもので、大作であるだけに勿体ない。
人海戦術と火力の戦いは圧巻
血なまぐさい戦いの裏で繰り広げられるナポレオンとジョゼフィーヌのラブストーリー。いやナポレオンが元妻ジョゼフィーヌに執着してるわ!違う女との間に出来た子を彼女に見せに来て一緒に喜んで貰いたかったのだろうが嫌がらせ以外の何者でもないわ!彼女もナポレオンが皇帝なんで仕方なく相手してたと察する。なんだかんだでジョゼフィーヌの手のひらで遊ばれてる感あったね。
歴史に明るくないので予備知識を入れた方がより解るかと思いましたがこの頭でも理解出来ました。
残念なのはセットや衣装や風景がすごい綺麗なのはわかるが画面が全体的に暗くて見えづらかった
時代背景にあえて合わせているのかな。
長編ですが語るには短い
英雄である!
忠実に再現されているかはわかりません
胃に手をあてるポーズはなかったように思います
英雄ナポレオンの良く知らない部分が少しわかったように思います
しかしまだまだ謎だらけで伝えきれてないように思います
撮影など色々大変ですよ時代劇は…
ここまでが限界なら仕方ないですね
ナポレオンがこの映画を観たら文句を言わないかな?
英雄(or愚将)と怠惰妻ののっぴきならない関係
予想通り、リドリー・スコットのこれまでのフィルモグラフィをおさらいしたような内容だった。
大いなる権威や象徴を得た者の悲劇という視点で『ゲティ家の身代金』、『ハウス・オブ・グッチ』が重なれば、男共を手玉に取る女という視点では『テルマ&ルイーズ』、『ハウス・オブ~』、『最後の決闘裁判』を、男と男の真っ当からぶつかり合う闘いという視点だと、デビュー作『デュエリスト 決闘者』や『ブラック・レイン』、『エクソダス/神と王』などを想起。兄弟の絆を描いているあたりは、実弟の故トニー・スコットとのそれだろう。
小柄なナポレオンをホアキン・フェニックスが演じると知った当初は驚いたものの、DC展で展示していた『ジョーカー』の衣装の小ささに驚いた事を思い出し、適役だったんだなと認識(ホアキンは175cmぐらい)。
歴戦の英雄なのか?それとも死者を多数出してしまった愚将なのか?見方によってどちらとも取れるような曖昧な人物像のナポレオンを演じきったホアキンは流石の一言。ただ、年月経過を体重増加とカエサル(シーザー)カットになっていく頭髪で把握するしかなかったのは、ちょっとおざなり感。それよりも何よりも印象深かったのは、妻ジョゼフィーヌを演じたバネッサ・カービーの怠惰妻ぶり。性欲発散よりも子が欲しいという願望が強いナポレオンを、半ば事務的に受け入れる彼女のけだるさが絶妙すぎた。
大スクリーン映えする戦場シーンを含めてゴア描写が満載なのも、とても86歳が撮ったとは思えないほど才気走っていたスコットだが、『グラディエーター』で『スパルタカス』オマージュを詰め込んでいただけあって、やっぱりキューブリックが好きでたまらないんだなというのがよく分かった(劇中での仮面舞踏会のシーンは『アイズ・ワイド・シャット』オマージュか?)。とにかくスコットには、亡くなった弟の分まで映画を撮り続けてほしい。
虜になってますやん。
ナポレオンの功績はもちろん見られるけれど、
それよりも妻ジョセフィーヌとの関係を描いた
男ナポレオンのドラマ要素を強く感じました。
だからこそイギリスとの戦いでは人間味が増して、
感情が揺さぶられ…見応えありの3時間弱。
最後にも出てきますが数々の戦で戦死した人数がとんでもない。それほどまでにナポレオンが求めていたものとは…。
とにかくホアキンがたまらなく良い。
音楽も良い。
(語彙力のなさが露呈)
ナポレオンケーキを思い出して久しぶりに
食べたくなりました。
運命の人
ランペルールというゲームがたぶんナポレオンとの出会いだったと思います。
あれだけ有名人なのに俯瞰的に人生を見ることがありませんでした。
マリーアントワネットの処刑から始まるこの映画はダイジェスト版ではありましたが彼の人生の光と闇を描いていました。
全294件中、261~280件目を表示