ヒッチコックの映画術のレビュー・感想・評価
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理屈より、やはりハッチコックの映画を見るに限る
ヒッチコック
どんな優れた理論より
映画を楽しむに、限る!
彼の物語(映画)が、彼の頭の中で
そして、創作、制作の中で
どうかたちになったのか?を
知る必要は、ないのかも。
ヒッチコック映画好きには
見る必要は、ないかもね!
久しぶりにヒッチコックの映画が観たくなった
CGやドローンがない時代に最大の効果を出すための工夫がたくさん見られ、ヒッチコックの映画に対しての情熱と発想の豊かさに感心した。
ヒッチコックの手法はすでに何周も周り、技術的なものについてはテクノロジーの進化に伴い消えていったものもたくさんあるのだろう。
改めて、特にハリウッドに移ってからの作品を見ると、ジェームズ・スチュワート、ケリー・グラント、グレゴリー・ペック、イングリッド・バーグマン、グレース・ケリー、キム・ノバクなど癖のない典型的な美男美女を好んで使っている事がわかり、映画の世界的な成功には欠かせないピースと考えていたのかなと思う。
サイレント時代から30年代のかけての作品は観たことがないので、是非観てみたいと思う。
ミンチにされたヒッチコックには、めまいがする。
作品を微塵切りにして、
ワンシーンではなく、
ワンショットを他の作品と関連付けして、
監督・脚本マーク・カズンズの御神託を視聴することになる。
しかし、
画面にはヒッチコックの肖像画が、
ワンショットごとに出てきて、
それらしいナレーションが流れる、
それは当人が生きていて解説しているような錯覚に嵌ってしまうのだ。
つまり、
この作品は、監督脚本家の仮説を鑑賞することだと理解することが肝要。
これも最初からトリックとご理解あれ。
それにしても、
往年のスター達の若い頃の動画を銀幕で観るのは、
格別であった。
( ^ω^ )
「サスペンス映画の神様」と称され映画史に多大な影響を残した巨匠アルフレッド・ヒッチコックの映画づくりの裏側をひも解いたドキュメンタリー。
ヒッチコック本人がナビゲートするスタイルで、
膨大なフィルモグラフィと過去の発言を再考察し、驚きと遊び心に満ちた映画づくりの秘密を紹介。
「白い恐怖」「めまい」「北北西に進路を取れ」「サイコ」といった代表作の名シーンを解説するほか、
現在日本では視聴が困難な「快楽の園」「ダウンヒル」など初期作品の本編フッテージも使用しながら、
ヒッチコックの演出テクニックを視覚的に解き明かしていく。
「ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行」のマーク・カズンズが監督・脚本を手がけた。
映画マニアでないと、、、
ヒッチコックの映画制作の秘密や解釈については、トリュフォーの本で語りつくされており、別な視点で描くのは至難の技で、ワイルダーの「サンセット大通り」の冒頭さながら、故人にナレーションをさせるなど、その演出方法に工夫を凝らしているのは評価するが、いかんせんヒッチコック映画をほとんど観たことない観客が、この映画を観て、ヒッチコックの映画を観たい衝動に駆られるかと言うと、疑問である。映画マニア同士が悦に入って語り合っているような内容で、映画にまだあまり詳しくない人たちに、ヒッチコック映画がいかにゾクゾクするくらい面白いものなのかが、まるで伝わって来ない。聴衆の事を無視したような自分だけ解っている講師が話す独りよがりの文化講演会か大学講義を聞いているようだった。残念。
ヒッチコックワールドを堪能
ヒッチコックは映画史ドキュメントぐらいしか観ておらず、作品は名前を聞いた事がある程度。今回はヒッチコック作品の舞台裏を敢えてドキュメント化した作品だったが、目から鱗の内容ばかり。ヒッチコックの人物史も堪能できた。ヒッチコックワールドを堪能できた。監督ドキュメントは面白い。もっと観たい。映画の素晴らしさ、魅力を再認識した作品。
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