劇場公開日 2023年10月6日

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アントニオ猪木をさがしてのレビュー・感想・評価

全98件中、21~40件目を表示

5.050代猪木信者にはどんぴしゃの映画だった。勇気をもらった。

2023年10月28日
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鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

 猪木がこの世を去って1年。 猪木イズムの現在地を世に問いたいというのが この映画の主題なんだろう。そのメッセージを十分に感じとることができた。

●1つは、私のような世代の猪木信者に「おまえら猪木イズムを忘れていないか?挑戦してるか?戦ってるか?バカになってるか?」という投げかけ。50代の猪木のベイダー戦、ドンフライ戦、北朝鮮、イラクの救出劇を見せて、「おまえら もっとやれるだろ、頑張れよ」 って背中を叩かれた。

 職場や家庭で小さくまとまってきている自分、新しいことより昔話を楽しんでいる自分、に気づかされて恥ずかしい気持ちになった。猪木イズムを一言で説明するのは無理だが「挑戦・闘魂・風車の理論・バカになれ・迷わず行けよ行けばわかるさ」などのキーワードを 自分の中で再点火させることが出来た。

 ミニドラマもテーマに沿った内容だった。ブラジル取材も 何もない場所、貧しい生活からスタートしたことを強調していて よかった。

●もう1つは 「猪木イズムは後世に引き継がれるのか?、猪木の死をもってして消えてなくなるのか?」という投げかけ。 藤波や藤原の一緒にやっていた世代 棚橋・オカダの引き継いだ世代 そして海野の猪木を知らない世代を うまく対比させながら インタビューを織り交ぜたのはよい構成だった。人選も良かった。
 一言でいうと猪木に 藤波世代は心酔 棚橋世代はリスペクトしつつも我が道を、海野世代には歴史的人物であり影響は希薄 ということになろうか。

 「猪木問答」、永田や中西らはお笑いネタにされているが、棚橋の「プロレスをやりたいです」という答えは秀逸かつ、その後の新日本プロレスの方向性と隆盛を導いた名言だった。その舞台裏を棚橋から直接聞けたのは、この映画の見せ場だった。

 そして海野の「おれは怒りなんかないですよ。ドームツアー・国立競技場を満員にできる会社にしたい」という言葉に 不安を覚えました。「そんなことみんな思ってるよ、そのためにどうするのか?て事じゃないか」って。
 「プロレスvs世間」「猪木vs馬場」「プロレスvsリアルファイト」「猪木超えという反骨心」「選手間ジェラシー」「借金を返す」などなど たくさんの怒りがあるから戦いが生まれ、「見たい、応援したい」という共感が生まれるんじゃないのか?「怒りのない戦い、プロレス」とはどんなものなのか、海野は答えを出せるのか? もし出せたら すごいことだが、そのプロレスは歌舞伎やシルクドソレイユのようなものなのかもしれない。

●●
 猪木信者は猪木の試合は繰り返し見ているし、名場面も脳裏に刻まれているので、この映画で今更見る必要はない。 また、長州や前田など猪木と対抗した人間や 三銃士や小川らの話も もう知っているのでこの映画で聞く必要はない。ホーガン戦にしろ、その裏話も知っているので この映画で触れる必要はない。 晩年の猪木が出てこなかったのもよかった。
 猪木1周忌のイベントとしてとらえれば 最高の内容だったと思う。ただし、50代前後の猪木信者以外にはお勧めしにくい映画だとは申し添えておく。

 個人的に残念だったのは巌流島に時間割きすぎ。猪木にとって、猪木信者にとって、それほど重要な試合ではなかったように思う。それよりは(評判は悪いが)ミニドラマをもう1本 主人公が50代になった現代も描いてほしかった。

●余談:夜、一人見終わった後、牛丼でも食べて帰ろうと思ったが、「迷わず行けよ」と 六本木のアイリッシュバーに行ってみた。普段ならいかない場所に行って、バーテンさんや隣の外人に話しかけてみたり、とっても楽しかった。小さくまとまるな、挑戦しろ、自分。

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たてやん

2.5うーん、もっと猪木を観たかったなー。。

2023年10月28日
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うーん、もっと猪木を観たかったなー。。

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おれ

2.5かなりライトな内容でした

2023年10月27日
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予想していたよりもかなりあっさりテイストな作りで、自分のような猪木さん世代では無い&ライトなプロレスファンでも、良い意味で軽く楽しめる内容だったかと思います。
逆に言うと、熱心なアントニオ猪木ファンの方にはだいぶ物足りない内容ではないかなとも感じました。
後者のファンの皆さんをターゲットに作られた映画かと思っていたので、驚きです。

個人的には、ブラジルの農場や市場の取材シーンが興味深く印象的でした。
自身はライトなプロレスファンなので、猪木さんのバックボーンまではあまり知らず、純粋に「へ〜そうなんだ」と思いながら鑑賞していました。

ただ他の方がコメントしていた通り、ドラマパートでの違和感がやや残念でした。
(ドラマを見るはずがTVから流れているのはバラエティの音だったり、少年の後ろで父母が戸を開けているはずが、少年をメインに映す画角だとその戸はしっかり閉まっているように見えたり…)

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870

3.5猪木と関係した人たちのインタビュー集

2023年10月23日
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泣ける

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まさき

2.0タイトルなし(ネタバレ)

2023年10月22日
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ヤマヒロ

1.0猪木探したら迷子にされた

2023年10月22日
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単純

僕の今年ワースト映画、アイドリッシュセブンとリボルバーリリーの双璧に、強力な対抗馬が出てきたなという感想です。

これはどのターゲットに狙いを定めて製作したのかがまずわからない。そこまで猪木やプロレスに精通してないですが、全く刺さりませんでした。ファンだとしても、過去の試合映像あんな短いものだけで、果たして満足してるのか?
藤原組長の話くらいじゃないですかね、見どころ。

ドラマパートも予算をゴリゴリ削ったような雑な作りで、ツッコミどころしかない。
これじゃ猪木探しても迷子になるよ…。

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さかもと

3.5すごい映画ではないけど、これを見て卒業しよう

2023年10月20日
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猪木さんを卒業して、猪木さんに胸はれる人生を生きよう
そういう映画だと思う

猪木さんに囚われてしまった人は、今のプロレスに文句ばかり。猪木さんはそんなひとではない。そう思う。

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なかわんくま

3.5おもしろかった

2023年10月18日
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アントニオ猪木をおもて面からだけ見た良いドキュメンタリーだ。うら面を入れなかったのは良かったと思う。
猪木好きは日本中にいるんだろうなあと思わせるドラマも良かった。

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SUZUKI TOMONORI

2.0観る価値なし

2023年10月18日
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寝られる

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まあのすけ

3.0ドラマパートは要らない

2023年10月18日
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猪木のバイオグラフィーのようなドキュメンタリーを想像してたが、完全に肩透かしをくらった。
ドラマ部分は当時のファンの心情から猪木のキャラクターを炙りだす意図なのだろうが、あまりにもチープな構成で全くの逆効果。

それに、インタビューする相手の人選も疑問。

藤波や藤原のような猪木と長い時間を過ごしたレスラーはともかく、ほぼ接点のない棚橋やオカダ・カズチカや海野に何を語らせるの?(新日本プロレスに協力を仰いだから宣伝的要素もあったのだろうが)

坂口征二や前田日明や新間寿や古舘伊知郎やターザン山本など他に深い話を聞けそうな人はいるだろうに。
江本孟紀に政治家・アントニオ猪木を語ってもらっても良かったと思う。

プロレスという枠を超えた稀代のエンターテイナー・アントニオ猪木のことをよく知る方々が健在であるうちに証言を集めた猪木一代記のような泥臭いドキュメンタリーを作ってくれることを期待していただけに残念な出来。

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藤崎修次

3.0アントニオ猪木をさがしに行けなかった製作陣。 たが、これをロードショー公開した意義は認める。

2023年10月17日
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kazz

3.5観る前に駄作だと考える馬鹿がいるかよ!

2023年10月17日
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興奮

還暦前の私には、子供の頃から猪木はウルトラマンと並ぶヒーローでした。
皆さんご指摘の通り、ドキュメントの体を成していないとか、掘りが浅いとか、ドラマが要らないとか、聞くべき人を間違ってるとか、ツッコミどころは満載ですが、、、大きなスクリーンで炎のファイターをバックに拳を握る姿や、頭をかすめる延髄切りを見てるだけで涙が溢れて来ます。
余り期待はしてなかったものの、それだけでも見る価値はありました。

病床の姿が出なくて良かった。あれだけはとても見てられないので。
願わくば谷津デビュー戦の映像が欲しかった。
あの時の、割れた瓶を片手にハンセン、ブッチャーの両怪獣に対峙する猪木が一番好きです。

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U5

4.0佐山や長州にもインタビューして欲しかった(長州は字幕付きで)

2023年10月17日
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笑える

知的

2023年映画館鑑賞56作品目
10月14日(土)イオンシネマ新利府
dポイント300→1500円
『カメラを止めるな!スピンオフ「ハリウッド大作戦!」』でプロデューサーを務めた和田圭介の初監督作品
ドラマ監督には『ヒロイン!なにわボンバーズ』『オレンジランプ』『高野豆腐店の春』の三原光尋

アントニオ猪木のドキュメンタリー
ブラジルまで足を運び猪木の少年時代を知る老人たちの証言
藤原藤波棚橋オカダら新日の後輩たちへのインタビュー

新日が年に一度熊本にもやって来るのだが楽しみにしてたのに猪木もタイガーマスクも故障のため欠場中でその日のメインが木村健悟だったという有田のエピソードトークが面白かった

棚橋の判断で外したアントニオ猪木の等身大パネルを再び道場に掲げるやりとりは感動的だった

マサ斉藤との巌流島無観客試合は六代目神田伯山の講談

ファン目線のドラマパート3話
小学生時代と高校生時代と落ちぶれた中年時代

小学生時代は猪木ホーガンの再戦だがチャンネル争いで姉に負ける主人公
友人の協力で電話でテレビ音声を聞き足りない分は友人の実況という今の時代では考えられない80年代
残念なことに長州の乱入があり試合が荒れたと記憶している
姉は裏番組のドラマ鑑賞だがおそらく『太陽にほえろ!』だろう
猪木ホーガンの再戦は84年
この頃はたしか渡辺徹が出演していた頃だが姉は彼のファンだろうか

高校生に成長した主人公とガールフレンド
同じ部活に所属しているようだがそれを具体的にはわからない
2人はアミューズで福山雅治のバーター丸出し
隣の席に座っていたサラリーマン風のおじさんに徳井優

最後は家庭離散で再就職した廃品工場で働く中年になった主人公はナビゲーターでもある安田顕
上司には菅原大吉
VHSに収録されていたプロレス中継を観ながら応援する姿に感動した
表情に積みかねた人生が垣間見える
安田顕はいい役者だよ
この人はうまいよ

たとえ多少モヤモヤしても猪木のテーマが流れたら納得してしまう不思議

今日も負けてしまいましたがみなさん一緒にご唱和ください
1・2・3・ダー!

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野川新栄

2.0あんまりよくなかった

2023年10月16日
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吉泉知彦

2.0エンドロールが最大の見せ場

2023年10月16日
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内容は他の方々のレビュー通り。
本映画のいちばんの見どころは「炎のファイター」流れるなか猪木の様々な熱い写真が流れるエンドロール。客席に「これだよ、これが観たかったんだ」という空気が感じられた。
エンドロール終わりまで誰ひとり席を立たない映画は久しぶりです。エンドロールに⭐️2つ。

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ばとー

2.0まあこんな程度の作品だと

2023年10月15日
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みなさん酷評でかえって観たくなったが思ったほど酷くなかったかな?昔の入れ替えの無い時代は二本立てでメインの作品のオマケの1本に良くあった様な作品 あまり経費もかかってなさそうだし大半が思い出話のシーンのみでよくネットの番組でやってる様な出き!

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ゆたぼー

3.0猪木さん探す気あるのかな?

2023年10月15日
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酷評ばかりだったので期待値を激下げして鑑賞したところそこまで悪くなかった。
ブラジルのところやイラクの人質解放なんかは興味深く見られた。
探すからにはどういう猪木を探すのかテーマがなく、総花的で色んな人の色んな意見を聞きすぎたせいなのか落とし所のないものになってた。
個人的にはハイセルとか本気で世界平和や環境問題に取り組む猪木を探してほしかった。
キャスティングも新日50周年事業的なところもあるのでオカダ、棚橋、海野なぜか後藤っていうのもやむを得ないんだろうけど探したいならこの人たちじゃないよなあ。
藤原組長とたっつぁんはやはり桁違いに話に惹きつけられた。
タレントもいらないし寸劇は邪魔だし尺の無駄。
もう一度ちゃんと探してほしい。

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ニック

3.0映画としてはイマイチだが・・・

2023年10月15日
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興奮

萌える

圧倒的な猪木の存在感。残念な事に棚橋のインタビューが長すぎた。

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mark108hello

4.0ぼくも大の猪木ファン、プロレスファンです。

2023年10月15日
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待て待て待て…

3.0今一度考えてみた

2023年10月13日
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アントニオ猪木という存在、器が大きすぎて、そもそも映画一本ぶんのドキュメントで描けるものではない。大河ドラマでも無理なぐらい

ドラマパートの存在意義やタイトルなどもう一度考えてみて、私なりに何か答えが出た気がする。

アントニオ猪木という存在は唯一無二で、もうこの世にはいない、
が、
アントニオ猪木の信者、ファンの数だけ猪木像や思い出があるわけで
表題は『アントニオ猪木を探して』と「探す」となっているものの、
探さずとも、既にみんなの心の中にいると思う。

ドラマパートの意味は、
「あなたにも、こんな猪木にまつわる思い出エピソードはありませんか?」という問いかけにも思えてくるし
自身の猪木を好き気なったルーツ、いつ、何で、好きになったか?
猪木に影響されあなたの人生はどうですか?

今一度、思い返し、整理して
自分の中の『アントニオ猪木』という存在や記憶を整理してみませんか?
という意味合いでの「探して」なのではないか?

猪木を探す旅は各々の心の旅なのじゃないかな?

迷わず行けよ、行けばわかるさ

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10Kas