アントニオ猪木をさがしてのレビュー・感想・評価
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猪木を知らない世代へ
低評価が多い理由は、このドキュメンタリー映画には猪木の名勝負がハイライトで流れ、猪木にゆかりのある師弟関係のあった選手が猪木を語るシーンのみで構成されたドキュメンタリーを期待していたのだと思う。かく言う私もそうだったが、これはその手のドキュメンタリー映画ではない。これは猪木の足跡を辿り、猪木の現役を知らない世代へ、アントニオ猪木の凄さ、魅力を伝える映画なのだと感じた。
猪木のサンパウロ時代を知る人の証言は貴重だ。酷評されているドラマパートも、猪木がいかに多くの市民に影響を与えていたかを教えてくれている。
どんな映画(創作物)にも賛否はつきまとう。低評価を知って観た私は、予想以上に猪木愛に満ちたドキュメンタリーだと感じた。
猪木の試合を何度か会場で観て、引退試合を観ることが出来た自分は幸せ者だ。プロレスファンで良かった。
猪木が数々の名勝負を残し、レジェンドとなり後世に語り継がれていくのをみるにつれ、ブラジルで猪木を見出した力道山の慧眼にはただただ感服するばかりである。
退屈だよ。
猪木ファンならば聞いたことのあるエピソードと何回も見た映像の繰り返し。途中で挟まれる再現ドラマ?も正直臭かった。おそらくそれは作り手の猪木への愛が感じられなかったのが一番の原因かな?と。猪木はスーパースターだけど大谷翔平や羽生結弦とはまた違う種類のスーパースターだ。信者もいれば憎んでも憎みきれない!と恨む人がいるのもまた猪木。そのあたりを薄口で誤魔化し(たのかどうかは知らないけど)ては猪木はさがせないと思う。まぁそれでも40年以上魂を揺さぶり続けてくれた猪木には感謝しかありません。ありがとう猪木!(リスペクトゆえの呼び捨て)
試合で生き様を見せていくプロレスラーに、 再現VTRの投入はNGなのでは?
元気ですか!?元気があれば何でもできる!
TOHOシネマズ新宿で「アントニオ猪木をさがして」を。
取ってつけたようなドラマ部分が不要。
猪木の生き様に影響された人達の人生ドラマが3ケ所(子供、高校生、大人)挿入されていた。その大人役が、インタビュー部分に出ている安田顕なのがまた…。
猪木を語るのが棚橋とオカダではなぁ。猪木の付き人をやっていた藤波と藤原の話をもっと入れれば良かったのに。面白かったのは専属カメラマン原悦生さんの話くらいで、出来がヒドいのは間違いない!!
政治家としての猪木の一面は良く出ていた。
キューバのカストロ首相と酒を酌み交し、人質開放のために現地に自ら乗り込む。今の日本にそんな政治家はいない。
猪木の格闘家としての凄さが上手く描かれていない。ストロング小林、ビル・ロビンソン、ブルーザー・ブロディ、ビッグ・バン・ベイダー等の試合がほんのちょっとだけ映る。つまらないドラマより、もっと猪木のファイトを見せて欲しかった。
ナレーションは福山雅治。
福山は長崎から上京後、ピザ屋でアルバイトをしていた際、そのオープン記念に猪木が来店、集合写真の撮影で猪木の隣に立った(この写真が映画に出ます)。尚、福山が東京で初めて出会った著名人が猪木だった。
池袋TOBUの昭和レトロな世界展に「アントニオ猪木をさがして」のコーナーがあり20日が藤波21日藤原喜明のサイン会有り(会場でグッズ1万円以上購入者のみ)。
映画の中でドリー・ファンクJrの試合がなかったのは2次使用の許諾がおりなかったからだと会場係員に聞いた。
材料があっても許諾が無くて使えず、ドラマ部分を足したのかな。猪木−アリ戦もソフトが出てないし。
プロレスファンには、アントニオ猪木を探して、探し切れていない映画だった。
波瀾万丈な軌跡を辿るには…
コレは焦って初日劇場鑑賞なら☆1確定でしたね^^;;
自宅レイトショーAmazon Prime Video『アントニオ猪木を探して』
小学生時代新日本プロレス旗揚げのニュースを覚えてる昭和親父なので・・・・
この映画の予告観た時に映画館のスクリーンで、猪木さんを観れるのかと思ったんですが、作品情報見て、某TV局でやるようなドキュメンタリー風な作品と知りスルー
公開から3ヶ月で、アマゾンプライムで配信って事で鑑賞しましたが、スルーで正解(^◇^;)
猪木さんを語る証言者もごく一部の人達で、プロレス好きが驚くような新証言も映像もない。
驚いたのは、劇中の再現ドラマ・・・・コレ含めて、予想的中のTVのドキュメンタリーレベルの作品でした。
事前情報知らずに初日観てたら☆一つ確定でしたね^^;
野球界は、ONやイチローさんの偉大さを世界レベルで超えるスケールの大谷翔平選手が現れましたが・・・
自分が生きてる間に、アントニオ猪木を凌駕するカリスマレスラーが現れる事はないでしょうね。
なんなんだコレは…
ドキュメンタリーじゃないの?
名勝負、名場面を当時の映像見ながら、当事者の証言やインタビューがあるのは解る。
なんで訳わからんドラマがあるの?
この映画を見たいと思うのは、ほとんどが猪木ファンのはず、訳わからんドラマ作るくらいなら一試合でも多く試合を流して欲しい。
きっと監督は猪木ファンじゃないんだろうなぁ…福山雅治はナレーションしながら「?」だったんだろうね。
❇️こんなプロレスラー今後現れないと本気で思う‼️
1960年🇧🇷ブラジルで力道山にスカウトされる。
1998年🇯🇵猪木引退
アントニオ猪木の生立ちの土地や関係者、選手などに思い出や写真、エピソードなど功績を語る一風変わったドキュメンタリー
❇️こんなプロレスラー今後現れないと本気で思う‼️
◉68点。
🌀 試合以外の人間猪木の生き様に迫る!
★彡視点を変えた猪木の見方を描いていて、派手な演出もなく淡々と語ったストーリーでした。
正直面白いエンタメ感はないが、猪木が好きなら必須ドキュメンタリーだと思いました。
★彡ナレーションが福山雅治とエンドロールで知りました!
🟢感想。
1️⃣猪木の周囲の選手映像が楽しい。
★彡若い頃の藤浪、藤原、高田、橋本など色んな人が出てきて懐かしい。昭和ノスタルジーにふけました。
2️⃣真っ直ぐな生き方が難しいからこそ素晴らしい!
★彡ある意味素直で人を信じやすい、そして思い込みがエゲツないからこそ特殊な人間だと改めて気がつく。こんな人今後現れないかと本気で思う。
3️⃣目の力が以上に凄い。
★彡表情や仕草がいつも本気以上の語りかけが、見るものを惹きつける気がしました。
4️⃣猪木は仮面ライダーやウルトラマンと同じ存在!
★彡しかも特撮ではない本物のヒーロー像として痺れます。
5️⃣亡くなっても伝えるイノキイズム‼️
★彡異次元の思想、バカになれ、やりたい事をやり、転んでもまた起きる!そんなメッセージを受け取りました。🙇
アントニオ猪木は、遠くなりにけり
写真写りが凄く良い。
映像映えも最高。
この映画を観て、思った。
アントニオ猪木。
実に美しい男だった。
ボクサーショーツひとつで
リングに立つその逆三角形の上半身、
贅肉ひとつない美しい肉体。
身長190センチ100キロ、
顎は四角いが、口元がおちょぼ口。
おちょぼ口はスターの必須条件。
猪木は極め付けで美しい男性だった。
スターオーラは100万ボルト以上、他に類をみないスター性。
だがこの映画は意外とと言うか《猪木愛やら猪木熱》が
あまり感じられないのだ。
マハメッド・アリ対アントニオ猪木の「格闘技世界一決定戦」
見たことはないが、Wikipediaを読むと実に興味深い。
虚々実々、
こんな裏話があるか?
多分もう知る人は殆どいないんだろうなぁ!
映画を観て思ったこと。
猪木さんって、
《キャッチフレーズは最高だった》
【闘魂】
【ダァーーー‼️】
【闘う前に負けることを考える馬鹿がどこにいるか】
でも対談したオカダ・カズチカ(新日本プロレス)は言う。
《会話が成り立たなかった》
キャッチフレーズ以上の心を伝える【言葉=つまり言霊】を
持たなかった。
だから騙されやすくて、変な投機話に乗り何十億の借金をこさえた。
引退試合(東京ドームに7万人)で借金は完済したそうだ。
それは良かった。
大体にプロボクシングのヘビー級現役チャピオン
マハメッド・アリと、
プロレスの王者・アントニオ猪木が闘う?
サメと人間が戦うようなもの。
本気か!!
ルールにがんじがらめに縛られて寝てばかりの猪木に
ブーイングの嵐。
呼ぶ方も呼ぶ方、
来る方も来る方。
アリはエキシビジョンだと思っていたらしい。
それでルールで折れに折れて頼み込んで試合に漕ぎ着けたらしい。
でも見たかったなあ!!
世紀の凡試合!!
《追記、24年9月19日》
この試合でアントニオ猪木は10億円の借金を背負った。
(ホールが満杯で、テレビの放映料もあるのに、
(全く非常識な条件だった。それを笑って呑み、
アリと猪木の間には友情が生まれた。
そして変なルールで寝そべって足を蹴るしかなかった猪木。
アリは左足の血栓症で入院して、蝶のように舞うフットワークを
それ以降、つかえなくなった。選手生命も短くなったのだ。
計算高くない無垢な男。
だからアントニオ猪木は、記憶に残り
永遠に愛される。
絶壁とアゴ
元気ですかぁ!
私自身も物心ついた時からずっとプロレスファンで好きなレスラーもたくさんいますが、その原点はやっぱり猪木さんであり新日本プロレスでした。
猪木さんほど喜怒哀楽を自分に正直に表情に出すことのできる人は他にいないし、そこが「炎のカリスマ」と呼ばれる所以ではないかと私は思います。「燃える闘魂」と呼ばれる熱い怒りの表情はもちろん、猪木さんの笑顔もとても魅力的で大好きです。
作品内の少年同様、人生のことあるごとに猪木さんの言葉、行動、表情に何度勇気をわけていただいたかわかりません。
昨年コロナ感染して以降体調が優れず、加齢も手伝ってか心身ともに弱っている様を自分自身感じていたのですが、この作品を観て久々に猪木さんから勇気をいただきました。
「元気があれば何でもできる!」
「迷わず行けよ、行けばわかるさ!」
神田伯山さんも言われていた通り、猪木さんは死してなお私達に勇気や元気を与え続けてくれる真のスーパースターだと思います。
インタビュー有り、対談有り、講談有り、ドラマパート有りと面白くも珍しい構成で猪木信者の方なら私のように十分楽しめるのではないでしょうか。
すごくプロレスらしいし猪木っぽかったと思いますよ。
そもそもですよ、
たかが2時間足らずの劇場作品1本で、アントニオ猪木を語り尽くそうなんて、作り手にはおこがましい話だし、
たかが2時間足らずの劇場作品1本で、アントニオ猪木の歴史を網羅したり生涯を総括しようなんて、観客にも欲張り過ぎな話じゃないですか。
批判されて当然だし、期待外れで当然の映画作品だったとは思いますよ。
でもそういう、ちょっと胡散臭くて、けっこう雑に荒削りで、それでも暑苦しさがあって、それが世間様やガチ勢からもブーブー言われるのって、ある意味むっちゃ猪木っぽいなって、思うんですよね。
「アントニオ猪木なら、ホウキとでも良いプロレスができる」って言う人もいるように、「こんな映画に対して、あなたはどんなプロレスができますか?」って話じゃないかと思うんですよ。
格闘技ではなくプロレスファンなら、勝った負けた、強い弱いの奥にドラマを読み取って熱くなれるでしょ。
作品としての巧拙の奥に、猪木ファンは何を探し出せるかってことなんじゃないですかっていう。
やたらと非難轟々のドラマパートですけども、そのダサさと強引さ、それでもやっぱりグイグイ来る感じ、それこそプロレスらしいなと、ちょっとウルっとかしちゃいましたよね。
産廃業者で働いてるくたびれた安田顕が、猪木引退ロードのベイダー戦を観て、泣きながら「ガンバレ!ガンバレ!」って呟くシーンあったじゃないですか。
あれ、猪木に対するガンバレじゃなくて、こんな自分に対するガンバレ!ですよね。映画好きのあなたならそんな演出余裕で理解できたでしょ?プロレスの魅力って、すげーそれなんですよ。
プロレスファンは、猪木ファンは、猪木やレスラーの体を借りて、自分を応援できるんですよ、ガンバレ、ガンバレって。そんでプロレス会場から出て、また自分の明日をがんばって戦えるような気分になるんです。プロレスって、猪木って、こういう力があったんだよって、けっこう端的に教えてくれてるなと感心したんですけどね。
僕が探して見つけたアントニオ猪木はこんな感じでしたけどね、いかがですかね、、、
アントニオ猪木をさがして
【ピロシの映画レビュー②④】
猪木教信者歴50年のワタクシ!
日比谷のtohoシネマズで鑑賞して参りました!
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題名 アントニオ猪木をさがして
⚫︎監督
和田圭介
三原光尋
⚫︎製作
筒井竜平
若林雄介
⚫︎出演者
アントニオ猪木
棚橋弘至
⚫︎公開
2023年
⚫︎上映時間
107分
⚫︎製作国
日本
⚫︎ジャンル
ドキュメンタリー
猪木少年は、家族と共にはるばる日本は横浜からブラジルに移民として旅立ちました。そんな異国の地での働きぶりを当時同じ場所で働いていた日本人がポルトガル語で懐かしそうに語ります。
スーパースター力道山が市場でスカウトするっていうのもドラマティックですよねー。今で言うと力道山はどんな存在だろうか?いないかな。
帰国した後は師匠からの執拗ないじめ、今なら絶対問題視されるようなしごき、暴行されながらもレスラーの階段を登っていくわけですが。
あ、そのあたりも含め、数あるエピソードの殆どは映画では全く触れられておりません笑
結局のところ猪木は見つかったのか?
映画の評価と内容についてはあれこれ言うまい😅2時間弱ではアントンの歴史を伝えるには尺が短すぎるということですね。どんな角度から作っても賛否両論出てしまうのかと。
ひとつ猪木ベイダー戦がフィーチャーされていたのが良かったです。
本作の解釈は、アントニオ猪木一流の謎かけということにしておこう!
私の中のファザーであり
メンターでありました。
ありがとうーーーーーーーー!
プロレスとは、比類なきジャンル。
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アントニオ猪木ドキュメンタリー
アントニオ猪木をさがして
映画館 OSシネマズ神戸ハーバーランドで鑑賞
パンフレット入手
猪木は「ことば」が魅力
「馬鹿になれ。とことん馬鹿になれ。恥をかけ、とことん恥をかけ。かいてかいて恥かいて、裸になったら見えてくる。ほんとうの自分が見えてくる。本当の自分が笑ってた。それくらいに馬鹿になれ」
1990年、第1次湾岸戦争の数カ月前に サダム・フセイン大統領(当時)のイラクがクウェートに侵攻。クウェートにいた日本人をイラクに連行した。
女性と子供は先に開放されたが、夫は人質のまま
イスラム教に改宗したことで、ムスリムの思いがわかる日本人とされた。
41人の日本人の解放に貢献したとされている
空港に参集した妻たちは、歓喜して、「いち、に、さん ダー」と掛け声えを上げた。
その時あの掛け声は、妻たちの提案だったということが、この映画で分かった。
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