アダミアニ 祈りの谷

劇場公開日:

アダミアニ 祈りの谷

解説

チェチェン紛争で「テロリストの巣窟」の汚名を着せられた東ジョージアの山岳地帯パンキシ渓谷で暮らすチェチェン系ジョージア人「キスト」の人々を3年間にわたって記録した、日本・オランダ合作によるドキュメンタリー。

戦争で2人の息子を失ったレイラは、娘マリアムや両親とともに、美しい庭のあるゲストハウスを営んでいる。彼女の従兄弟アボは、旅行者をコーカサスの山へ案内するガイドの仕事をしている。戦士の一族に生まれたアボもまた、戦争による重いトラウマにさいなまれていた。2人は戦争で荒廃した谷から負のイメージを払拭するべく、ポーランドから来たバルバラと旅行会社を作ることに。しかしある日、パンキシ渓谷出身の青年がテロ容疑で殺害され、新たな分断が生まれてしまう。

2010年にパンキシ渓谷のキストの人々と出会いドキュメンタリー制作を始めた竹岡寛俊監督の長編初作品。タイトルの「アダミアニ」とは、神が最初に創造したアダムを語源とするジョージア語で「人間」を意味する。

2021年製作/120分/G/日本・オランダ合作
配給:アークエンタテインメント
劇場公開日:2023年12月1日

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(C)2021 ADAMIANI Film Partners

映画レビュー

3.5渓谷

2023年12月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

壮観な景色が拡がっていてとてもテロには結び付かず、何が如何のかよく分かりませんでした 潜伏しやすいとか近いとか地理的なアドバンテージが有ったのかな 多民族でキリスト教✕イスラム教もあり、とても複雑、解説が欲しかった。悪いイメージを払拭するべく奮闘する女性達 レイラさんいつも何か料理していて美味しそうでした、ゲストハウスもいつもお花が咲いていて部屋が綺麗✨ガイドのアボさんほとんどいつも羊を捌いていました 何かちょっと観光案内的なムービーな気がしました。植樹にこれからだという気持ちが込められているのかな

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ゆう

3.5テロリストの巣窟と言われた東ジョージアにて

2023年12月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

敵対するジョージア兵とチェチェン兵が負傷し、民間人に保護され同じ家で静養する映画『みかんの丘』が好きなのですが、

その映画と同じジョージアが舞台で、チェチェン紛争、テロリストの巣窟、の言葉が並んだ紹介文を読み、観てみました。

もっと紛争の映像が使われているのかと思ったら、昔の紛争の映像は少しで、思ったより明るくハートフルな内容。

メインは現在であり、負のイメージを払拭しようとする現在の人々を収めています。

いろいろ考えさせられますね…

ドキュメンタリーですが、下手な劇映画より面白かった。

ドキュメンタリー映画として、評価は4寄り3.5です。

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RAIN DOG