映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)のレビュー・感想・評価
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作品の出来というより、当事者が見てどうなのか…といったところに評価は大半つきる
今年88本目(合計1,180本目/今月(2024年3月度)6本目)。
(ひとつ前の作品「ARGYLLE アーガイル」、次の作品「おまえの親になったるで
」)
基本的にアニメ作品は見てもレビューはしないのですが、ここでは評価も色々割れていた一方で、音楽がテーマという事情もあって(小さいころに楽器をやっていたので)見に行ってきました。まぁ、去年も見てるんですが…。当然、映画館の中はお子さんのほうが多いかなといった印象の入り方ですが、そりゃ当たり前だし、その限りにおいて「多少うるさい」ということはあるのも承知済みといったところです。
作品はもうここでもタイトルでもわかるように「音楽」がテーマで、あまりこう、従来の作品にあるような冒険性があるような内容では(直接的に)ないのがややこう、作品として難しいのかな…といったところです(いわゆる情操教育といっても、3歳や4歳から音楽教育まで回る家庭は珍しいのではと思える。私は7歳から12歳まで)。
かつ、家族で見に行くことが明確に想定できる作品であるのに、大人でも聞き取りに苦労するような日本語が登場する(後述)のが厳しく、こりゃ難しいんじゃないのかなぁというところが多々あります。
もっとも大人が見る分に関しては音楽という普遍的なものにターゲットをあてた点などは、時代がかわっても変わらない評価になるような普遍的テーマを扱ったのだろうということはわかるし、そのわかりにくい日本語(話し方)が存在するのも「ある程度」推測はできますが、ターゲット層がどうか…なので…。
なお、映画内でのいくつかの描写はほぼ回収されます(ダミー描写はほぼない)。かつ、ターゲット層の想定が明確なので、この拾い方もかなりわかりやすいかなといったところです。
採点に関しては以下の通りです。
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(減点0.3/(想定視聴者に対して)日本語が難解な部分がある)
後半、舞台が映ってからの「この地を統べる…」という部分は、「すべる」で「統べる」、つまり「統治する」の意味ですが、この読みは高校での学習範囲です(よって、高校入試には出せない読み方になる)。かつ、日本において高校の漢字学習は事実上スルー扱いなので(←興味がある人は漢検を受けましょうにしかなっていない)、ここは家族でみる場合でも大人でも詰まりうるんじゃないかな…といったところです(「すべる」で「統べる」を充てられるというのが難しい。熟語であれば類推もできる)。
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(減点なし/参考/小学校で習うリコーダーについて)
小学校の指導要領には「リコーダーを学習せよ」とはなっておらず、「リコーダー等」となっていますが、現在ではプラスチックによる大量生産ができ、かつ個人が個々に持てる手軽な楽器という事情から、事実上それが日本全国のスタンダードになっています。
リコーダーは歴史のある楽器で、バロック式(イタリア式)とジャーマン式(ドイツ式)がありますが、日本の初等教育で扱うリコーダーは通常後者です。これは、指の動きがわかりやすいという事情です。逆に言えば、変化記号(シャープ、フラットが付く音)は例外がでますが、小学で学習する範囲の音楽の授業ではそのような音楽は通常回避される(教科書にのらない)という事情があります。
また、中学以降になると音楽でリコーダーが扱われることはなくなるものの、個人で音楽として続ける場合、バロック式で習うのが普通になるので(出せる音の範囲が広くなるという実際上の制約から解放される)、ここで指の動きを再度学習しなければならず、この点がかなりわかりづらく、リコーダーが「小学音楽としてしか扱われていない楽器になっている」という事情はこうしたものです(分類上はオカリナ等と同じ扱いで、汎用性があり、学習先の「あて」がある楽器に流れることも実際上はあります)。
(減点なし/映画館帰責事由/混みすぎるのに極端にクーポンを渡す趣旨が不明)
ドラえもんのように明確にお客さんが入るような作品では、一般の入場開始時間より早くなりますが(大阪市の映画館では通常10分前が多いが、それに対して早くなる)、そのような作品で、さらにデリバリークーポンなどを全部配るのも、契約上の問題なのだろうとは思いますが、実際問題、家族連れで来るのに子にまで配ってどうするんだろう(民法上、子供は勝手にそういったデリバリーを頼めないし、家族で人数分配っても当然、1枚しかきかない)といったところです(まぁ、この点は趣旨も理解しますが…)。
音楽が良かった
なるほどという解決法
2024年劇場鑑賞50本目。
最新映画を語ろうというLINEグループで新宝島以来の傑作と言われたのでハードルを上げすぎたのが良くなかったのか、そこまででもないな、という感想ではありますが、ただ一点、のび太が演奏において足を引っ張ってみんな(主にジャイアン)にお前演奏すんな、みたいな事を何度か言われます。ネタバレにもならない、みなさんの想像通り最終的にみんなで演奏するのですが、みんなの出した結論が素敵で、子供たちにこの映画を見てここが心に残ればいいな、と思いました。ただ、非常に残念なことにはっきり誰かが「こうこうこういうことなんだね」と言うわけではないので、行間をまだ讀めない子どもたちには届かなそうです。もったいない・・・。
余談ですが今回の敵、マクロス7の熱気バサラなら一人でなんとかしちゃうんだろうなと思って観ていました(笑)
わさドラ映画の新境地
純粋に楽しめた
題名的には面白くなさそうだなーと思いながら子供にせがまれて鑑賞。確かに、ちょっと弱いなと思う所もありながら、いつもの冒険的な感じと一風変わっていて、かなり楽しめた。
できないのび太に合わせて皆がセッションする部分は、親の立場になったからか、普通に泣きそうになってしまった。
音楽は皆をその時だけでも幸せにする力があると思う。単純なテーマで、普通に感動してしまった。
しずかちゃん、あなた縁がないって言われてるのよ?
音楽がテーマということでひたすら音楽に関連したワードや名前が飛び出してくる。
音楽にたいしての興味を引き出すようなつくりではあった。
だけどさ、やけにのび太くん以外聞き分け良すぎない?
とくにしずかちゃん、あなたバイオリン好きじゃなかったかしら?
わたしバイオリンが良かったわ の一言が欲しかった。
子供に対して下手なやつには才能や縁がないと突きつけているかのような
あまりの現実に一瞬ドキっとしてしまった。
そして、バイオリンが大切だということをすっかり忘れたかのように
スネ夫くんにもっていかれ、残念がる様子もない。
人間らしさが無いなーと…
あとストーリーラインはちょーっと無理筋な気も…
去年が良かっただけに残念さがのこった
駄作ではないが、良い点を探すのも難しい
近年の映画ドラえもんは八鍬監督作品のような旧作をベースにキャラクターの掘り下げを行った作品や、今井監督+川村元気や山崎貴のSBMなどストーリー性に振り切るなどなど
結構攻めた作品が多い印象でしたが、
今作は、その、なんというか、コメントが難しい作品でした。
近年、ちょっと受け入れがたいキャラクターの言動があったりして
こんなのありえない!と思う作品がいくつかありましたが、
本作は決してそんなことはなく、
前半の何気ない描写が後半の重要なシーンにつながったり、旧作のオマージュを入れ込むなど
真摯に作られてはいるように思えました。
ただ、ストーリーにテーマ性がなく
いくつかのコンテンツが先にあって、無理やりそれらをストーリー仕立てに仕上げたような印象です。まるでゲームのチュートリアル。
前半は本当に「ここでこの技を使うとギミックが動くよ」的なテロップが出てきそうでしたし、
後半でも何かよくわかんないまま色んなキャラクターのところにお使いに行かされて
なんで行ったのかわかんないままストーリが進んでいくRPGのよう。
敵との戦いや音楽の楽しさ、のび太の成長など主軸の据えれそうな要素はいろいろありましたが、
結局どれも表面をなぞるだけで観客が感情移入したり、厚みのあるストーリーに仕上がるわけでもなく・・・。
PROアカウントの方もおっしゃってますが、深く考えずに見るのがいいのかなと・・・
心と気分はどらえもん。
原っぱでリコーダーを吹くのび太の前に現れた髪の白い謎の少女ミッカとの話。
音楽会向けてに練習するも…上手く吹けないリコーダーが嫌でどらえもんの道具“あらかじめ日記”に「音楽がなくなる」と書いた事で…、その日宇宙から降ってくるノイズ胞子に侵食され始める地球…。
ここ最近のどらえもん映画って、テーマは壮大な感じだけど…声優さんばっかに力を入れて内容に引き込まれない、やはり小さいお子様向けなのかな。
コンプライアンス的な事を意識してこういう感じの作品が多めになったのかしら?
大山のぶ代さんが声優の頃の作品って、もっとストーリーもしっかりしてたし、笑えたし、怖かったんだけだ、何か観てても何とも感想が出てこないのよね、それとも自分が大人になってしまったからかな。
前のどらえもん映画のレビューでも書いたと思うんだけど、どらえもん映画と言ったらやっぱ「どらえもんのび太のパラレル西遊記」が一番好きだね怖さと面白さとで!
前作に引き続きオリジナル素晴らしい内容
今回も見てきましたドラえもん!!
私の大好きな音楽の題材だったのですごく楽しみにしてました〜
すこし、前作のユートピアみたいに泣かされないだろうなんて思ってた過去の私を殴りたい。
やっさり、ドラえもんとのび太の絆はいつもうるっときちゃいます。
今日はメタサウンドで観てきたのでクライマックスの迫力はやばかったです。
伏線回収のひみつ道具、あらかじめ日記はわかったけどもう一つのひみつ道具は見破れなかった。
来年春の魔法学校?もすごく楽しみです!
ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)
世界の音は素晴らしい
戦わない為の力
音楽っていいね
近年でダントツ、、、
ファミリー層向けかな?
のび太の努力に凄く感動した。
伏線回収もさすがドラえもんって感じ。
ひみつ道具で大冒険!って感じのストーリーでは無かった。
映画ドラえもんは悪役が必ず存在し、いつものメンバー達でひみつ道具を駆使しボスを倒して終わり!(語彙力)って感じですが、そっち系の方がハラハラするしドラえもん好きな私としてはそういうほうが良かったかな。
音楽がテーマなので仕方の無いことかもしれないけどね。小さい子供たちはそっちの方が受け入れやすいのかな。
エンディング後1番最後に、2025年春公開決定とお知らせがあった。その中には魔法使いの格好をしたドラえもんとお城が映っていた。
となると魔界大冒険が思い浮かんだが、過去にリメイクされていたので、来年は魔法のテーマの完全オリジナルかな?
今回の映画で1番謎でした。笑
音を楽しむ120分
ほんわか、ファミリー向けだけど華やか
近年の時事ネタ、考えさせられる大人なドラえもんからは一旦離れたthe・ドラえもんという雰囲気の映画で、子供でもワクワクしながら観ることができると思います✨
しかし、有名な作曲家や音楽が端々に出てきたりと音楽好きにはたまらない深めの設定になってもいます🎶音楽に関するクスッと笑える小ネタも結構挟まれています。
ストーリーでは相変わらずのび太くんがまっすぐで涙腺が緩みました…明確な悪役がいない分、フラットな気持ちで観ることができると思います✨
終わりは大団円、壮大かつ幸せいっぱいでした。
子供に向け 音楽のユートピア
前作の「空の理想郷」より理解しやすい物語です。かなり子供に向けると思います。前作はユートピアの反対側なら 本作は童話のような世界観で音楽の良さを述べています。個人的にユートピアみたいだと感じます。悪役の対立は重くなくてのび太の成長や彼たちの個性の表しは最も魅力的な所だったと思います。駄作ではなく親子にお勧め致します。
以上は個人の主観的な考え方です。もし 不愉快な気持ちを与えさせられるなら誠に申し訳ありません。
音楽の心地よさに睡魔が…
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