「明るくて爽やかな痛快アクションに大満足!」コンフィデンシャル 国際共助捜査 三輪さんの映画レビュー(感想・評価)
明るくて爽やかな痛快アクションに大満足!
少し前に観た、インド映画の「パターン」に似た設定でした。まさに都市の3キロメートルの範囲の人間が、毒ガスで全員死亡するという危機を、わずか3秒前に阻止できたというもので、まさに「パターン」のドキドキものと同じ緊張感を味わいました。アメリカ、韓国、北朝鮮の3国のヒーローが、悪(娘と妻を韓国に殺されたと主張する男)に勝つというシンプルなストーリーです。とても明るくて爽やかで楽しいアクション映画でした。イケメン2人に普通の人(3枚目?)が大活躍するのですが、イケメン2人に挟まれたユ・ヘンジが、最後にはとても素敵な勇者に見えるから不思議なものです。冒頭から躍動感のある音楽が流れますので、気分は上がっていきます。そしてアクションシーンは、なぜかものすごくわかりやすいのです。また、途中でドタバタ喜劇のようなシーンが差し込まれますが、特に韓国の女性は美人が多いけれど、性格は非常に強い?としか思えませんでした(笑)。けれどその女性の一人(ユナ)が、北朝鮮のイケメン(ヒョンビン)の心をしっかりと掴むところ、とても微笑ましく思えました。そして二人のハッピーエンドについホロリとしてしまいました。これこそエンタメの楽しい終わり方なのでしょうか。
追記
悪党から奪取した1兆円の使い道については、ユニセフを通して食糧危機の北朝鮮に援助するということで一件落着しましたが、その発想の豊かさに脱帽です。
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