劇場公開日 2023年10月13日

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月のレビュー・感想・評価

全205件中、201~205件目を表示

4.5日本最高峰の役者達が素晴らしい

2023年10月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

テーマやストーリーに賛否はあるかと思いますが、作品としては素晴らしく、宮沢りえはいつもながら完璧で最高。迫真の演技だった「湯を沸かすほど〜」同様に代表作になりそうです。オダギリジョー、二階堂ふみの抑えた演技にしびれ、磯村勇斗は狂気すら感じる圧巻の演技で最高でした。サ道の時のイケメン蒸し男クンの時くらいから恐るべき成長力ですね。オダギリジョーの作る(設定の)モーションストップアニメもとても素晴らしかったです。大手作品でないこと取り上げにくい題材であることから番宣も難しそうで興行収入は厳しそうですが(頑張ってほしいが)石井裕也監督には今後も期待大です。角川原作だからか昨年9月14日にオリンピック関連疑惑にて逮捕されたKADOKAWA会長の角川歴彦がエンドロールの最初に出てきて違和感があった。

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tomクルー

4.0生きる、とは。

2023年10月13日
スマートフォンから投稿

とても引き込まれて食い入るように観ました
実際の事件の悲惨さから、そこに関しての思いを語れるほどの語彙力はないのですが…

「月」というタイトルが、最後にそこにそうくるのかと、なんとも言えない気持ちになった。
全体を通してずっと画面が暗く、だからこそ最後の明るい未来を示す様な光に違和感すら覚える

磯村くん、私の中の2023年最優秀助演男優賞です!二階堂ふみさんの異質な感じもいいし、わずなか出番で心を持っていく高畑淳子さんよ…

鑑賞後数日間「あの歌」が頭から離れませんでした

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なごん

4.0人の尊厳

2023年10月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

難しい

試写会で鑑賞させて頂きました。観終わった後も心に人としての尊厳とは何かを重く考えさせられる映画でした。

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モコママ

5.0絶望の彼方

2023年8月28日
PCから投稿

石井裕也脚本監督。極限に追い詰められた人間の、本音と建前を剥き出しにさせられる。回答が無い、という回答が許されない追い詰められ方を、観客に強いる。宮沢りえ、二階堂ふみ、オダギリジョーも素晴らしいが、なんといっても磯村勇斗が凄い。この四人は演技賞レースを席巻するのでは?もちろん石井裕也氏も脚本監督ダブル受賞あるかも。

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t2law

4.0黒いカラスの夢と月

2025年4月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

難しい

「♪目覚まし時計は 母親みたいで 心がかよわず」
きいちゃんと 洋子は 宮沢りえさん
認められない者は 要らない者
まるで継母からみた 白雪姫

「♪とまどう僕には なんにも出来ない だから」
洋子 陽子(二階堂ふみ) 魔法の鏡
森の奥に 変装して 抹消しに行く
林檎を携えた継母のような さとくん(磯村勇斗)

「♪呼吸も止められ 身動きできずに 夢見る旅路へ だから」
昌平(オダギリジョー)の うれしさ
さとくんの 達成感
洋子の 使命感

ちょっと強引に
『白雪姫』(グリム童話)の物語に 当てはめながら
『東へ西へ』(井上陽水)の歌詞と からめてみました

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Don-chan