「回転寿司」月 うんこたれぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
回転寿司
津久井やまゆり園事件をあくまでモチーフとして作られた作品(原作は辺見庸)
事件から十年経っていないので、まだ記憶が生々しい凄惨な事件
理想と現実が常に観客に突き刺さる作りで、主演の宮沢りえが事件を起こす磯村勇斗との対話を通して自問自答するシーンは個人的に心に響く
また二階堂ふみは不安定な役柄をやらせると、相変わらず観客の心をかき乱して素晴らしい
終始重い展開が続くが、ラスト宮沢りえとオダギリジョーの回転寿司屋のシーンで多少救われる
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