「過去と向き合うこと。」6月0日 アイヒマンが処刑された日 ks skyさんの映画レビュー(感想・評価)
過去と向き合うこと。
クリックして本文を読む
アイヒマン処刑の裏側には多くの人の葛藤があったという話と受け取った。
死刑制度が今の所存在し、火葬が常識の日本人としては、イスラエルには死刑は存在せず、ユダヤ教の戒律から埋葬は土葬であるという当地とのギャップをまず把握しないとこの話についてはイマイチ分からないと思う。(自分も調べるまで何となく火葬NGだよなというくらいしか知らなかったが)
そう考えるとナチスの、処刑した挙句遺体を燃やすという2度もユダヤ人蹂躙する悪逆非道ぶりが際立つ気がする。
色々な立場でこの処刑に関わった人が出てくるが、衝撃の舞台裏というよりは、一瞬のインパクトは大きくないがじわじわと深く広く広がっていく感じがあり、観ている時より観終わって振り返った時に感じることが多い映画だと思う。
コメントする