劇場公開日 2023年9月8日

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「謎の映画」6月0日 アイヒマンが処刑された日 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5謎の映画

2023年9月19日
PCから投稿

シリアスな実録タッチのサスペンスを期待しましたが、何だかよくわからないことだらけの謎の映画でした。
アイヒマンはおろか政府の人間も殆ど登場せず、周囲の民間人しか出てこないので、最後まで混乱しました。

・使い走りの少年がいつの間にか焼却炉のスペシャリストになっていた謎。
・民間の工場がどんな経緯であんなに重要な焼却炉を受注したのか?背景の説明がなく、政府関係の人物が出てこないので謎。
・所長等の幹部が出てこないで、制服の普通の刑務官の一人が収容所の一切を仕切っている謎。
・あれほどの超大物収監者の取り扱いが、素人集団に任されているかのように見える謎。
・途中、突然ポーランドに舞台が移って、収容所で辛酸をなめた男の話が始まるが、焼却炉の話には何のつながりもなく、意図が不明の謎。

要するに背景の説明がないのでイスラエル人以外には、ストーリーが破綻していて意味不明、何をいいたいのか??????の十乗でした。

越後屋