「シルヴィ・バルタン」栗の森のものがたり ひろちゃんのカレシさんの映画レビュー(感想・評価)
シルヴィ・バルタン
各カットがそのまま絵画みたいで魅了された。室内シーンは余白としての暗がりが効果的で、きっと監督はフェルメールとかカラヴァッジオとかが好きなんだろうなぁ。これだけでも観てよかった。
内容はまさに寓話であるが、文化的背景の差、例えば「東方三賢人」のような言葉が惹き起こすイメージの広がりが平均的東欧人に比べて少なくとも評者はずっと小さいことでモヤモヤする場面が少なくなかった。
ところで、スロベニア語で「息子」を”sin”と綴るとはなかなか意味深。
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