いつもうしろにのレビュー・感想・評価
全4件を表示
喪失による思い出の旅へと誘われる
光と影、揺れるカーテン、鏡とドア、風に吹かれる草原と樹々、木漏れ日、懐かしい教室と廊下、真っ青な空と海、波打ち際、浜辺での遊戯といったカットとシーンの積み重ねによって、喪失による思い出の旅へと誘われます。
研ぎ澄まされながらも、緩やかな時間の流れがどこか懐かしくて心地よく、クスっとさせながら、傷ついた心を優しく包み込んでくれるような映画です。田中さくら監督が見ている“世界”に入り込んでみたくなるでしょう。
コメントする (0件)
共感した! (0件)
共有の難解さとその輝きを伝えたい作品
田辺弁慶映画祭、受賞作の併映作品として撮り下ろされたばかりの本作。
心象描写の多い受賞作(前作)に対して、こちらはより洗練した脚本と見受けられる。
そこに作家性を感じると同時に、単純な心象描写の説明や単純なストーリーテリングを省いていきたいという意図を強く感じた。
記憶の中にある好きな景色を思い出し、気付き、心を揺らされた。
若い感性に敬意を表します。
萌えないごみ
大学を卒業して2年して一人暮らしを始めた男性がパンダに出会う話?
自分は事前にあらすじ紹介を読んでいなかったけれど、あらすじ紹介をみないと主人公の背景は愚か断捨離していたことも引っ越したこともブラジルに行ったのが別れた彼女だったことも解らないなんだこれ状態の中、家の前に着ぐるみパンダ?しかもブラジルに旅立った女の子?
まった〜〜〜〜〜りテンポで振り向けばヤツがいる的な感じを繰り返し、思い出?未練?心変わり?…あーノスタルジーか。
で何を見せたかったのかは結局全然わからなかった。
ということで舞台挨拶をみる気にもなれず、早々に退場してBARに向かいましたとさ。
全4件を表示