もしかしたら私たちは別れたかもしれないのレビュー・感想・評価

香港帰りの飛行機内で視聴。切なくておもしろかった。韓国映画のこういう情緒好きです。飛行機の韓国映画セレクションて、だいたい好み。

116本目。
ふたりのマエストロ、観ようと初の109シネマ行ったら、何じゃこの価格！
そっか、そう言う意味のプレミアムと納得。
調べなかった自分が悪いけど止めて、止めてこちらに変更。
対象的な2人だけど、優柔不断は共通か。
この性格の女性はキツイなって、それはお前がだろうと。
でもやっぱ、男が悪いだろうと思うんだけど、正直な所、女心が分からない。
それが分かれば、苦労しないんだろうけど。
切なさは伝わってくるし、なんかラブソングだなって。

今年281本目（合計931本目／今月（2023年8月度）20本目）。
（参考）前期214本目（合計865本目／今月（2023年6月度まで））。

いわゆる恋愛を描く映画なのねということはわかりますが、日韓と異なる文化を参照しているのか、一か所か程度わかりづらいところがあります（日本の文化を応用してみた場合）。ただ、字幕通りに呼んでも変な展開にはならないし、字幕ミス？と思える点はあるとしても、字幕が丁寧で85%以上伝わりたいことは伝わってきました。

いわゆる「イルイルドラマ」（日本ではおよそ「１時間テレビ」に該当する）から発達した韓国ドラマ（冬ソナなりの展開。１時間という制限上、ものすごく長かったりする）に興味があればぜひ、といったところでしょうか。

採点に関しては特に減点対象まで見出しにくいのでフルスコアにしています。

思ったより良くて、この感じは結構好きかも！空気感が好き！

韓国映画ってやっぱり凄い。何気ないラブストーリーなんだけど上手く面白くできてる。邦画ならきっとあくびをしてしまいそうな物語なのに。

無邪気で温厚で不器用な彼は、きっとマイペースに笑って生きることがあっている。
彼女はしっかり地に足をつけながら自分を持って生きていく。
そんな2人の生き方と恋愛を交えた物語に2時間没頭させられました。
何気ないサントラ、韓国の住宅街、沁みりました。

最後の終わり方も良かった。

お互いに心底では、必要性を感じているけど、違うタイミングで、違うことを考え始めると、歯止めが効かなくなってしまうのですね。最初は彼女が完璧で、彼氏がダメダメな感じがありましたが、最後の方になってくると、そうでも無いのかなあ？という感じでした

仕事も収入も無いダメ男！仕事も収入も奥さんも居るダメ男！だいたい彼を支える為に好きな絵を諦めてまで一緒に居る必要があるのか？長い間一緒に居ると馴れ合いになってしまうのか？以前なら我慢出来た事が我慢出来なくなっていくのか？考えさせられました。

多分、既婚の男性は刺さらない作品かも。
未婚の女性の方には共感出来る部分があるかもしれない女性好みの作品って感じ。

ぶっちゃけ観賞後には何も残らなかった(笑)
時間がある時にネット配信で見た方が良かったのかも。

美大で知り合い付き合う事になったジュノとアヨン。
公務員を目指すも何度も試験に落ちるジュノ。
そんなジュノの為に美術の道を諦め不動産の仕事をしてジュノを支えるアヨン。
三枚目風なキャラで勉強もしないジュノと容姿端麗のアヨンのバランスが悪すぎる(笑)

この不釣り合いな二人が別れ、新たに出会った異性がお互いの身の丈に合ったナイスカップルって感じ(笑)
ジュノとアヨンが付き合っていた時は笑顔は無かったけど、新たに出会った相手との笑顔が多目の多幸感が印象に残る。

この先にあっと驚く展開に期待するものの呆気なく終わってしまった感じ。

本作は自立する女性と男性のダメダメ感を表していたのか？
疑問が残ります( ´∀`)

コメディタッチの軽い作品かなと思って観たのだが、案外ずっしり沁みてしまった…
自分の夢(でもないか。目標？)を諦めて彼の夢の実現を応援してるのに彼はイマイチ…
観てると、こいつホンマに駄目やな、どこが良くて付き合ったんだろう？と思うのだけど、いやいやきっと最初は花束みたいな恋をしたはず。描かれてないけど。
そう。コレは韓国版・大人版の「花束みたいな恋をした」の後半戦なのでは。なんか観終わってそう考えてたらどんどん切なくなってきたわ…
でも本作の白眉は(以下ネタバレ)…
主演の二人のリアリティ溢れる演技でしょうね。もう二度とはよりを戻すこともないんだとそう思い至る終盤とラストはホントに切ないしほろ苦い…
ここまでの目にあわないと絵を再開できないものか、ということも含めて。

アヨン役のチョン・ウンチェさんが美しくてチャーミング。あと、アンナ役の子は『The Witch 魔女』の殺人マシンの子だよね。

美大で出会い、恋人になったジュノとアヨンだが、30歳を過ぎても公務員浪人生のジュノは、ろくに試験勉強もせずに配達のバイトをしてるくらいで、遊びぼうけていた。生活のため美術の道を諦めて不動産会社に就職し、生計を担っていたアヨンは、ジュノの怠慢さに我慢の限界に達し、ケンカ別れしてしまった。お互いを忘れるべく、アヨンは自身のキャリアを高め、ジュノは友人のもとで働き始めた。そんな中、それぞれに新たな出会いがあり・・・てな話。

ジュノがヒモみたいでイライラした。試験勉強を必死でやってて受からないならまだしも、未成年からタバコをくすねたり、日常品を買うためにアヨンからカードをもらってたり、と脛かじりの高校生みたいでホント冴えない。
アヨンも学生時代からの付き合い、って言ってたから15年くらいか？なかなか別れる決心がつかなかったのだろうけど。
お互いがうまくいかなかったのを相手のせいにしだしたら、別れるのが正解なのかも、って思った。
新たな出会いは、アヨンにとっては残念で、ジュノにとっては自業自動、って思った。
で、あのラスト。男はまだ未練タラタラだが、女はキッパリ過去のことになってるんだな、と対照的なところを見せたかったのか？
韓国映画の割にはモヤっとした作品だった。
アヨン役のチョン・ウンチェはそこそこ綺麗だったが。

ずっと別れ話。

まずは友達にもこの映画を見てもらい、

ストーリー展開とか、その後のこととか
（何か期待して良いのか全くダメなのかとか）

話したい

基本的に、好きな映画

成りたい(自分のやりたいこと)夢をいつまで追いかけるのか　いうことを投げかけている
彼氏の公務員となる夢を叶えてあげるために、大学生から付き合っている彼女は画家になる夢を諦め不動産屋に勤務　煮え切らない彼を追い出し、不動産に客できた社長と良い雰囲気になるが、実は妻子持ちで男性不信に…
男性はというと、大学生の彼女が出来るのだが…
男性は田中圭の雰囲気のある男優で、ほおっておけない感を醸し出す
元彼女はその後夢にリチャレンジして成功するけど…
人生何が糧となるかは知らんけど、彼女は男性不信をバネに頑張ったんだと思う
離婚をバネに頑張れるのか…そんな映画を観てみたい